28歳御殿場市在住、女性会員のNさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は36歳、神奈川県の男性。
活動期間11ヶ月、(内、交際期間2ヶ月)で成婚退会です。
以前はマッチングアプリを使い、お付き合いした人も何人かいた様です。
気軽に会ったり、一緒に遊んだりするのは楽しいのですが、将来を考えた時に“この人じゃない”と感じていました。
お金遣いや時間にルーズなところ、社会人としても不安定要素を感じました。
結婚には繋がらないと思い、アプリはキッパリ辞めて結婚相談所を探す事にしました。
色々細かいサポートを受けたいので、大手よりも地元で定評のある所を探し、エンマレッジさんのホームページを見つけました。
ブログや皆さんの成婚エピソードは、活動内容が分かりやすく、実績の多さにも安心しました。
実際のYumiさんも、ブログの印象通りの元気で話しやすい仲人さんで、婚活の話から、私の転職の事まで相談に乗ってもらいました。
ブログをかなり読み込まれていた様で、活動前から心構えが十分に出来ていました。
Nさんはきちんとした企業にお勤めですが、業種に少しコンプレックスがありました。
気にする事はないと思うのですが、将来性を感じられない所、婚活に不利ではないか?と悩んでいました。
全然不利じゃない事、今転職しても結婚後住む地域が変わるかもしれない事を話し、今は婚活に集中する事を薦めました。
登録後、有難い事に沢山の申し込みを頂きましたが、私は最初から自分が会いたい人に積極的にお申し込みしていきました。
待っていても理想の人から申し込みがくるわけがない、という事は今までの経験で分かっています。
また、休みもシフト制なので調整が難しいと思いましたが、お相手がお見合いを平日に合わせてくれたりと、思っていた以上にお見合いが成立しました。
基本、皆さん紳士的で嫌な方はいませんでしたが、会話が一方通行になっしまったり、質問に答えてもそこを掘り下げないまま終わったり、噛み合わない方も何人かいました。
また、交際になっても1回会っただけで断る事も多かったです。お見合いの印象は良いのに、ご飯の食べ方、所作がなぜかしっくりこない、居心地が悪く感じ、そこで終了。
直感で判断していたと思いますが、迷った事はなかったです。
Nさん本人が納得の上で交際を終了する事に、何の問題もありません。
たまに、あまりに自分から断ってばかりで悩んでいる方もいますが、彼女にはそれがなかったのも良かったです。
活動して4ヶ月経った頃、新型コロナの影響で緊急事態宣言が発令されました。
3月に東京の方と交際になりましたが、1度のデートもしないまま、県外移動が難しくなりました。
彼とも様子を見ようと話しましたが、やはり会えないままで気持ちの継続は出来ず、3ヶ月経った時点で終了になってしまいました。
丁度その頃、神奈川の男性からオンラインお見合いの申し込みがありました。
当時、オンラインお見合いも利用しながら活動している方が多い中、Nさんにも何度かオンラインお見合いの提案もしましたが、気が進まないという事でそのままになっていました。
オンラインについては、以前説明してもらいましたが、その時は断ってしまいました。
やっぱり実際に会わないと分からないだろうし、画面越しで判断するのは難しいと思っていました。
ただ、前回の交際の事もあるし、世の中がテレワーク、Zoomとオンラインが当たり前の世の中になっているので、じゃあ試しにやってみようと思いました。
申し込みをしてくれた彼の事は、入会したばかりの頃に何度か検索で見かけていました。
自分が希望する年収より、はるかに高い方だったので、自分とは金銭感覚も違うだろうとお申込みはしませんでした。
今までも高年収・高学歴の方からの申し込みはお断りしていましたが、彼は一方的に見かけていて、勝手に親近感を感じていました(笑)
あれほどオンラインを嫌がっていたのに、なぜ受けたんだろう?と不思議に思っていましたが、そういう理由があったのですねw
Zoomでのお見合いは40分でしたが、丁度いい長さでした。
オンラインでも顔の表情・声・仕草などでお相手の雰囲気は十分伝わり、今までのお見合い相手と同じ感覚でお話出来ました。
また、40分間会話も途切れず、時にはお互い笑顔になる時間もあって、迷わず交際希望とお返事しました。
最初はカメラや目線などが気になりますが、意外と普通に話せるものです。
対面でお会いしても話が弾まず気まずい思いをする事もあったり、出かける準備などで時間を掛けるより、オンラインでお見合い数を増やし、交際する相手を吟味された方が効率がいいと思っています。
初回のデートは、中間地点の小田原で直接お会いする事にしました。
はじめまして、ですがオンラインで話しているので、そこまで緊張する感じでもなく楽しくお話が出来ました。
実はこの時に、彼から今までの婚活についての話を聞かせてもらいました。
大概は愚痴やネガティブな話題になるので、タブーとされていますが、彼の話はネガティブには聞こえず「この人、慎重に行動しているんだな」と、彼の人柄が垣間見え逆に好印象でした。
また、2回目のデートは、私の体調が悪く最悪なコンディションでお会いしました。
彼はとても気づかってくれ、早目の解散も快く了承してくれたのも安心できました。
3回目のデートでは、少し長めのデートを提案し、長時間一緒にいても疲れないか、居心地が悪くないかを確認出来ました。
この時に、私の仕事に対するコンプレックスも正直に話ましたが、彼は気にする様子もなく温かく受け止めてくれました。
エンマレッジの会員さんには、初回・2回目・3回目とデートの中で、結婚前提で進めていくために確認すべき大事な事柄についてお話しています。
私の中で、まず3回も連続でデート出来たなんて初めてだったこと、Yumiさんからのお話でも4回以上お会いするなら、真剣交際も視野に入れて話してくる様に言われていたので、彼にも聞いてみました。
すると、彼もわたしとの交際を真剣に考えている、と言ってくれたので「真剣交際」に進む事に決めました。
プライベートでの交際は、熱しやすく冷めやすい出会いが多く、気持ちが上がったり下がったりと振り回される事が多かったのですが、彼との交際は、おだやかでノンビリした気持ちになれ、心の安定を感じました.
お互いが同じ温度・スピードで結婚について向き合えた事、特に意識しなくても自然に将来のお話が出来ていたのも早い結果に繋がった理由です。
しかし、ここでNさんの真面目すぎる性格の、良くない所が出てしまいました。
お相手の相談所から、
Nさんから”働き方や収入について認識の違いがあり、結婚に迷っている”と言われ、彼が心配している
と連絡がありました。
生活費や家事の分担、将来家を建てたいか、などを話しているうちに、考え方に大きな違いがあった様ですが、Nさんが何を悩んでいるのかよく分からないのです。
彼からは、家を建てるだけの蓄えはあるのでお金の心配はしなくていい、仕事も好きな仕事が見つかるまで、ゆっくり探してくれていいとまで言ってくれています。
ありがたくて感謝はしても、なぜ結婚に待ったをかけるのか意味がわかりません。
Yumiさんから、「転職は、結婚が決まって住まいが安定してからの方がいい」とアドバイスをもらっていましたが、結婚が具体的になるほど、私のお給料で彼の求める生活に合わせるのは難しいと悩んでいました。
彼は、お金の心配はしなくていい、と言ってくれましたが、私の中で勝手に生活費は折半するものだ、という思いがあって、転職もままならない、お給料もそこまで高くない自分にどんどん自信を失っていました。
Yumiさんから電話をいただき、
「彼にいくら稼いできて、って言われてないんでしょ?結婚って、お互いの得意・不得意を補いあって、丁度いいバランスに保てればいいのよ。そもそも彼には子供産めないし、その点でも平等にはならないよね」
と言われ、スーッと気持ちが楽になりました。
収入の違いから、依存する様に感じていましたが、そういう事ではないということ。
彼の苦手な分野を私が担当すればいいのかと思ったら、結婚への心配は一切なくなりました。
元々年収の高い人との結婚は希望していなかったのも、それが理由だったとわかり無事解決!
そこから、親御さんへの挨拶・プロポーズと順調に進みました。
最後に、ご自身の婚活を振り返ってもらいました。
最初から結婚を考えている方ばかりなので、真面目な職業の方ばかりで安心できました。
色んなタイプの方がいましたが、気づきも沢山ありました。
休みが不規則な私でも、スムーズに日程調整ができ、間に仲人さんが入ってくれるのでストレスも全く感じませんでした。
Yumiさんからのアドバイス(つっこみ?)はとても的確で、お話する度に自分の考えが整理出来ました。
また、当初思っていた結婚相談所のイメージと、エンマレッジさんが全然違っているのも驚きました。
もっと仲人さんの意見が強く、こちらの気持ちも押さえつけられてしまうのだと思っていましたが、Yumiさんはいつも「あなたが決めるのよ?」というスタンスで、でも、決め方を丁寧に教えてくれる仲人さんでした。
1つ心残りなのは、座談会に参加出来なかったことです。
ブログを読んでいて、ぜひ皆さんと婚活の話をしたかったです。
コロナが落ちつき、座談会が開かれた時にはぜひゲストで呼んで欲しいです!
今回Nさんは、オンラインお見合いで知り合い結婚に結びついた事もあり、毎日新聞社から取材申し込みがあり1月3日の新聞にも掲載されました。
なので、実際にNさんの成婚退会は昨年11月です。
(相変わらず、ブログが遅筆でスミマセン。)
嫌々だったオンラインお見合いもやって良かったとの事でしたので、先入観からネガティブイメージを持ちやすい方は参考にしてくださいね。
いつまでもお二人仲良く、お幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜!