焼津市在住、28歳女性会員Bさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は、藤枝市30歳の男性。
活動期間4ヶ月間（内、交際期間2ヶ月半）で成婚退会です。
これまでは、マッチングアプリなど使っての婚活を独自にされていたそうです。
自分の周りでも結婚する人が増え、これから出会う方とは将来を見据えたお付き合いをしたい、と考える様になりました。
最初にマッチングアプリに登録しましたが、途中でメッセージが来なくなってしまったり、結婚を目的とした方ばかりではありませんでした。
自分では真面目で良さそうな人を選んだつもりなのに、良い結果にならず、独自での婚活に行き詰まりを感じていました。
そんな時、従兄の方が結婚相談所で結婚が決まり、そういう方法もあるかも？と相談所も検討する様になったそうです。
結婚相談所への入会は気軽な料金でもない為、とても迷いましたが、「結婚への特急料金」「鈍行じゃなく、新幹線に乗ったつもりで！」と思う様にしました。
相談所選びでは、ブログを参考に決めました。
エンマレッジさんの成婚エピソードは、とても具体的に活動内容が書かれているので、イメージがしやすく、特に20代のエピソードが参考になりました。
20代の成婚者の方は、恋愛経験の少ない方が多い印象で、過去に彼氏がいた私とは少し違っていました。
でも、エピソードを読むうちに、付き合っていた経験のある私が結婚出来なかったのは、「やり方が間違っていた」事に気づきました。
そういえば、前の彼にも「君は結婚相手には合わない」と言われた事を思い出しました。
入会面談の際とても緊張しましたが、Yumiさんが明るく話してくれた事や、強引に結婚をすすめる様な事はないという事。
お見合いもホテルでお茶を飲む程度という話から、それくらいなら私でも出来そうと思えました。
また、想像していたよりも、カジュアルに活動が出来る事に安心しました。
20代で結婚相談所を検討するくらいなので、とても真面目で素直なBさん。
緊張しやすいとの事でしたが、明るくて話しやすいとても印象のよい女性です。
正直、登録しても私にお見合いの申し込みがくるか、とても不安でした。
今まで、結婚相手として選ばれなかった事もあり、自信は全くありませんでした。
登録した翌日、昼休みにサイトを見ると驚くほど沢山の申し込みが届いていました。
中にはかなり年上の方もいましたが、年収も高く、立派な職業の方ばかり。
マッチングアプリは、経歴は自己申告なので信憑性に欠けていますが、相談所は年収や学歴の証明を求められるので、本当に良い経歴の方からお申込みが来てびっくりしました。
折角たくさんのお申込みを頂いたので、まずはその中からお相手を選びをされました。
Bさんの希望は、年齢は10歳上まで、静岡県内、大卒、あとは写真の雰囲気を参考にされた様です。
正式なお見合いは初めてで、とても緊張しましたが、河原崎さんが立ち会いをしてくれたので、とても安心できました。
お見合いをする上で、積極的に自分からも質問をする様にしました。
家族の話、仕事、休日の過ごし方など。
もう少しお話が出来そうな方には、趣味や金銭感覚、一人暮らしの経験があるかも確認しました。
交際を希望するかどうかの判断材料として、最初に聞いておいた方がいいと思いました。
お見合い時から、積極的に本題に触れていったBさん。
お相手の男性も、質問内容に驚かれた方もいたと思いますが、婚活に対する熱量も、交際をスムーズに進める為に重要な事です。
お見合い後、交際を希望するかの基準は、会話が弾んだかではなく、お見合いの時に疲れたかどうかで判断しました。
話が盛り上がっても、終了した時にどっと疲れるを感じる方もいました。
無意識に力が入っていたのか、話を合わせようとしたのか、自分がリラックス出来ていない事に気づきました。
お見合いした方達は皆さん良い方ばかりで、結婚に対する真剣度は、マッチングアプリの比ではありません。
交際になった人の中には「真剣にお付き合いしてください」と言ってくださる方、「結婚後についてのお話をさせてください」と言ってくれる方もいて、真剣に向き合ってくれる姿勢はとても有難いと感じました。
そんな中、少し長くお付き合いした方が出来ました。
10歳近く離れていましたが、条件も希望通りの穏やかで優しい人でした。
真剣交際を申し込まれましたが、「彼と手を繋いだり、ハグ出来るか！？」と考えた時に、とても悩みました。
私のお誕生日にプレゼントまで用意してくれたのですが、こんな気持ちで受け取っていいのか、申し訳ない気持ちになってしまいました。
交際状況の報告をした際に、Yumiさんから「悩んでいる様だけど大丈夫？」と言われ、今の自分の気持ちを全て話してみました。
すると、「プレゼントの事は申し訳ないじゃなく、嬉しいと思えるかが大事よ」と言われ、ハッとしました。
確かに今の自分は、彼から優しくされる度に、憂鬱な気持ちになっていました。
「気持ちが上がる人を探した方がいい」という指摘が、確かにその通りだと思い、交際終了を申し出ました。
気をとりなおし、新しくお見合いを仕切り直そう！とお会いした相手が、運命の方になりました。
入会したばかりの頃、沢山のお申込みの中で1度NGを出した方でした。
実は、自分が希望した条件とは少し違っていましたが、Yumiさんから「前回、条件は合うのに年齢差でお断りしたのだから、条件は違っても近い年齢の人も会ってみたら？」とアドバイスもあったので、再度のお申込みを受けてみる事にしました。
お見合いで会った彼は、おどおどした印象で、会話もボソッと答える程度。
途中から、私が会話をリードして話を振っていったら、だんだん緊張も抜けて、最後には笑顔を見せてくれる様になりました。
正直、盛り上がったお見合いとは言えず、返事に迷いましたが、「試しにもう1度会ってから決めればいっか！」という感覚でＯＫ返事をしました。
Ｂさんの希望条件には当てはまらなかった方でしたが、性格上、もっとフランクに対等に話せる人の方が彼女には合っているなと思っていました。
初回のデートで、家族や学生時代の話をしていた時、なんと、入会のきっかけとなった従兄と、中高の先輩・後輩の関係だった事がわかりました。
凄く驚きましたが、なんだか不思議な縁を感じました。
ここから急速に距離が近づき、彼からも「同じ知り合いがいるって安心感があるね」「繋がりがあった事が嬉しいよ」と言ってくれ、私も同じ気持ちになっていました。
しかし、私達の交際を母がとても心配し、反対意見を言う様になりました。
お母様が交際に反対される理由は、彼が
危険を伴う仕事である事。
また、業種的な将来性についても疑問がある事。
彼が会社の2代目になる為、従業員の方々の生活を背負っていく事になる事など。
結婚相談所で知り合ったのに、わざわざ苦労する様な所にお嫁にいかなくても、というお気持ちだったのでしょう。
ようやく、好きだなと思える相手に出会えたのに、デートから帰る度に「早く別れなさい！」とお説教されました。
でも私は別れる気など、さらさらありません。
今までお付き合いした人と比べても、居心地の良さが全然違うし、1日一緒にいても疲れない相手は、彼だけでした。
Yumiさんからは
「彼の良さを言葉で説明するより、人間性を見てもらった方がいいのでは？」
とアドバイスを受けました。
彼には、母が交際に反対している事も伝えた上で、どんな対応をしてくれるのかも見たかったので、不安の内容も全てお話しました。
反対の理由を告げられた彼にとって、厳しい内容だったと思いますが、彼が「お母さんに認めてもらえるよう、頑張るよ」と前向きに捉えてくれた事で、2人で乗り越える意思を固めたそうです。
話にくい事も思いきって話せる雰囲気や、受け止めてもらえる安心感のある相手だと、どうにか母にも分かって欲しくて、普段の会話の中でも積極的に彼の話をする様にしていきました。
ある日、2人のツーショット写真を見せたところ、母が「優しそうな人じゃない」と言ってくれたのです。
ここ何日も、反対・説得の繰り返しが続いていましたが、いくら反対しても、私が1度決めた事は変えない事を知っていたので、最後は「自分で決めたのだから、頑張りなさい」と交際を認めてもらう事が出来ました。
結婚の挨拶に来てくれた時は、彼が可哀そうなくらい緊張して、母もそんな姿に好感を持ってくれました。
帰ったあと、「人柄も真面目で、優しそうな人ね」と結婚を応援してくれると言ってもらえました。
プロポーズは色々演出を考えてくれましたが、食事中、3回もトイレといって席を立ち、お店の人と打ち合わせしているのが見えて、バレバレ（笑）
ちょっと笑ってしまいましたが、しっかり感動できました。
最後にエンマレッジでの活動4ヶ月間を振り返ってもらいました。
私の計画では、もっと自分の条件を中心に積極的にお申込みしていく作戦を立てていましたが、殆どお申込みしないまま終わってしまいました（笑）
でも結果、とても納得できる活動が出来ました。
まず、マッチングアプリと比べて、結婚の意思のある人との出会いは、こんなにも違うんだという事への驚き。
結婚までの道筋を、今まで必死に探っていましたが、自然にその道が開けているので、とても楽に感じました。
Yumiさんには、交際相手に「申し訳ない気持ち」「嬉しい気持ち」の基準を教えて頂きました。
とても胸に刺さり、同時に進んでいく方向が見えた気がしました。
母や友人だと相談しても私寄りのアドバイスになってしまいますが、色々な人を見て、今の婚活事情も分かっている上でのアドバイスを貰えるのは本当に心強かったです。
あと、ブログの印象ではもっと厳しいのかなと思いましたが、とても明るく話しやすい仲人さんで、とても優しかったです（笑）
お見合いが終わる度お電話をして、そのついでに報告や相談に乗ってもらい、いつも元気をもらえました。
感謝の言葉を沢山いただけてありがとうございます。
最後まであきらめず、お母さまにも祝福してもらえる結婚になった事が本当に嬉しいです。
いつまでもお二人仲良く、お幸せにね～
美味しいお菓子もありがとう〜
