静岡市43歳女性会員のAさんが、
お相手は浜松市の47歳。
活動期間6ヵ月半、(内、交際期間5ヵ月)で成婚退会です。
入会のきっかけは、
母からエンマレッジさんの広告を見せられたタイミングで、
その時点でエンマレッジに運命を感じていましたが、結局お話を聞きに行ったのは、それから1年後でした。
実はAさん、以前に別の結婚相談所で活動していましたが、
エンマレッジさんにも話を聞くだけのつもりで伺いましたが、
40歳を過ぎるまで何故独身でいたのか、自分に自信がなく、恋愛では消極的な態度ばかりしてきたこと
悩んだり迷ったりした事は、”やらない”という選択してきたこと。
Yumiさんは私の話を聞いたあと、
「Aさんはご縁がなかったわけ
その言葉が深く胸に刺さり、少し凹みましたが、やってみよう!
自分の年齢でお申込みがくるのか?
Aさんの心配をよそに、お申し込みは100件以上届いていました。しかし、入会して1ヶ月を過ぎても一切行動を起こしていませんでした。
お申し込みは沢山頂けましたが、当初自分が希望していた条件の男性は1人もいませんでした。
年齢は40代、年収600万以上、容姿を条件に入れていましたが、ほとんどが50代か自分より年収の低い人ばかり。
写真の雰囲気もピンとこないので、悩んでいたところ、Yumiさんから心配する電話が掛かってきました。
「写真の印象や雰囲気は、Aさんが想像したもので実物とは違うの。私に騙されたと思って、まずは会ってみて」
その言葉に背中を押され、その中でも良さそうな方にお見合いOKの返事をしました。
待ち合わせに現れたのは、写真の雰囲気とは全く違った人でした。
プロフィールではスマートな印象でしたがヨレヨレのスーツを着た、ちょっとだらしない雰囲気。
お見合いなのにこの格好??と驚いてしまいましたが、Yumiさんが言っていた「悩んでいるより会ってみる」の意味が理解でき、不思議と心が楽になりました。
ここから、人が変わった様に積極的にお見合いを受けていく様になったAさん。
2人目も残念なお相手だった様ですが、もう悩んでいる様子はありませんでした。
今回、結婚が決まった彼は3人目のお見合い相手でした。
初対面から話しやすく、お見合いの1時間が気づかない程話が盛り上がりました。
終了際に「運命の人はこの人かもしれない・・・・」と思ったほどです。
この後も決まっているお見合いが数件ありましたが、Aさんの中では彼の存在がどんどん大きくなっていたので、お返事に悩む事はありませんでした。
ただ入会前に「私は直感で物事を決める事はしません。特に結婚は一生の事なので慎重に決めたい」と仰られたので決断を急がせる事もしませんでした。
初回のデートは、入会時に聞いていたエンマレッジ流デート方法を実践しました。
友達に会う様な感覚で楽だったこと、今までの自分ならもっと構えて素など見せないのに、彼とは自然に話せていました。自分でも不思議な感覚でした。
また、2回目のデート前にもYumiさんからのアドバイスを受け「結婚前提の交際なんだから、前進出来る様な話をすること」を意識して、生活のリズムや仕事についても質問してみました。
気まずくなる事もなく、彼も積極的に話をしてくれました。
帰り際「又会ってくれますか?」と聞いてくれるのも、私との交際を前向きに考えてくれていると嬉しく思いました。
ただ、彼から”結婚”というワードを出す事はなく、心のどこかで「彼はまだ他の人と会いたいのかな?」と疑ってしまう自分もいました。
Aさんが彼と向き合う中で、もう1つ懸念している事がありました。
それは子供の事。
Aさんも全くいらないワケではありませんが、彼や彼のご両親が絶対欲しいと言われると自信がありません。
勇気を出して、「年齢的に子供は難しいと思うけど、どう考えているの?」聞いてみました。
すると、彼から「子供が出来るかどうかは、女性側だけの問題じゃないよね。自分が原因の場合だってある。欲しいといえば欲しいけど、絶対条件にしていたら君じゃなくてもっと若い人に申し込んでいるよ」と言ってくれました。
この言葉が、彼と前に進む勇気になりました。
真剣交際に進む話が出た時、一瞬Aさんに迷いの声がありました。
実は今までお見合いしたのは、全部申し込まれた相手であって、自分が申し込んだ相手は全滅だったこと。
やり残した感があるんだけど・・・との事だったので「今の彼に不満や不安があるなら、無理に真剣交際に進む必要はないけど。欲の部分で言っているなら、彼を失う可能性がある事を承知の上で決めてね」と言った途端「あ、大丈夫です。このまま進めます。」との事でした。
仕事では年齢的にも責任のある立場で、常に気を張っていました。
でも、彼はいつも計画的に事を進めてくれ、自分が頑張ったり、仕切ったりしなくていい。
彼に任せていても何も不安じゃないし、話し合いも出来る。それがなんて楽なんだろう、と改めて彼の大切さを実感できました。
あれだけ心配性で用心深く、感情的に物事決める事はしないとまで言い切ったAさんが、入会から6ヶ月、交際5ヶ月で成婚退会を決められたのは何だったのでしょうか?
初めて会った時から完全に彼のペースでした(笑)
とにかく口調も穏やかで、順序だてて子供に諭すように話すので、反発心も湧かず自然に彼のペースにのってしまいました。
また、デート中に彼の車のドアに傷をつけてしまった時も、弁償したい私の言葉を制止して
「2人で行ったデートなんだから、君だけの責任じゃないでしょ?僕は責めてないんだから、もうこの話は終りね?」と受け取ってもらえませんでした。
彼の懐の大きさにはかなわないなと思いました。
エンマレッジさんには大変お世話になりました。
交際3ヶ月・6ヶ月の話を最初に聞いた時には、期限内に答えを出せる自信はなく無理だと思っていました。
しかし、5ヶ月で自然に答えが出せました。
河原崎さんには何度かお見合いに立ち会ってもらえ、本当に安心できましたし、Yumiさんには幾度となく相談しては、核心をつくアドバイスをもらえました。
この年齢になると後輩の指導はしても、指摘される事が少なくなってきます。
アラフォーの婚活が難しいのはそこに気づけない事、それを気づかせてくれた事にとても感謝しています。
甘える事、頼る事に慣れていない方は、仲人に何を相談したらいいのか、どう頼っていいのか分からないという方もいます。
Aさんは心配性が功を奏して、比較的何度も相談に乗る事が出来ました。
正直、ここでの活動に苦労らしい苦労はなく、1番悩んだのは入会前の1年です(笑)
最初の1歩、踏み出す勇気がなく、1年無駄にしてしまった事は本当に後悔しています。
また、「相談所が恥ずかしい」「同僚に見つかってしまうかも?」という不安も、入会してしまった後は正直どうでもよくなりました。
それよりも、迷った挙句タイミングを逃す事、勇気が出せず止まってしまう事の方が問題だったと思います。
私は勇気を出してエンマレッジさんにお世話になって本当によかったです。
6ヶ月という短い期間でしたが、良いご縁に恵まれて本当によかったです。
退会した後日、彼と一緒にご挨拶に来てくれたのも嬉しかったです。
いつまでもお2人仲良く、お幸せにね~
美味しいお菓子をありがとう~