静岡市在住、38歳女性会員Pさんが成婚退会の手続きにきてくれました。
お相手は愛知県在住の公務員の男性。
活動期間6か月(内、交際期間3か月)で成婚退会です。

静岡市で医師として働くPさん。
前の結婚では生活の拠点は関西にありましたが、Pさんは仕事の都合で静岡へ単身赴任されていました。
ただ、二人が離婚に至った理由は、「離れて暮らしていたから」という単純なものではありませんでした。
医師としての仕事は忙しく、どうしても仕事を優先する生活になっていました。
もちろん、自分にも至らないところはあったと思います。
結婚当初は、仕事に理解を示してくれることがありがたかったですし、家を空けることへの負い目もありました。
ただ、少しずつ、彼が自分の収入を当てにするような生活になっていきました。
私は、そういう関係を望んでいたわけではありません。
恋愛結婚だったこともあり、お金についてきちんと取り決めをしていなかったことも、今振り返ると良くなかったのだと思います。
それからも、彼の浮気やDVなど、いろいろなことがありました。
外ではとても優しい人だったので、離婚の相談をしたくても、周囲にはなかなか理解してもらえず、とても辛かったです。
正式に離婚の手続きが済んだ時、不思議と「もう結婚はこりごり」という気持ちにはなりませんでした。
前の結婚のことで、自分の人生まで立ち止まってしまうのは嫌でしたし、年齢を考えると、やっぱり子どもは欲しい。再婚もしたいと思っていました。

ちょうどその頃、職場でも「結婚相談所で出会って結婚した」という話を聞くことが増えていました。
私は地元が静岡ではありませんし、仕事柄、出会えるコミュニティも限られています。
その点、結婚相談所は自分には合っているかもしれないと思いました。
前の結婚を経験したことで、今度はどんな相手と、どんな結婚生活を送りたいのかも、以前よりはっきりしています。
そう考えると、条件を確認したうえで出会える結婚相談所は、私にとって効率のいい方法だと思いました。
エンマレッジさんは、職場の同僚から話を聞いたことに加え、口コミ一つひとつにも丁寧に返信されていて、会員さんとの向き合い方がイメージできました。

詳細は省きますが、前の結婚では相当大変な思いをされていました。
ただ、お話をしていく中で感じたのは、Pさん自身がとても優しいこと。
いえ、少し優しすぎるくらいでした。
「相手に合わせたり、受け入れたりすることができる分、知らないうちに相手を甘えさせすぎてしまうところもあるのではないか」
「優しいことと、相手の問題まで受け入れてしまうことは違う」
その点をお伝えすると、少し驚かれた様子で、
「前回のこともあって、相手を見極めることにあまり自信がなくて」
とのことでした。
Yumiさんの指摘に、ドキッとしました。
私はもともと、YES・NOをはっきり言うことが苦手で、
「こんなことを言っていいのかな」
「嫌な思いをさせたくない」
という気持ちが先に立ってしまい、自分の感情を抑えることが癖になっていました。
だからこそ、今度は自分だけで判断するのではなく、必要な時にはプロの目で厳しく指摘してほしい、とお願いしました。

バツイチでアラフォーの自分に果たしてお申込みはくるのか?
自信がなかったので、希望条件をゆるめてしまいましたが、驚くほどたくさんのお申込みをいただくことができました。
最初にお見合いした相手は、オンラインお見合いを希望されました。
早い段階でお申し込みをいただいたこともあり、初回だし、まずはオンラインで会ってみよう。
本当に、そんな軽い気持ちで受けました。
まさか、その方が結婚相手になるとは、夢にも思っていませんでした。
画面越しに見る彼は、正直、可もなく不可もなくという印象。
年齢も近く、年収も800万円以上。収入差はありましたが、依存される心配はありません。
仕事にも、やりがいとプライドを持って取り組んでいる様子が伝わってきました。
私からは、医師という仕事に理解があるか、家事を完璧にはできないけれど、それをどこまで求めるのか。
彼からは、今後、愛知県へ異動することは可能なのか。
短い時間ではありましたが、お互いにとって譲れない条件だけは、最初に確認しました。

まだ一人目のお見合いだったので、この人が本当に自分に合うのか、この時点ではまだ判断がつきませんでした。
入会した時にYumiさんから
「生理的に無理じゃなければ、もう一回会ってみたら」
と言われていたことを思い出し、まずは一度会ってみようというくらいの軽い気持ちで「交際希望」を送りました。
初回デートでは、彼がレンタカーを借りて静岡まで来てくれました。
お店の予約も、デートのルートも、地元ではないのに丁寧に調べてくれていて、
しっかりしているな、自分が頑張らなくていいって、こんなに楽なんだ、と感じました。
そういえば、前の結婚相手とのデートは、行き先もすべて彼の気分で決まり、予約や支払いは全部私でした。
今回の彼は、こちらがお金を出そうとしても、
「そのくらい頑張らせてください」
と受け取ってくれませんでした。
そんなふうに言ってもらえたことが、素直に嬉しかったです。

彼のプロフィールでは、希望するお相手は「初婚」となっていました。
お見合いの時に念のため、
「私、再婚ですけど……大丈夫ですか?」
と聞いてみたところ、
「大丈夫です」
と答えてくれただけで、その後も特に何も聞いてきませんでした。
さすがに2回目のデートで、私の方から
「離婚のこと、聞いてくれて大丈夫ですよ」
と話を振ってみました。
すると彼は、
「過去は過去、全然気にならないです」
「気にするなら、これからのことです」
と言ってくれました。
それでも、私が原因で離婚したと思われるのは嫌だったので、結局、自分から前の結婚について説明しました。

3回目のデートの帰り際、彼から「真剣交際に進みたい」と言われました。
その時の私は、「ここでOKしなければ、この交際は終わってしまう」と勘違いしていました。
本音では、
「まだ3回しか会っていないのに?」
という気持ちもありました。

でも、そこでまた私の悪い癖が出ました。
相手の気持ちに合わせてしまい、その場でOKを出してしまったのです。
後からYumiさんに報告すると、
「まだ複数交際中だよ」
「これからお見合いも残っているよ」
と指摘されました。
私自身、真剣交際のルールをきちんと理解できていなかったことに加えて、彼の気持ちの強さにも押されてしまい、「NO」と言えなかったのだと思います。
Yumiさんから
「迷いがある時は、その場で答えを出さなくていい」
「『少し考える時間が欲しい』『仲人さんに相談したい』と言えば大丈夫」
と言われました。
そして今後は、同じことを繰り返さないためにも、デートが終わったら毎回電話で報告することを約束しました。

Pさんの場合、「男性を見る目」以前に、自分の違和感をきちんと口にできるかも大きな課題でした。
ただ、彼に魅力を感じていたのも事実です。
頼りがいがあり、デートも自然にリードしてくれる。
世界中を旅する行動力や判断力もあり、尊敬できるところがたくさんある。
Pさんは、「隣にいて安心できる」と話していました。
ほかのお見合いや交際を整理し、お二人は真剣交際に進みました。
いただいた真剣交際チェックリストも、嫌がることなく、むしろ楽しそうに一緒に確認してくれました。
前の結婚では、こうした大事だけれど少し重い話は、あえて避けていたところがありました。
特にお金の話は毎回喧嘩になっていたので、こういう話をきちんとできる人なんだ、と分かったことは本当に嬉しかったです。
5回目のデートで、
「これからも一緒にいてほしい」
とプロポーズされました。
その流れで婚約指輪の話になったのですが、彼の一言にショックを受けました。
「婚約指輪はいらないよね?」
え?
どういう意味?
私が再婚だから「必要ない」と思ったの?
それとも、私の方が年収が高いから、もったいないと思ったの?

そんなことが頭の中をグルグルめぐり、家に戻ってすぐYumiさんに電話しました。
すると、
「なんでそこで聞かなかったの?」
「聞けばいいじゃない」
確かにそうなんですが・・・・とグチグチ言っている私に、
「この電話を切って、今すぐ彼に電話」
「『私は、たとえ小さなものでも欲しいと思っている』って、正直に伝えてきなさい」
と背中を押されました。
勇気を出して、彼に電話しました。
「指輪はいらないよね」と言われた時、とても悲しかったこと。
いただけるなら、私は欲しいと思っていること。
それを正直に伝えました。
すると彼は少し驚いて、以前、私が「普段あまり指輪をつけない」と話していたので、何か別のものを贈るつもりだったと話してくれました。
そして、自分の言い方が悪く、悲しい思いをさせてしまったことも謝ってくれました。
誤解が解けて、ほっとしました。
そして何より、今までの私だったら、絶対にこんなことは言えなかったと思います。
「年収の高い自分が、指輪が欲しいなんて言うのは厚かましい」
「再婚なのに、そんなことを望んではいけない」
そんなふうに、自分で勝手に我慢する理由を作っていたと思います。
でもYumiさんから、
「本音も言えないような人と結婚するの?」
と言われた時、本当にその通りだと思ったのです。
後日、このことを彼と話した時、
「モヤっとした時は、遠慮しないでどんどん聞いて」
と言ってくれました。

その後、親御さんへの挨拶に進みました。
Pさんの親御さんは、前の結婚でも胸を痛めていたようで、再婚についてもとても心配されていたそうです。
ただ、彼に会い直接話したことで、安心してもらえたとのことでした。
エンマレッジでの6か月の活動期間を振り返ってもらいました。
今度こそ慎重にお相手を探そう。
たくさんの方に会ってから判断しよう。
そう思っていたので、まさか最初のお見合い相手と結婚することになるとは、夢にも思いませんでした。
時間をかければ、際限なくいろいろな方に会うことはできます。
でも、自分の年齢や現実的な価値観を考えると、「合う人」はたくさんいそうで、実際にはなかなかいないものだと思います。
お見合い一人目で決めてしまっていいのか、不安もありました。
その時、Yumiさんから、
「お見合いは一人目だけど、これまで何人も何十人も異性を見てきたでしょ?」
「しかも、一度結婚もしている」
「その経験から出した答えじゃないの?」
と言われました。
その通りだと思いました。
今まで出会った人の中で、一番しっくりくる人。
医師としての私ではなく、素の私でいられる人です。
エンマレッジさんには、本当に、本当にお世話になりました。
仕事柄、報告のお電話が22時を過ぎてしまうことも多かったのですが、毎回親身になって話を聞いてくれて、私の気持ちを整理してくれました。
自分では気づけない視点。
家族や友達とも違う、冷静な視点。
アドバイスの一つひとつにいつも納得でき、その通りに活動してきました。
時には、自分にとってハードルの高い課題もありました。
でも、それをやらなければ次に進めないことも分かっていました。
Yumiさんからいただいたアドバイスの一つひとつを、これからの結婚生活にもつなげていきたいと思っています。
短い期間でしたが、本当にありがとうございました。
成婚退会おめでとうございます。
Pさんの婚活で大きかったのは、「相手を見ること」だけでなく、自分の気持ちをきちんと伝えられるようになったことだと思います。
迷ったらその場で答えを出さない。
モヤっとしたら聞く。
欲しいものは、欲しいと伝える。
婚約指輪の一件も、本音を伝えたことで誤解が解け、彼がきちんと話し合える人だということも分かりました。
お見合い一人目での成婚ですが、勢いで決めたわけではありません。
これまでの経験があったからこそ、「この人なら」と判断できたのだと思います。
「医師としての私ではなく、素の私でいられる人」
そんな方に出会えて、本当によかったです。
いつまでもお二人仲良く、お幸せに。















