【ご成婚】37歳女性：理想の条件からの解放！〔静岡市＆静岡市〕

37歳女性会員Pさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は43歳、静岡市在のBさん。
活動期間1年6ヶ月（内、交際期間6ヶ月）で成婚退会です。

30歳を過ぎた頃から、親からも熱心に「結婚どうするの？」と言われる様になりました。

仕事も一段落したので本気でやってみようかなと、いくつかネットで検索した時に、エンマレッジさんのブログを発見しました。

エンマレッジさんは、ひとりひとりの会員さんと丁寧に向き合っているのが分かって、入会を決めました。

 

実はPさん、結婚相談所に入会すればすんなり結婚が決まるものだと思っていたそうです。

甘かったです（笑）

お申し込みも、そんなに多く届いた実感もありませんでした。


今思うと、自分の中で理想的な人がいて、そういう人からの申し込みは殆どなかったので、そんな印象になってしまったんだと思います。

 

実際、Pさんにも沢山の申し込みが届いていました。

ただ、もらったお申し込みの殆どに「違う」と感じてしまった様です。

では、どんな方が理想だったのかというと・・・。

性格や見た目がおおらかそうな方、そして収入の高い方を希望していました。

たまに、理想に近い方とのお見合いも成立しましたが、自分の話ばかりで私には全然話を振ってこなかったり、すぐに自分の話題に変えてしまう方が多く疲れてしまいました。

私も場を盛り上げようと沢山質問したのも悪かったのですが、お相手は楽しかった様で「交際希望」を頂きましたが、私は全然楽しい気持ちになれませんでした。

 

Pさんからお見合いや交際の報告が届いていましたが、誰との交際にもあまり気が乗っていないのはこちらにも伝わってきました。

 

1年近く活動していると、自分の理想とする条件の方は、自分を選んでくれないと薄々感じる様になりました。
でも、自分の理想は捨てられず、こだわってしまう。


お金も、顔も、、それじゃいけないのも、それが全てじゃない事も分かっているのに。

この時期が1番苦しくて、退会も考えました。

また、人に凄く気を遣ってしまうので、色々な人に会う仕組みの婚活スタイルは、自分に向かないかもと思いました。

もしかしたら、他人の存在が駄目なのかも？1人で生きていくしかないの？とまで思い詰めてしまいました。

 

そんな、追い詰められていた状態の時、1通のお申し込みが届きました。

それが今回結婚の決まった、Bさんです。

 

正直、条件は理想通りの方ではなかったです。

「もう退会するつもりだし、最後のお見合いにしよう！」とお受けする事にしました。

条件でいえば、入会したばかりのタイミングだったら、お断りしていたかもしれません。

写真の彼は髪もフサフサで穏やかそうな笑顔で、優しそうな印象でしたが、実物の彼は髪は短く（ほぼ坊主）、強面でビックリしました。

 

ただ、お話ししてみると、意外と会話が弾みかなり盛り上がりました。

彼からも積極的に話題を振ってくれ、気も遣わず自然に会話が成立するのが新鮮でした。

今までは、勝手に盛り上がって楽しそうにしている方はいましたが、今回は二人一緒に楽しめたと感じるお見合いでした。

 

Pさんにとって初めてといっていいくらいの、楽しいお見合いでしたが、ここから新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されました。

お仕事が医療系という事もあり、特に外出などは厳しい状況だった様です。

 

初回のデートは、お見合いから1ヶ月後になりました。

主に電話でやりとりしていましたが、通常であれば1ヶ月も会えない方とは、数回のやりとりで途切れてしまっていましたが、彼とはテンションが下がらずノンビリしたペースでコミュニケーションが取れました。

 

また、2回目のデートも私が体調を崩したせいで、さらにそこから3ヶ月後になってしまいました。


お見合いから４ヶ月経っても、お見合いを入れて2回しか会っていない私達でしたが、不思議と焦りなどはなく「しょうがないね」という感じで、なぜか落ち着いた気持ちでいられました。

 

会費を払って婚活している方にとって、交際相手と4ヶ月で2回しか会えていない場合、殆どの方が交際終了の決断をします。

しかし、この二人は電話は2週間に1回している事、1度の電話で3時間近く話している事、お互いが好意を持っている事は確認しているので、私も半信半疑で交際を見守る事にしました。

 

自分でもとても不思議でした。

今までなら、会えないでいると「もう、めんどくさいな」「相手にも悪いし終了しようかな」と思ってしまうのですが、彼はあっけらかんと「大丈夫だよ、仕方ないじゃん？」と言ってくれ、その言葉がとても温かく、安心できました。

もちろん、電話でも結婚観の話はちゃんとしていました。

そこまで条件が合わない事もなく、言いたいことも言い合えていました。

彼の事をどんどん好きになっている自分にも気づき、割と早い段階で「この人かも」と思っていました。

 

 

成婚退会の時にお聞きしましたが、交際期間は6ヶ月ですが、実際にお会いしたのはまだ5～6回。

あんなにマイペースで慎重なPさんが、気持ちが途切れる事なくたった数回で結婚を決められるのが不思議でした。

 

ここでの活動で相手の条件にこだわりすぎてしまい、素の自分でいられなかったのが、とても苦しかったです。

体調が悪くても無理して会ったり、嫌われないように頑張って笑顔を作ったり。

理想の条件の方なのに、自分の心が全く満たされていない事に気づきました。

 

彼には「体調が悪い」と素直に言えるし、彼も「じゃあ、今回は他の用事するから、ゆっくり休みな」と言ってくれ、素直に甘えることができます。

当初こだわっていた条件も、今となっては全く気になりません。

結婚は生活、毎日の事を考えると居心地の良さが1番です。

結局、当初描いていた理想の条件の相手は、自分には合わない事に気づけたこと。

こんなに優しい人は、2度と現れないだろうと実感出来たことで、今回成婚退会を決めました。

 

会員さんの活動を見ていると、理想の条件が譲れずに活動に時間が掛かってしまう方もいれば、Pさんの様に早目に軌道修正出来る方もいます。

時間を掛けて理想通りの方に出会う可能性もあるので、私はどちらも応援しますよ！

 

結婚相談所での活動は、入会前に考えていたほど甘いものではありませんでした。

でも、エンマレッジさんでの活動は、自分的にはやりやすかったです。

Yumiさんは「ルールを守ってくれれば、あとはどんな風に活動してくれてもいいよ」と言われていたので、特に厳しくいわれたり、うるさく言われたこともなく、とても助かりました。

自分で考えてやりたい方なので、随分好きにやらせてもらったと思っています（笑）

 

Pさんの体調が悪く中々連絡が取れないこともありましたが、お相手のBさんもエンマレッジ会員だった事もあり、伝言を伝えてもらった事もありました。

PさんとBさんのカップルは、正直同じ会員でありながらとても意外でした！

でも、Pさんを愛おしそうに見つめる彼の目の優しさや、彼を心から信用しているPさんの笑顔に、何だかこちらも幸せを分けて頂いた気分です。

Bさんのエピソードはこちら

いつまでもお二人仲良くお幸せにね～

美味しいお菓子もありがとう〜