三島市在住39歳女性会員Rさんが、成婚退会の手続きにきてくれました。
お相手は愛知県在住36歳。
活動期間3年4か月(内、交際期間6か月)で成婚退会です。

仕事がひと区切りついたタイミングで、36歳の時に入会されました。
責任あるポジションで、ここ数年は仕事中心の生活を送ってきました。
ただ、このままでは仕事だけで人生が終わってしまう。
結婚も出産もできないまま年齢を重ねていくことに危機感を覚え、自ら希望して管理職から一般職へ異動しました。

時間にも気持ちにも余裕ができた今こそ、婚活のチャンス。
静岡で口コミの評判が高かったエンマレッジさんに、入会をお願いしました。
ただ、活動を始めるにあたっては、不安もたくさんありました。
地元が静岡ではないこと、年齢のこと、これからの仕事との向き合い方。
何を基準にお相手を選べばいいのか、自分でもよく分かっていませんでした。
静岡県東部に住んでいると、西部は少し遠い。
一方で、関東の方からは「静岡は遠い」と思われることもあります。

さらに、心のどこかには「いつか地元の愛知県に戻りたい」という気持ちもあり、自分がどこで、どんな方と結婚したいのか、希望条件もまだフワフワしていました。
そんな私にYumiさんが言ってくれたのは、
「今、分からないことは、無理に答えを出さなくていい」
「いろいろな人に会っていく中で、自分の答えが見えてくるから」
ということでした。
最初から条件を固めすぎるのではなく、まずはいろいろな方に会ってみること。
そうアドバイスをいただき、積極的にお見合いをしていくことにしました。
Rさんは国立大学の大学院卒、大手企業にお勤めのいわゆるバリキャリ。
それでも、これまで築いてきた立場に執着することなく、「これからは仕事だけではなく、自分自身の人生にもきちんと向き合いたい」と考えていました。
また、お相手の経歴は気にせず、お人柄重視とのことでした。

入会後、思っていた以上にお見合いのお申し込みをいただきました。
そして、2回目のお見合いで交際になった方がいました。
お相手は家庭の事情で高校を中退され、年収は300万円ほどでしたが、趣味も合い、交際は順調に進んでいました。
ただ、Yumiさんから、
「お二人は学歴や年収にかなり差があるけど、本当に大丈夫?」
「ご両親は心配されない?」
と確認されました。
当時の私は、そこまで年収や経歴にはこだわらず、人柄が良い方なら前に進めると思っていました。
また、エンマレッジさんの成婚エピソードでよく見る、「入会してすぐに出会い、そのままトントン拍子に進む」流れに、自分も乗っているような気がして、少し舞い上がっていたのだと思います。
それでも一度親に話してみると、案の定、心配されました。
そこで初めて、このまま話を進めていいのか、私自身にも迷いが出てきました。
彼は「二人の気持ちが大事」と、前向きに成婚へ進もうとしてくれていました。
ただ、彼と結婚する場合、私は今の会社を退職することになります。
その話をしている中で、彼から
「退職金はいくら出るの?」
と聞かれました。
その瞬間、それまで前向きだった気持ちが、スーッと冷めてしまいました。
今思えば、金額を聞かれたこと自体ではなく、私が仕事を辞めることへの不安や気持ちよりも、まずお金の話が出てきたことに、違和感を覚えたのだと思います。

その後も、いろいろな経歴の方とお会いする機会をいただきました。
年収は年齢相応にあればいい、学歴もそこまで大きくかけ離れていなければいいと思っていました。
ところが、実際にお会いすると、
「自分の方が年収も低いし……」
「頭の良い方だから緊張します」
など、相手の方から自分を下げるような言葉を言われることが何度かありました。
私は条件の差そのものを気にしていなかっただけに、そういう言葉を聞くたびに、少しがっかりしてしまいました。
年収が自分より高いかどうかよりも、
「今は負けているけど、いつか楽させてやる!」
くらい、前向きに言ってくれる人はいないのかな、と思っていました。
Rさんは穏やかで、人柄もとても柔らかい方です。
相手を経歴や年収だけで判断しない、という考えもRさんらしい良いところです。
ただ、それがかえって交際を難しくしていた部分もありました。
結婚は、楽しく話せるだけではなく、これからの生活、子どものこと、お金の使い方、働き方など、現実的な話をしていく必要があります。
もちろん、経歴が近ければ必ず価値観が合うわけではありません。
それでも、学んできた環境や仕事への向き合い方、金銭感覚などが近い方が、将来について話した時に感覚が合いやすいことはあります。
逆に、Rさん自身は気にしていなくても、相手の男性がその差を意識してしまい、必要以上に引け目を感じてしまうこともありました。
条件を気にしないことと、条件を見なくていいことは、少し違います。
Rさんの場合は、ここを整理していくことが、お相手選びの一つのポイントになっていきました。
エンマレッジでの活動も1年を過ぎ、お見合いや交際を繰り返す中で、ようやく自分には「こういう人じゃないと難しい」ということが見えてきました。

一つ目は、ある程度自由を尊重してくれる人。
一緒に生活するうえで、細かな制約が多い相手とは難しいことが分かりました。何でも自分の思い通りにしたいわけではありませんが、お互いに妥協点を探しながら、きちんと話し合える人がいいと思うようになりました。
二つ目は、自立している人。
どちらか一方に任せきりにしたり、相手に委ねすぎたりする関係ではなく、それぞれが自分のことを自分で考えながら、必要なときには支え合える関係が理想だと感じました。
三つ目は、居心地の良さ。
一緒にいる時間は楽しくても、会ったあとにどっと疲れてしまう相手とは、長く生活していくのは難しい。無理をせず自然体でいられることも、自分にとっては大切な条件だと分かりました。
また、この期間に家族に不幸があり、親のいる愛知県の近くで暮らしたいという気持ちもはっきりしました。
入会した頃は、自分でも何を基準に相手を選べばいいのか分かっていませんでしたが、実際にいろいろな方と会い、交際を経験したからこそ、少しずつ自分の答えが見えてきたのだと思います。
彼女の活動期間が長くなった理由の一つに、お相手探しを愛知県の方に絞ったことがあります。
遠距離でのお見合いや交際になるため、どうしても会える回数やデートに使える時間は限られます。
また、複数の方と同時に交際するのではなく、一人ひとりと丁寧に向き合う活動を続けていました。
効率だけを考えれば、もっと多くの方と並行して会う方法もあったと思います。
ただ、Rさんにとっては、数をこなすよりも、一つひとつのご縁をきちんと見極めることの方が大切でした。

活動を始めて3年近く経った頃、1通のお申し込みが届きました。
お相手は、同じ愛知県出身の3歳年下の方でした。
自分からだったら、年下の方には申し込んでいなかったと思います。
でも、「せっかくだし、とりあえず会ってみよう」と、お見合いを受けることにしました。
実際に会ってみると、趣味も合いますし、少しシャイなところも自分と似ているように感じました。
「ぜひ、もう一度会いたい」
迷うことなく、そう思えた方でした。

入会した頃の私は、男性との交際経験も少なく、お見合いやデートでどう振る舞えばいいのか、何を聞けばいいのか分からず悩むこともありました。
でも、3年間いろいろな方とお会いし、Yumiさんからその都度アドバイスをもらってきたことで、聞いておきたいことや、早めに確認しておいた方がいいことが、自分の中ですっかり整理されていました。
そのため、初回のデートで、結婚を考えるうえで確認しておきたいことは、ほとんど聞くことができました。
彼の答えにも、大きく引っかかるところはありませんでした。
以前なら「何を聞けばいいんだろう」と考えていたのに、この頃にはもう、自然に会話の中で確認できるようになっていました。
2回目のデートでは、彼が三島まで来てくれました。
初回から2週間ほど間が空きましたが、お互いに筆不精ながらも、LINEでやり取りを続けました。
3回目のデートも、その約2週間後。
条件や結婚生活についての話はスムーズにできていましたが、会う間隔がどうしても空いてしまうため、「異性として彼を好きになれそうか」「自分の気持ちは上がっているのか」という部分は、なかなか判断しづらいところがありました。
そして4回目のデート。
会話は変わらずスムーズなのに、なかなか真剣交際の話になりません。
Yumiさんからも、
「次のデートで真剣交際の話に進むか、しっかり話し合っておいで」
と言われていました。
私も真剣交際に進みたい気持ちはありましたが、彼より年上ということもあり、自分から切り出すことに少し抵抗がありました。
「きっと彼から言ってくれるだろう」
そう思って待っていましたが、なかなか言ってくれません。
このままでは進まない・・・・・。
Yumiさんからも言われていたことを思い出し、思い切って、
「私は真剣交際に進みたいと思っている」
と自分から伝えました。
すると彼から、
「自分もです」
という答えが返ってきました。

さらに、
「断られたらどうしようと思って、言い出せなかった」
「実は、お見合いの時から一目惚れでした」
とまで打ち明けてくれました。
まさか、そんなふうに思ってくれていたとは。
とてもうれしかったです。その日、初めて手をつなぎました。
彼がとても嬉しそうにしていたのが、今でも印象に残っています。
その後は、真剣交際チェックリストに沿って話を進めていきました。
結婚後の生活については、それまでのデートの中で大方の話はできていたため、特に大きく引っかかるところもありませんでした。
彼の方からも、
「親御さんへの挨拶、いつにしようか」
と聞いてくれたので、結婚に向けて前向きに考えてくれていることが伝わり、安心しました。
また、話を進める中で、彼は自分の相談所から十分なサポートを受けられていないと感じており、ほとんど自力で活動していたことも分かりました。
その点については、Yumiさんがお相手相談所との間に入って話をつないでくださり、親への挨拶からプロポーズまで、必要な段取りを整理しながら進めてもらいました。
プロポーズは自宅で、
「一緒に指輪を見に行こう」
という言葉でした。
そして、指輪が完成したら、改めてもう一度きちんとプロポーズしてもらえることになっています。
エンマレッジでの3年4か月に及ぶ活動を振り返っていただきました。
思っていた以上に時間はかかりましたが、あきらめずに続けていれば、結果につながるのだと思います。
途中、家族の不幸があり、休会を考えたこともありました。
でも、休んでしまえば、その分ゴールも遠くなる。
母からも、
「細々でもいいから、活動は続けなさい」
と背中を押してもらいました。
そして結婚が決まった彼は、両親も喜んでくれる方でした。
それも、私にとってはとても嬉しいことでした。
また、活動中は健康と婚活のために17キロのダイエットもしました。

痩せてからプロフィール写真も撮り直したところ、お見合いの成立率もかなり上がりました。
年齢は上がりましたが、お申し込みをいただく数が大きく減ることもありませんでした。
Yumiさんからこの3年間でいただいたアドバイスは、今でも全部覚えています。
どれも無理なことではなく、私自身も納得しながら、素直に実践することができました。
皆さんがおっしゃるように、無理に結婚や交際を勧めるような営業的な対応はせず、その人に合った進め方を一緒に考えてくれる、誠実な仲人さんです。
いつも的確なことを言ってくれて、私のこともよく見て、理解してくれていました。
河原崎さんからも、
「せっかくダイエットを頑張ったんだから、写真も撮り直した方がいいよ」
と声をかけてもらい、それも嬉しかったです。
これまでお見合いした方から、それぞれの相談所の話を聞く機会もありましたが、エンマレッジさんは、コンプライアンスやルールの面でもとてもしっかりしていて、安心して活動できる相談所だと感じました。
私の性格にも、エンマレッジさんのやり方が合っていたのだと思います。
3年間、本当にお世話になりました。
3年4か月は、決して短い活動ではありません。
でも、その間にRさんはたくさんの方と会いながら、「自分にはどんな人が合うのか」を少しずつ整理できたことは大きかったと思います。
条件を広く見ていた時期もあれば、うまくいかない交際もありました。
それでも活動を止めず、ダイエットや写真の撮り直しなど、自分で変えられるところにはきちんと向き合ってきました。
だからこそ、最後に出会った彼とは、初めから必要な話を自然にすることができたのだと思います。
「お見合いの時から一目惚れでした」
そんな彼と、ご両親にも喜んでもらえる結婚が決まったこと、私も本当に嬉しく思います。
Rさん、長い間、本当にお疲れさまでした。
末永くお幸せに。
美味しいお菓子もありがとう〜















