静岡市在住38歳男性会員Kさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は9歳年下の29歳、焼津市の女性。
活動期間5年1ヶ月(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。

エンマレッジに面談に来てくれたのは33歳の時でした。
もともと社交的な性格ではなく、プライベートでの出会いもほとんどありませんでした。
職場は男性が多い環境で、待っているだけでは結婚どころか、出会いすらありません。
自分一人で頑張るマッチングアプリも、私には合わないと思っていました。
それなら、最初から結婚を考えている人と出会える結婚相談所の方が近道だと考えました。
入会面談では、Yumiさんから「Kさんは条件的に、お見合いは少し組みにくいと思います」と率直に言われました。
土日休みではないことや年収など、活動は決して楽ではないだろうというお話でした。
普通なら、入会してもらうために不利なことは言わないのかもしれません。
でも、良いことばかりではなく、厳しい現実も隠さず伝えてくれたことが、逆に信頼できる相談所だと感じました。

条件的に厳しい活動になることは、自分でもある程度覚悟していました。
最初からスムーズにいくとは思っていませんでしたが、それでも「エンマレッジさんでお世話になりたいです。」と伝えました。
その際に、初対面の人と話すことへの苦手意識について、Yumiさんに相談しました。
私はとにかく緊張しやすく、頭が真っ白になってしまいます。
自分の意見もなかなか言えません。
相手が異性となると、さらに緊張してしまいます。
「こんな状態で、本当にお見合いなんてできるのか?」
そんな不安でいっぱいでした。
その時、Yumiさんから、
「うまく話そうとか、話題を作ろうと思わなくていいよ。」
「異性だからと意識するんじゃなくて、一人の人として楽しく話せるかどうかが大事だから。」
と言われました。
その時は、「なるほど」と思う反面、正直あまりピンとはきていませんでした。
Kさんは、第一印象からとてもおとなしい雰囲気の方でした。
少し自信なさそうな表情に、小さめの声、うつむき加減で話される様子からも、「人と話すことにかなり緊張してしまう方なんだろうな」というのが伝わってきました。
まずは、お見合いという場に慣れること。そして、人と話すこと、異性と話すことに慣れる練習も兼ねて、積極的にお申込みをしていきましょうとアドバイスしました。
当初は、Yumiさんから「積極的にお申込みしていきましょう」と言われていました。
ただ、自分の条件を考えるとお申込みできる方も限られていて、平均すると月に10名ほどだったと思います。
お申込みをしても、お断りされることの方が多くありました。
落ち込むというよりも、だんだん断られることに慣れてしまっていたのかもしれません。

さらに、入会して間もなくコロナ禍になり、活動を控えていた時期も数年ありました。
それでも休会はせず、自分のペースで続けていました。
その結果、数ヶ月に1回くらいのペースではお見合いが成立していました。
私の場合は、IBJよりもBIUの方がお見合いにつながりやすかった印象があります。
お見合いでは、共通の話題がある方とは何とか話すことができました。
でも、事前に考えていた質問が一通り終わると、そこから先は会話が全く続きませんでした。

お見合いした方からは、ほぼお断りの返事でした。
理由を聞かなくても、何となく分かっていました。
正直、自分自身でも「この先、交際に発展するイメージが湧かないな」と感じていたからです。
お見合いに慣れようと思っても、成立するのは3〜4ヶ月に一度くらいのペース。
間隔が空いてしまうので、毎回初めてのお見合いのような緊張感がありました。
結果がでない活動が4年近く続きましたが、退会や休会を考えることはなかったそうです。
結果が出ないのは仕方ないと思っていました。
でも、お見合いという機会をいただけただけでも、活動する意味は十分にあったと感じています。
結婚相談所でなければ、お見合いはもちろん、異性と話す機会さえなかったと思います。
私にとっては、それだけでも大きな一歩でした。
内気な性格は、相談したからといってすぐに変えられるものではありません。
だからこそ、焦らず、淡々と活動を続けていくしかないと思っていました。
そんな時、BIUで1件のお見合いが成立しました。
お相手には少しお身体に事情があると伺っていました。
ただ、実際にお会いしてみると、私にはそれほど大きな症状には見えませんでした。
事情もあり、お相手相談所の仲人さんがお見合いに同席されましたが、おかげで場の雰囲気も和らぎ、緊張することなく自然にお話しすることができました。
お相手から「仮交際希望」のお返事が届いた時には、本当に驚きました。
5年間活動してきて、初めての交際だったからです。
正直、まったく想像していませんでした。
お相手は9歳年下です。
「自分がしっかりリードしていかなければ」と、その時はそんなことを考えていました。
仮交際が決まり、改めてYumiさんに初回デートについて相談しました。
何を話したらいいのか、どのタイミングで質問すればいいのか。
そして、お相手の事情にどのように配慮すればいいのか。
一つひとつ確認してからデートに臨みました。
初回デートでは、気づけば2時間近く話していました。
今回は二人きりでしたが、お見合いの時よりもずっと気楽に話すことができました。
彼女も最初は緊張している様子でしたが、次第に笑顔が増え、帰る頃には自然に次の約束もできました。

2回目のデートでは、結婚観についても話しました。
お金のこと、共働きの考え方、住む場所など、内容だけを見ると堅い話ですが、不思議と重たい雰囲気にはならず、自然に話すことができました。
その流れで、「もう敬語はやめませんか」と自然に提案できたことも嬉しかったです。
3回目は初めて遠出をしました。
その時、彼女から身体の事情について詳しく話してくれました。
「あなたが思っている以上に、結婚したら大変だと思う。」
そう言われましたが、不思議と不安はありませんでした。
自分も完璧な人間ではありません。
お互いに苦手なところを補い合えれば、それでいいんじゃないか。
私にとっては、その事情が結婚を迷う理由にはなりませんでした。

5年間活動してきたKさんですが、それまで一度も交際には進めませんでした。
それでも、不満を口にしたり、投げやりになったりすることは一度もありません。
結果が出なくても、目の前のご縁に誠実に向き合い、淡々と活動を続けられる方でした。
だからこそ、お相手のお身体のご事情も、Kさんにとっては不安になる要素ではなかったのでしょう。
真剣交際に進んでからは、話が一気に進みました。
真剣交際チェックリストに沿って話をしていると、2人とも自然と「結婚すること」が前提の会話になっていたのです。
指輪、結婚後に住む場所、結婚式、お金のことなど、大事なことも一つひとつ確認していきました。

気づけば、ほとんどの項目が埋まっていて、残るは親への挨拶だけです。
「結婚相談所の成婚の早さって、こういうことなんだな」と実感しました。
真剣交際チェックリストは、本当に役に立ったと思います。
彼女のご両親からも、
「本当に良いご縁をありがとう。」
と声を掛けていただき、ほっとしました。
また、私の両親も
「身体のことは誰にでも起こり得ることだから、気にしなくていいよ」
と受け入れてくれました。
その言葉を聞いて、彼女も安心した様子でした。

エンマレッジでの5年の活動について感想を伺いました。
終わってみれば、あっという間の5年間でした。
思うようにお見合いが組めなかったこともあり、時間や労力をたくさん使ったという感覚はありません。疲れたというより、婚活が生活の一部になっていたような感じです(笑)。
そのくらい、プレッシャーを感じることなく続けることができました。
彼女は、人見知りの私が初めて「一緒にいてラクだな」と思えた相手でした。
入会面談の時、Yumiさんから言われた
「うまく話そうとか、話題を作ろうと思わなくていいよ。」
「異性だからと意識するんじゃなくて、一人の人として楽しく話せるかどうかが大事だから。」
当時は正直、あまりピンときていませんでした。
でも今なら、その意味がよく分かります。
5年かけて、ようやく伏線回収ができました(笑)。
活動中は、具体的なアドバイスや進め方も丁寧に教えていただき、本当に心強かったです。
5年間、本当にお世話になりました。
まずは、ご成婚退会おめでとうございます。
5年間の活動で、お見合いは12回。決して多い回数ではありませんでした。
それでも、一つひとつのご縁を大切にし、巡ってきたチャンスをしっかり掴んだからこそ、今回のご成婚につながったのだと思います。
これからも、お二人らしく穏やかな家庭を築いていってください。
いつまでも仲良く、お幸せにね。
美味しいお菓子もありがとう〜















