三島市在住43歳女性会員Uさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は裾野市在住43歳、ご出身は東京都。
活動期間1年10ヶ月（内、交際期間3ヶ月）で成婚退会です。
入会のきっかけはエンマレッジ卒業生からの紹介ですが、その前に長く交際されていた彼氏もいた様です。
30代から7年付き合ってきた彼氏がいました。
当初から彼は「結婚する気はないよ」と言っていましたが、いつかは変わるかもと、淡い期待を持っていました。
が、私が40代を迎えた頃、将来を考えるとこのままでは難しいと判断し別れを決意。そんな時、友人からエンマレッジさんで結婚が決まったと連絡があり、1度話だけでも聞いてみたらと勧められました。
Yumiさんと色々お話していく中で、私は今まで『結婚向き』の人と付き合っていなかった事に気づきました。
職を転々とする方、バツイチ子持ちの方・金銭的に余裕のない方など・・・。
平凡な人よりも何か問題を抱えている様な、ハラハラする刺激のある男性に惹かれる傾向があり、友人からも「男性を見る目がない！」と心配されていました。
結婚相談所は平凡な人が多い印象で、果たして自分が良いと思えるか心配でしたが・・・・
エンマレッジさんを紹介してくれた友人から「色々な人がいるから大丈夫だよ！」と背中を押してくれました。
Uさんの雰囲気は、お相手に刺激的な男性を求める様なタイプには見えません。
ニコニコとして穏やかな、いわゆる普通の女性です。
男性を見る目がないのではなく、あえてそういう相手を選んでいたのかもしれません。
40代の私に需要はあるだろうか？という不安はありましたが、思っていた以上にお申込みが頂けました。
2年弱の活動ですが、期間中申込みが途切れる事はないのは有難かったです。
最初はアドバイスに従い、お申込みしてくれた方の中から数人お受けしました。
自分からの条件は、年齢は50歳まで ・静岡中・東部・神奈川 ・同年収程度
あとはPR文の内容やお写真の雰囲気で選んでみました。
頂いたお申込みの3割位は、お会いしても良さそうな方々でした。
逆にプロフィールだけでお断りを決めた方もいますが、PR文が独自の文章・承認欲求強めの方は避けました。
1年10ヶ月の活動期間の中で、お見合い数は17回。
それほど多くはありませんが、印象的だったお見合いを教えてもらいました。
Yumiさんにも最初に言われましたが、プロフィールの印象と実物は違う人も多かったです。
これは写真の印象だけではなく、紹介文の内容が上手すぎて「たしかに、そういう言い方もある」という方まで。
中でも印象的だったのは、お見合いに1時間のアラームを掛けていた方。
鳴った瞬間「1時間経ったので、では！」と終わった時には、「細かっ」と思ってしまいました(笑)
個性的で変わった方もいましたが、基本皆さん礼儀正しく・良い人・安心出来る人ばかりでした。
変な発言をしたり、困らせてくる様な人もいなかったこと、真面目にお仕事をされているしっかりしている人ばかりでした。
自分の答えに自信がないので、余程合わない人以外は出来るだけ『仮交際』に進みました。
40代同士の婚活では、気づかされることも多かった様です。
私も含め40代以降になると、考えがほぼ出来上がっています。
趣味や食事の好み・人付き合いなど、結婚とはいえ今からガラッとスタイルを変えるのは難しいと感じました。
生活スタイル・将来のビジョンが違った時点で、早目に判断する様にしました。
そのせいか、交際になっても1～2回でお断りする事がほとんどでした。
デート中はそこまで不快ではないけれど、前向きに会いたいと思えませんでした。
1人だけ交際が長続きした方もいましたが、指輪や結婚式の話をされた際に、あまり乗り気ではない返事をしたところ「交際に真剣さを感じなかった」とお断りされてしまいました。
この時点で活動が1年を経過していました。
少しやる気が落ちていて、お申込みは届いていましたが会いたいと思える人はいませんでした。
お申込みが来ていても何もしない期間が2～3ヶ月続き、心配して連絡をしてみました。
ご自身の活動を見直すきっかけにもなった様です。
今まで相手からのお申込みばかり受けていたので、自分の希望条件通りの人でありませんでした。
今回は理想の条件に近い人に、自分からお申込みをして会ってみましたが、やっぱり会ってみると何か違うのです。
年齢や住んでいる場所が近い、趣味など、自分に合うと思った条件の方なのに、全然楽しくないのです。
自虐的な話をする人や、自分の話ばかりで、人の話を最後まで聞けない人など・・・・
「人と話すのが好き」という方を1番求めていた事に気づきました。
ようやく、自分の求めていた条件に気づいたＵさん。
運命の出会いは、それからすぐの事でした。
仮交際中の方がいましたが、ＧW中でもあまり会えていませんでした。
そんな時に1通のお申込みがあり、予定もないので会ってみようと気楽にお返事しました。
PR文にも「話が弾む人が理想」と書いてあったのも、気になっていました。
お見合いでの印象は、とにかく明るい人、そしてよく喋る人だな～です（笑）
人に対して壁がなく、自然に距離が近くなれる親しみやすさを感じました。
初回のデートも今までなら1店目で帰りたくなっていましたが、2店目も楽しく過ごせたこと。
初回から3時間近く一緒にいられたのは、彼が初めてでした。
2回目のデートでも相変わらずよく喋るので、ほぼ聞き役になっていましたが、不思議と嫌ではありませんでした。
「話が長いよっ」とツッコめそうな気楽な雰囲気だったせいかもしれません。
Uさんにしては順調に話が進み、二人で真剣交際に進むお話も出た事で、彼の実家でもある東京にデートにいく事になった様です。しかし、ここで衝撃的（？）な事実がありました。
Yumiさんから頂いた、真剣交際チェックリストの話を進めていく中で、家族やお互いの資産についての項目がありました。彼の地元に行った際、実家が都内一等地の土地を持った資産家だとお聞きしビックリしてしまいました。
ゆくゆくはそれを相続するという話もあり、私にはよく分からない世界で戸惑ってしまいました。
お話によると、マンション経営や別荘などもお持ちのかなりのお家の様でした。
正直住む世界が違うのではと、Ｕさんも腰が引けていましたが、彼は今のところ東京に戻る予定もなく、二人の生活は普段通りになるとお聞きし安心した様です。
また真剣交際後の初回デートで、彼の相談所から「指輪のフェアがあるから、見るだけ見てきたら？」と言われ、見本市だし冷やかし位の感覚で行ってきました。
しかし、実際に行ってみるとかなり本気度の高いフェアで、「やっぱり帰ろうか」と言ったのですが、見ている内に段々彼もその気になってしまい、まだプロポーズもされていないのに彼が指輪を購入してしまいました。
まだ結婚するとは言っていないし、よく買うな？と思いましたが、不思議と「買わないで欲しい」とも思わなかった事や、指輪がきっかけで、二人の間では結婚するのが当然の話として進んだことも、結果として良かったです。
お互いの親御さんからも祝福を受け、交際期間3ヶ月で成婚退会です。
今回、自然な流れで結婚がトントン拍子に決まっていった事で、私が今まで結婚出来なかった理由がわかりました。
面談時にYumiさんに指摘された、必ずしも恋愛の延長線上に「結婚」があるわけではないこと。
彼は刺激的ではないし、心を大きく揺さぶられる事は無いけれど、一緒にいて楽・心が穏やかでいられます。
実家を紹介してくれたり、迷わずに指輪を買ってくれたり、7年付き合ってもしてくれなかった事を、彼は迷うことなく出来る人でした。
エンマレッジさんでの活動は、この様なとても大事な事を教えて頂けました。
また結婚相談所であっても強引に話を進められることもなく、私の気持ちに寄り添ってくれ、自分のペースで活動出来た事を感謝しています。
Yumiさんはとても話しやすくて、困っていると「私からお相手相談所に言ってあげるから大丈夫だよ」と言ってもらえ、とても安心できました。ありがとうございました。
恋愛と結婚は別という言葉が、とても冷たく打算的に聞こえる方もいます。
しかし、金銭・家族・生活サイクルなど考えると、恋愛感情だけで乗り越えられるか疑問です。
Uさんが結婚向きの男性の存在に気づけたこと、その方との相性の良さを実感できたのがご縁に繋がりました。
いつまでもお二人仲良くお幸せにね～
