愛知県名古屋市在住、男性会員Kさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手も同市内、31歳の方。
活動期間１年８ヶ月（内、交際期間３ヶ月）で成婚退会です。
婚活アプリでの活動に、限界を感じた事が入会のきっかけでした。
転勤族という事もあり自然に任せた交際ではなく、最初から結婚を前提に向き合いと思っていました。
ただ、アプリは目的違いの方も多く、お付き合いしても「まだ、結婚は考えていない」「そのうちしたいけど、今じゃない」と言われてしまいました。
活動する場所が違っている事に気づき、結婚相談所を検討する様になりました。
エンマレッジさんの実績や皆さんの成婚エピソードを参考に、こちらでお世話になりたいと思いました。
爽やか好青年のＫさん。入会時には静岡市在住でした。
遊びでお付き合いするつもりはなく、温かい家庭を持つのが夢だったそう。
転勤の多い仕事の方は、交際に長い期間を掛ける事が難しいので、相談所を利用する方が多い印象です。
ただ、アプリでの実績を考えると、自分の条件がそこまで高くない事は分かっていました。
本当にこれでお見合いが組めるのか・・・・少し不安がありました。
登録後、思っていた以上に反応が良く、順調にお見合いが決まりました。
やはり、結婚相談所に登録している方の方が、結婚に対する意識も強く真面目な方が多かったです。
ただ、本当の苦労はここからでした。
交際になっても２～３回で終わってしまう事が続き、時間と費用が掛かることに不安を感じていました。
真剣交際寸前まで進んだ方もいましたが、相手の反応に違和感を感じていました。
自分が悪いのかと思い、相手に合わせる努力もしましたが、何か食い違っている、噛み合っていない気がしていました。
そんな悩みをYumiさんにすると、
「無理していい人にならなくていいよ。」
「Ｋさんが気をつかわないと成立しない交際は、結婚したって幸せにならない」
と言われ、ハッとしました。
他人同士なのだから、食い違いは当たり前のことだと思い込んでいました。
自分が我慢すれば先に進める、もっと相手に合わせればうまくいくと思っていましたが、そうではなかった。
うまくいかない焦りから、成婚退会する事が目的となってしまい、「自分に合った相手」「幸せになれる結婚」を意識出来ていませんでした。
結果、彼女からお断りの返事が届きましたが、残念な気持ち半分・ホッとした気持ち半分、不思議な感情でした。
真面目で優しい方なので、相手のペースに合わせすぎてしまい、無理をしているのが私にも伝わってきました。
早い成婚を目指すのはいいのですが、成婚する事が目的ではなく、自分に合った相手を早く見つける事を目標にしないと後悔することになります。
その後、転勤が決まり「名古屋」で再スタートを切る事になりました。
静岡県に比べ会員数は一気に増えましたが、その分ライバルも多いので、さらに状況は厳しくなりました。
ただ、静岡の女性は親元を離れたくない、という方が多いので、転勤の話をすると、交際のテンションが下がるのを感じましたが、愛知の女性は比較的柔軟だったと思います。
また、会員数が多くなると、色々なタイプの方がいました。
お見合いを勝手に３０分で終えようとする方、質問に答えるだけで自分からは聞いてこない方、お見合い中にスマホをちょこちょこ見たり、周りをキョロキョロ見て視線を合わせてくれない方まで。
何の為にこの人は、自分と会っているのだろう？と疑問に思う事もありました。
マスクで顔の表情もわかりにくく、
会員数が増えれば活動がしやすくなる訳ではないのが、婚活の難しいところです。
あきらめずにお申込みを続けていたところ、思いがけない出会いがありました。
お申込みのきっかけは、彼女のPR文でした。
過去の大変な経験を乗り越えたお話が、とても胸に刺さりました。
正直に本心を語っている、人の痛みのわかる方だというのが伝わってきました。
お見合いOKのお返事が来た時は、嬉しかったです。
実際の彼女は、文章以上に真面目で誠実な女性でした。
お見合いの段階から結婚観のお話が自然にでき、婚活に対する向き合い方も自分に合うと感じました。
初回のデートで、彼女から「まず、敬語はやめましょう」と提案があり、結婚を前提にお会いするのなら、最初からオープンで向き合いたいと言われました。
結婚の障害になる要素があるなら、早めの決断が良いという考えの方で、
２回目のデートも同様で、雑談の中からも彼女の考え方や丁寧な生活の様子が伺えました。
長時間一緒にいても会話が途切れず、無理して会話を探すこともなく、自然でいられたのが心地良かったです。
お互いに別の人との交際は考えていない事も確認していたので、真剣交際に進むことにしました。
2回のデートで既に意気投合はしていましたが、勢いで進めるのではなく、ここからの時間をゆっくり掛けていこうと話し合った様です。
複数交際や仮交際にズルズル時間を掛ける方がいますが、結婚の判断は「真剣交際」後に時間を掛けて向き合った方が良いのです。
お二人はここから、成婚退会まで20回以上デートを重ねていったのです。
真剣交際に進んだ事もあり、ここから手を繋いだり、腕を組んだりとスキンシップも交えて時間を過ごしてみました。
気持ちが少し近づくことで、以前話した条件の話もより深く話す事が出来ました。
自宅に招いてお互い料理を振る舞ったり、スーパーに一緒に買い物に行ったり、食後に散歩にも行きました。
今まで見れなかった彼女の一面が見えた気がしました。
結婚するなら時期はいつ頃がいいのか、その前に両親への挨拶なども、デートしながら話し合いました。
また正式な挨拶の前に彼女家族と私、私家族と彼女と紹介がてら食事をし、どちらも終始和やかな雰囲気で、結婚への後押しにもなりました。
その後も、2人で家具を見に行ったり、生活必需品も少しづつ買い揃えていきました。
本当ならもっと前にプロポーズ・成婚退会も出来ましたが、最初に2人で決めていた目標がありました。
勢いで結婚を決めたのではなく、しっかりクールダウンする期間を作ろう、指輪も家具も親への挨拶も、何１つ不安材料は残さず、計画を立てて進めようと話し合っていました。
最初に2人で決めたスケジュール通りに話が進み、無事プロポーズを受けて頂けました。
これだけ慎重に丁寧に向かい合いながらも、しっかり『3ヶ月』の交際期間で判断出来たのが素晴らしいと思います。
エンマレッジでの活動について、感想を聞いてみました。
1年8ヶ月の活動期間の中で40人近くの方とお会いしましたが、今回結婚の決まった彼女は、他の方とは明らかに違いがありました
「ぜひ、また会いたいです」
デートの帰り際に、必ずそう言ってくれました。
その言葉に、他のお見合いを考える必要もなく、安心して交際に集中出来たのは大きかったです。
もちろん、沢山の方にお申込みが出来たこと、お見合いが組めた事はとても感謝しています。
相手の相談所が定休日だったり、担当者がお休みでも、エンマレッジさんは常に連絡が取れ、スピーディーに対応してくれました。
Yumiさんはいつお電話しても相談に乗ってもらえた事はとても有難かったです。
ありがとうございます。
真面目でしっかりしたKさんが選んだ方お相手は、彼と同じタイプの方でした。
心構えが出来ていて、不安材料は最初に潰していこう、という考えの方達なので、仲人があれこれ口出ししなくても、話はどんどん先に進んでいきました。
成婚の手続きの際には、既に入籍も済まされていたというスピードぶり☆
いつまでも仲良くお幸せにね～
