静岡市出身、都内在住の34歳Aさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は都内在住37歳。
活動期間6ヶ月（内、交際期間2ヶ月）で成婚退会です。
エンマレッジの入会前から、婚活は精力的に頑張っていたそうです。
30歳になったと同時に、婚活をスタートしました。
家と会社の往復の毎日で、帰っても寝るだけの生活が何年も続いていたので、このままじゃいけない！と奮起。
アプリでの活動は逆に遠回りだと思い、最初から結婚相談所と決めていました。
関東志向があったので、だったら神奈川の結婚相談所がいいのかと入会しましたが、私が静岡に住んでいる限り距離的にもお見合いは組みにくく、活動にも実が入りませんでした。
たまにお見合いが組めても良いご縁にはならず、その度に仲人さんから「何がダメだったの？」と毎回聞かれるのがとても辛くなってしまいました。うまく言語化できない自分も悪いのですが、まるで相手の嫌な所を探す行為に思えて気持ちが下がりました。
相手の歯の汚さにNGだとお伝えした時に、「それを相手に言えばよかったのでは？」と返された時は、この相談所で活動するのはしんどいなと思ってしまいました。2年ほど活動しましたが、退会してしまいました。
その後、アプリ婚活も試してみましたが、ルールや規則もない活動はやっぱり自分には合わず。完全に婚活が行き詰ったところで、会社から東京転勤の話がありました。
婚活も再スタートしなきゃ、そう思っていた時、たまたまエンマレッジさんのブログを見つけました。
皆さんの成婚エピソードを読んでいると、私と同じ経験をした方達が沢山いて共感できる話ばかり。お断りの理由も深く聞かれている様子もなく、Yumiさんとコミュニケーションを取りながら、自分らしい婚活ができるのではと思いました。
既に東京に住んでいましたが、エンマレッジさんで頑張ろうと思いました。
静岡にいた頃は関東の相談所、都内に引っ越してから地元の相談所とは本人も笑っていました。
ちなみに、ほとんどの結婚相談所は全国ネットを利用しているので、どの地域で入会しても使えるシステムは変わりません。
以前活動していた時より4年近く経っていることで、お申込みがくるのか不安でした。
最初から積極的にお申込みをするつもりでしたが、思っていた以上にお申込みも頂けました。
写真の印象と実物がちがうことは痛いほど知っているので、そこに囚われずまずは会ってみる。
期待せずに会ってみよう！を信念に、活動していました。
お見合いでお断りした方。椅子の背もたれにだらしなく寄りかかる姿勢は偉そうに見えていました。
そんな姿勢を取る方に、丁寧な振る舞いの人はいませんでした。
また、お見合いのお茶代支払いの際（男性が支払うルール）、財布を出すか出さないかを見ていたという人。「僕はその態度を見ていたんです」と、審査する様な言い方をしてきたので迷うことなくＮＧ。
他にも、笑顔がなかったり話したことに反応がない人は、こちらが気疲れしてしまってお断りしました。
また、仮交際に進んでも1～2回会ってお断りする事が多かったです。
LINEのやりとりで、送る内容や文章量・距離の詰め方に違和感を感じた時点で判断。
特に何かされたわけではないのですが、交際を続けていてもモチベーションが下がりそうと思った時点で判断しました。
そういえば、お見合いでも交際の時でも、終了の際にYumiさんから理由を聞かれることはなかったです。
Ａさんとは逆に、断られた理由を知りたいという相談所や会員さんも多いのですが、必ずしもお相手が「ごもっとも」な理由を言ってくるわけでもありません。中には「そんな理由なら聞きたくなかった」という人もいます。
エンマレッジでは言いたい人には耳を傾けますが、無理に聞き出すことはせず。
理由を聞きたい人は、耳が痛い意見もある事を確認の上で話すようにしています。
入会バブルのお見合い・交際が落ち着いた頃に、新規の男性会員を見つけました。
笑顔のお写真と、一人暮らしでも特に料理の記載がない人。
（私が料理が苦手なので、逆に得意な男性にプレッシャーを感じるため）
お見合いでお会いしてみると、彼も地方出身者で大学が京都という共通点がありました。
また、楽しかった旅行先が2人とも徳島県の温泉という話で盛り上がり、初めて会ったとは思えないほど意気投合しました。
もちろん交際希望で、初回デートも5日後に決まりました。
昼間にランチだけのつもりが話がはずみ、そのまま別のお店に移動し結局夕方までご一緒しました。
趣味や旅行・仕事の話など無理に会話を探す必要がなく、自然に言葉が繋がっていく感覚。
結婚観という話は出ませんでしたが、生活スタイルから想像できるものもありました。
婚活で出会った方で、初めて素で話せた相手だと思います。
Aさんから、とても楽しそうな報告が届いたのでビックリしました。
ただ、気持ちばかりは先行してしまうと、自分の不利になる話が出しにくくなるので、早目に本題に入るようにアドバイスしました。
Yumiさんから、「譲れない条件があるなら、次回しっかり確認してね」と言われ、確かに私が家事が苦手（料理）の話をしていなかった事に気づきました。
けっこう大雑把な性格で、もし彼が潔癖なほど綺麗好きな人だったら大変と思い、会ってそうそうに聞いてみました。
すると「実は俺も掃除とか適当なタイプ」と告白、似た者同士だねと大笑いしました。
後から分かったのですが、Yumiさんが事前にお相手相談所の方に「次回会った時に、彼から結婚観の話題を振って欲しい」と話しておいてくれたみたいでした。
そんなサポートをして貰えるのが、とても嬉しかったです。
またその話をきっかけに、住む場所はお互いの中間でもいいし、彼の会社の社宅も使えるよと話してくれました。
家事や料理の負担もお互い無理なく出来そうなこと、いつのまにか2人が結婚する事が前提で話している事に気づきました。
とにかく一緒にいて楽しく、帰り際も自分から「次、いつ会える？」って聞いてしまったほどです。
帰ったあとLINEで「本当は手をつなぎたかったよ」と送ると、彼から「次回はつなごう」と返信があり、胸の奥がキュンとなりました。
恋愛ではいつも受け身の私が、こんなにも積極的になるなんて自分でも驚いています。
Aさんの報告からいつも彼の事が大好きという思いが伝わってきました。
そうなると、後は彼の気持ちです。
お相手相談所にもお伝えし、交際を積極的に進めてもらう様お願いしました。
3回目のデートで、前回社宅の話も出たのでそれについてお互い調べたり、結婚式をやりたいかを彼の方から聞いてくれたりと自然に将来の話もしてくれました。
これだけ将来の話をしていたので、真剣交際の話をして欲しいと思っていたタイミングで、正式に「結婚を前提におつきあいしてください」と言って頂けました。
前回お願いした手を繋ぐこともさりげなくスマートにしてくれ、とっても嬉しかったです。
4回目のデートでは、Yumiさんから頂いた真剣交際チェックリストをもとに、細かい話も詰めていきました。
すでに親に交際している話はしていたので、ざっくりと親への挨拶の日程も決め、年内に籍をいれたいね、と2人の考えも一致していました。
彼も「社宅は抽選だから、来週申し込みしておくね」と同じスピード感で話を進めてくれました。
5回目のデートでは彼を静岡の親に紹介、両親もとても素敵な人だと祝福してくれ安心できました。
都内に戻り指輪を一緒に見にいったりと、忙しいけれどとても充実した時間でした。
また、次のデートでは彼の実家にご挨拶、出来上がりの指輪を待ってのプロポーズとなりました。
彼が私の為にすごく頑張ってくれ、思い出深いプロポーズでした。
ここまで怒涛の2ヶ月でしたが、短期間の決断を目指したわけではないのです。
もちろん、エンマレッジさんから急がされたわけでもありません。
実は以前の相談所の時も、真剣交際に進んだ相手がいました。
今思えば、仲人さんから「もう〇回も会っているんだから、真剣交際に進んだ方がいい」と言われ、気持ちも追いついていない状態で決めてしまい、結局お断りした経験がありました。
この経験があったからこそ、「安易に真剣交際には進みたくない」と強く思っていたのです。
こちらの成婚エピソードも短期間でトントン拍子に決まってしまう内容には、本当だろうか？、自分には起きない事だと思っていたので、今回の結果に私が1番驚いています。
ただ、間違いなくいえるのは、彼だったから2ヶ月で決められました。
エンマレッジさんでの活動が、私にとって大きな転機になりました。
それまでは前向きに活動したいのに、常に「お断りの理由」を探さなければいけないプレッシャーに疲れていました。
でもYumiさんは、自分の気持ちに点数をつければいいと言ってくれました。
相手の嫌な所を探して断るのではなく、自分の気持ちが80点に届かないから断る、という考えが私の気持ちに丁度よく、罪悪感なく判断できました。
今回は悩んだり迷ったりがない活動でしたが、報告にも親身になって対応してくれました。
彼の発言や行動からも、「あ、裏でYumiさんが動いてくれた」と思う所がいくつあって、それがいつも心強く頼れる仲人さんです。
本当にお世話になりました。
エンマレッジでの活動は6ヶ月でしたが、トータル4～5年の婚活。
交際終了の理由を探すのは気持ちのいい行動ではなく、相手の嫌なところを毎回言語化するなんて、落ち込んでしまう気持ちよくわかります。
でもそのつらい経験がエンマレッジとの出会いになり、彼との結婚に繋がっていたと考えると無駄ではなかったのかも。
いつまでもお二人仲良くお幸せにね～
美味しいお菓子もありがとう〜
