静岡市在住、43歳女性会員Nさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は沼津市の43歳会社員の方。
活動期間3年(内、交際期間5ヶ月半)で成婚退会です。

入会のきっかけは、【年下の彼】に振られてしまったことでした。
40歳の時にお付き合いしていたのは、17歳年下。
周りからは
「そんな年下の人が、本気で結婚するわけないじゃない」
と言われ、自分でも頭では「その通り」と分かっていました。
でも、年齢の差を感じることもなく、一緒にいる時間は楽しく過ごせていました。
相性もよく、居心地の良さを感じていたので「結婚はない」とわかっていても、どこかで期待していた部分もあったのだと思います。

しかしある時、別の女性に送るLINEを間違って私に送ってきたのです。
――ああ、やっぱり。
現実に引き戻される感覚と、急に頭が冷えた感じがしました。
彼とはすぐにお別れしましたが
「私は結婚したかったんだ」
自分の本当の気持ちにも気がつくことができました。
だったら、本気で活動できる結婚相談所の方が早いかも!
ネットで評判のよい、エンマレッジさんに面談をお願いしました。

面談の際には、「トライアルコース」を希望されていましたが、お話をする中で「本気」のスイッチが入ったとのこと。
正会員として登録となりました。
大人になれば、自然に結婚できるものだと思っていました。
恋愛の先には、結婚があると思っていたのです。
でも、現実は違いました。
どうすれば結婚できるのか。
どうすれば、結婚相手として見てもらえるのか。
それを、誰も教えてくれませんでした。
このままひとりでアプリだけ続けていても、先が見えず。
プロの仲人さんにお世話になろうと決めました。
登録後、思っていた以上に多くのお申込みをいただきました。
ただ、想定はしていたものの、40代・50代の方からのお申込みが多かったことは、正直なところ戸惑いもありました。
プロフィールを見ても、強く惹かれる方はいません。
実際に何人かの方とお会いしてみましたが、
・聴いている音楽や趣味が違う
・新しい考え方を受け入れにくい
・新しいことへの興味があまり感じられない
・年齢を理由にした自虐的な発言が多い
と、気になることが多く、年上の方に期待していた「包容力」を感じられる場面も、正直少なかったです。

今まで若い方とお付き合いしてきた人には、「刺激」という部分で物足りなく感じてしまった様です。
頑張ってお申込みもされていましたが、あまり良いお返事をいただけなかったようです。
自分の思う様な人に会えないことが続き、結婚相談所での活動に少し疲れを感じ始めていました。
アプリの場合は、事前にメッセージのやりとりができるため、「この人に会ってみたい」という気持ちが自然と生まれます。
話が合わなさそうな人とは、そもそも会わないので、実際に会ってからのギャップもあまりありませんでした。
一方で、結婚相談所はプロフィールがしっかりしていて、本気度や信用度は高いと感じます。
ただ、話が合うかどうかは、実際に会ってみないと分からない。その点が、私には少しハードルに感じていました。
私は、「楽しみ」「会ってみたい」という感情が湧かないと、なかなか行動に移せないタイプです。
仲人さんのいう「とりあえず会ってみよう」という考え方には、どうしてもなれませんでした。
「結婚相談所は、私には合わないのかもしれない」
そんな気持ちが芽生え、アプリでの活動を優先するようになっていました。
休会はされませんでしたが、長い期間お申込みもお見合いもしない状態が続きました。
ちょうどその頃、アプリで知り合った方と交際をしていました。
気が合い、最初のうちは楽しい時間を過ごしていたのですが……
ふと、「結婚相手」として彼を見たとき、違和感を覚える場面が増えていきました。
・座敷に上がるとき、靴を揃えない
・それを伝えると、「なんで?それってお店の人の仕事でしょ?」と言う
・人の家ではどうするのか聞くと、「その家の人がやるんじゃないの」と返ってくる
常識の捉え方や、価値観の違いを強く感じました。
「育ってきた環境が違うのだろうな」と思う一方で、結婚生活を想像したときに、このズレは大きいと感じてしまいました。
会話も趣味や音楽の様な話ばかりで、価値観を確認する様な話はしていませんでした。

そんな時、以前お見合いで仮交際に進んだ方のことを思い出しました。
その方は、結婚相談所のルールをきちんと理解されていて、デートのたびに自然と結婚観の話題を出してくれる方でした。
ただ当時の私は、その誠実さを「面白みに欠ける」と感じてしまい、曖昧な返事ばかりをしていました。
今思うと、すごく良い方でもっと誠実に向き合っておけば良かったと思いました。
アプリも相談所の活動もどちらもうまくいっていないわたし。
この時にYumiさんに相談すればよかったのですが、お見合いの数が少なく自分の意思でお断りしていたため、「相談」するという発想にもなりませんでした。
彼女の活動は、アプリとお見合いを行き来する形になっていました。
婚活の場所を複数併用することは問題ありませんが
「なぜうまくいかないのか」
「何を見直す必要があるのか」
そこまで整理できていないように感じました。
Yumiさんから活動を心配するお電話がありました。同じことを繰り返している今の状況について、
「現実的な視点で婚活を考えた方がいい」
厳しさはありましたが、とても真っ当なアドバイスでした。
「お申込みをしても、受けてもらえないんです」
そう相談した私に、Yumiさんは一言。
「自分だって、断っているじゃない。」
その言葉に、ハッとしました。

断られたことばかりに意識が向いていましたが、確かにその通りだったのです。
この時、
「もっとYumiさんに頼ってみよう」
「自己流でうまくいかないのなら、ちゃんと相談しよう」
そう決めました。
そのタイミングで、同じ年の男性からお申込みが届きました。
お会いした印象は、声は小さく、手も震えていて、あまりの緊張ぶりに思わず「大丈夫かな」と心配になるほどでした。
ただ、その中でも音楽の趣味が同じで、好きなバンドがマニアックだったり、行ったフェスが重なったりと、意外な共通点がいくつも見つかりました。
「ただ緊張しているだけの人じゃないかもしれない」
そう感じて、交際希望を出しました。

初回から3回目までのデートでは、声の小ささは相変わらず気になりましたが、同じ年齢ということもあり、無理に話題を探さなくても自然体で過ごせました。
顔ハメパネルで写真を撮ろうと誘っても嫌がらずに付き合ってくれたり、私が提案したお店について、事前に経路を調べてまとめてくれたり。
そうした気遣いが、とても頼もしく、素敵だなと感じました。
この人なら、カラオケでくだらない歌を歌っても引かない。
会話が脱線しても、きちんと話をまとめてくれる。
そんな安心感がありました。
4回目のデートで「一緒にいて楽しいです。真剣につきあってください。」の言葉。
相談所からのアドバイスもあったのだと思いますが、それをきちんと守り、言葉にして伝えてくれるところに、素直さと誠実さを感じました。
こうして真剣交際に進んだお二人ですが、実はこの時点では、結婚観についての話はほとんど出ていなかったそうです。
居心地の良さは十分に感じていたものの、条件や考え方については、まだ踏み込めていませんでした。
仮交際中は普通に楽しいデート(遊んで)いただけなので、関係性は「恋人」というより、気の合う友達に近い状態でした。
ここから、スキンシップを含めてきちんと恋愛感情へとシフトしていけるのか。
その点には、正直不安もありました。

デートの報告は、毎回きちんと報告してくれていました。
しかし、真剣交際に進んでからも、変わらず楽しいデートばかりの報告が続き、結婚への具体的なスケジュールの話が出てきません。
Yumiさんから真剣交際チェックリストを渡されていましたが、ほとんど使っていませんでした。
しっかり話し合う様に言われていたのに、つい、遊びに行く方を優先。
ドライブ中に聞けばいいかと思っていましたが、話題を振っても彼も「そこは、おいおいでいいんじゃない?」と言われそのままになっていました。
楽しく遊ぶことは、成婚退会したあとにすればいいこと。
今、相談所に在籍している時に、確認しなくてはいけないことは何なのか?
優先順位が間違っていると彼女に伝え、お二人の課題・最優先事項について再度お伝えしました。
やはりちゃんとリストをみながら、今後の話をしっかり詰める必要があると感じました。
本当は気になっていたけど、聞きにくく曖昧にしていた部分もありました。
彼もスキンシップに自信がないことを、言い出せなかったようでした。
Yumiさんから
「もしかして、彼、自分の家族に婚活の話をしていないのかもよ?」
という予測もずばり当たっていて、だから、話し合いが進まなかったのだと原因もわかりました。

とにかく、後半がバタバタと確認作業に追われましたが、何とか大きな問題にもならず、親への紹介、プロポーズまで無事に進みました。
この時に、しっかり背中を押してもらえたこと、本当に感謝しています。
3年という活動期間でしたが、お見合い数としてはかなり少ない人数でした。
彼は物静かな人で、一緒にいても会話の多くは私が話しています。
彼はほとんど聞き役ですが、だからといって、ぼーっとしているわけではありません。
否定せずにニコニコと話を聞いてくれたり、
意外な場面で頼りになる一面を見せてくれたり。
とにかく、一緒にいてイライラすることがなく、
長い時間を共にしても、ストレスを感じない人なのです。
もちろん、欠点がないわけではありません。
それでも、「そこが気にならない」「嫌いなところがない」
そう思えたことが、結婚を決めた一番の理由でした。

エンマレッジさんには、本当にお世話になりました。
Yumiさんのアドバイスは、ただ「頑張って」と背中を押すものではなく、どう頑張ればいいのかを、具体的に教えてくれるものでした。
もっと早く、全部お話しておけばよかったです。
今は、そんなふうに思っています。
本当にありがとうございました。
アプリと結婚相談所は、それぞれ良さがあります。
でも、どちらを選んでも、うまくいかないときには必ず理由があるものです。
大切なのは、その理由から目をそらさず、向き合ってみること。
そうして出会えたご縁だからこそ、これからもきっと、穏やかな時間を重ねていけると思います。
いつまでも仲良く、お幸せにね。
美味しいお菓子もありがとう〜















