37歳女性会員Fさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は富士市在住の36歳の男性。
活動期間10ヶ月(内、交際期間2ヶ月)で成婚退会です。
コロナ以前は、街コンや合コンなどに参加した様ですが、将来に繋がる様な関係にはならなかった様です。
正直、自分もそこまで「結婚」にこだわっていたワケでもありませんでした。
しかし、男友達の結婚が決まり、結婚式に参加したのですが、感謝の手紙を読んだシーンで彼のお父さんが感極まって号泣している姿を見て心を打たれました。
私の親も同じ気持ちなのかもしれない・早く安心させてあげたいなと思い、本格的に婚活しようと決心しました。
相談所を探した時に、全国展開されている所より地元密着型がいいなと思いました。
エンマレッジさんは地元メディアにも出ていたので安心感があり、最初から入会するつもりで話を聞きに行きました。
最初からやる気満々で来てくださったので、話は早く、すぐにプロフィール用に奇跡の1枚の撮影をしました。
Yumiさんから、本人のキャラクターに合わせてお洋服の色やデザインを考えた方がいいとアドバイスされましたが、手持ちの洋服で明るい服が1枚もない事に気づき、慌てて用意しました。
カメラマンの方が気持ちよく褒めてくれるので、照れくさかったですが、本当に素敵なお写真を撮ってもらいました。
自分も余裕のある年齢ではないので、はじめる前は不安でしたが、思っていた以上にお申込みが届きました。
本来、人と話すのが苦手ではなく、あまり緊張せずに初めての方でもお話する事ができました。
唯一苦手だなと思ったのは、高学歴・高年収のインテリっぽい人。
経歴自慢が激しくて、親が海外住みである事や、ご自身の仕事の話は饒舌に語るのですが、興味のない話題になると露骨に顔色を変えてくるので、とても気を使ってしまいました。
苦手なタイプはいない、と思っていただけに新しい発見でした!
また、お見合い時の会話が、プロフィールの内容に頼りすぎてしまう方も多かった印象です。
例えば私が、”犬が好き”と書いてあると、その話ばかり。
犬の話をするためにお見合いしているわけじゃないのに、それ以上の話を膨らめられない人もいました。
私から話題を変えても、会話に詰まるとまた犬の話に戻ってしまいました。
その場の雰囲気に合わせて、柔軟に会話をしたり、聞く・話すのバランスを丁度よく出来る人が意外に少ないとわかり、結婚相手には必要な条件だと思いました。
静岡県の方を中心にお会いしていたFさんなので、コロナで多少の自粛はあったものの、活動ができないほどの支障はなく、比較的色々な方とお会い出来たそうです。
今回、運命の相手とのきっかけは、Fさんからのお申込みでした。
静岡で年齢も近い事もあって申し込みしたので、特に期待してお会いしたわけでもありませんでした。
ただ、前の週にお会いした方が残念な結果だったので、余計に彼の雰囲気や優しい笑顔が好印象でした。
1歳年下だったのでお相手はどうなんだろう?と気になりましたが、もう1度お会いしてみる事にしました。
初回の電話連絡の時、彼から
「次回は、もう少し真面目な話がしたいです」
と言われ、お見合いでふざけた話をした覚えもないし、何だろうと気になってしまいました。
真面目な話ってなに?と聞いてみたところ、結婚後の住まい・同居の有無・結婚後の仕事についてなど、まさに結婚観についての話をしてくれました。
初回のデートからそんな話題をしてくれた事にとても驚きましたが、彼も真面目に婚活に取り組んでいる事がわかり好感を持ちました。
彼の事がまだよく分からないし、親御さんとの相性も分からないので同居出来るかはすぐには分からないと、今の気持ちを正直に伝えました。
彼もそれが絶対条件という事ではなく、お互いの結婚観を確認したかっただけの様で「お見合い」って、本来こういうものなんだ!と初めて実感しました。
驚きはしましたが、不快感は全くなかったです。
こういう話を男性側からしてもらうと、話はとてもスピーディーに進みます。
逆に女性から切り出すと、男性の戸惑う様子から「この人、頼りないわ」と断られてしまうので注意してくださいね。
最初の段階で深い話が出来たので、そこからは遠出したり、普通のデートを楽しむ様になりました。
真面目な話は初回のみで、たまに会話の中でそんな話も出ますがそれ以外は普通のデートの様な感じでした。
デートを3回した後で、Yumiさんから”今後の交際”についてどう考えているか聞かれました。
初回以降、具体的なお話が出ていない事は気になりましたが、真剣交際に進む気持ちはあったので、再度、結婚観や真剣交際について話し合う事にしました。
そこで、彼から家庭の事情について詳しい話を聞かされました。
お母さまの体調が悪く今後サポートがいるかもしれない、という事、お父様や彼のご兄弟もみんなで協力しあっていく話など。
それが理由でお断りされてしまうなら、仕方ないと思っている事などを聞きましたが、私にはさほど気になる事ではありませんでした。
私にも両親がいて、いずれサポートが必要な時は家族が支え合っていくのが当然だと思っているので、迷わずに真剣交際に進む事に決めました。
Fさんの活動を見ていると、あまり悩んだり迷ったりするタイプではなく、相談というよりも報告だけの事が多く、この時点で彼との将来は見据えていたのだと思います。
真剣交際になって1週間後のデートで、自然の多いカフェで席の順番待ちをしていました。
そこに知らないお婆さんがフラっと現れて、突然話し掛けてきました。
「あんた達、お付き合いしているの?」
「2人とも顔を見せてごらん?」
「あんた達、結婚してもうまくいくよ、大丈夫!」
何の脈略もなく、言われたのでビックリしてしまいました。
占い師でもなんでもない、普通のお婆さんで、あまりのタイミングの良さに、彼の仕込み!?と疑ってしまったくらいでした(笑)
でも、その言葉に彼が自信を持ったみたいで、それからすぐにプロポーズされました。
真剣交際から1週間しか経っていないのに、もう!?と驚き、考える時間をもらいました。
不安に思う事は一通り彼にぶつけてみたけれど、すぐに解決する事ばかりじゃなく、時間を掛けて2人で答えを見つけていくしかない問題ばかりでした。
それでも解決策を自分なりに答えてくれたり、向き合ってくれる姿勢が見れたので、まだ2ヶ月でしたが彼との結婚を決意しました。
もしそこで、「そんな事、今言ってもしょうがないじゃん!」とバッサリ切り捨てられたら、答えは違っていたと思います。
Fさんのお話でわかるのは、彼に対して信頼関係が築けているということ。
心配事が起きないという絶対的な約束をするのではなく、何が起きても一緒に乗り越えられる相手だと思えたというのが決め手だった様です。
エンマレッジでの活動について、感想を聞いてみました。
当初、2年間のつもりで初めた活動でしたが、結局、10ヶ月、交際期間もわずか2ヶ月で決まり、自分でも驚いています。
ただ、2ヶ月で決めた事に何の違和感もなく、とても自然な流れで、マイペースにやらせてもらえました。
彼とまだ会っていない8ヶ月の活動の中で、色々な方とお会いし、色んな経験を積ませてもらいました。
その期間があったからこそ、彼の良さにも気づけたのは確かです。
もし、入会当時に知り合っていたら、彼を選んでいたかも分かりません。
また、世間で言われる好条件の人が、必ずしも自分に合うわけではないというのも分かりました。
エンマレッジさんでは、1回1回のデートの後に振り返りを送る事で、確認出来ていない事や見逃していた事などをすぐに指摘してもらえました。
自分1人だったら楽しいデートだけで終わってしまい、それ以上先に進める事は出来なかったと思います。
Yumiさんに報告する事で、着実に前に進んでいったと思います。
通常、結婚相談所に入会すると、出来るだけ高条件の方に気持ちが動きますが、内面をしっかり見て、自分にとってベストな相手を選べた事がとても良かったと思います。
いつまでもお二人仲良く、お幸せにね~