31歳男性会員Aさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は、4歳年上の35歳。
活動期間3ヶ月半(内、交際期間2ヶ月)で成婚退会です。
入会のきっかけは、元会員さんからのご紹介でした。
会社の同僚に、エンマレッジさんで活動していた方がいました。
その方は結局職場の方と結婚されましたが、婚活している話をすると「エンマレッジさんいいよ」「Aさんみたいなタイプ、向いていると思う」とお勧めされました。
周りからは明るく親しみやすいと言われますが、実は人づきあいが苦手なタイプ。
仕事など一定の距離があるならいいのですが、近い距離で接するお付き合いの経験をあまりしてきませんでした。
自分の様なタイプの男性も成婚しているエピソード例もあったことから、こちらでお世話になろうと思いました。
エンマレッジ以外の場所で成婚された方からも、ここが良かったと言ってもらえるのはとても嬉しいです。
確かに、明るく真面目だけど、ちょっとシャイな方には相談所はピッタリです。
Yumiさんは入会面談の時も、決して良い事ばかり言わず、婚活の厳しさも教えてくれました。
「お見合いの申し込みをしても、OKくる確率は低いけど落ち込まないで。」
・・・・そんなこといっても、少しはお見合い組めるだろうと、甘く考えていました。
しかし、お申込みしても一向に良い返事が届かず、ビックリ!!
最初に言われたのは、こういう事なのかと冷静になることが出来ました。
結局、最初の1ヶ月は誰にもOKが貰えず、お見合いは出来ませんでした。
経験のある方なら分かりますが、検索すると異性の情報がお写真付きで見ることが出来るので、どうしても【高嶺の花】からお申し込んでいく傾向にあります。
人気のある方にお申込みをすれば、ライバルが多い事も考えていきましょう。
翌月になり、自分にもお申込みが届きました。
なんと、3件も!
お見合いも初めてなので、まずお1人にOKを出してみました。
それが、今回結婚が決まった彼女です。
平日休みだった事もあり、最初から複数のお見合いは大変かもという判断が功を奏した様です。
彼女が医療従事者という事もあり、オンラインお見合いを打診されましたが、自分がオンラインNGだったので対面でお会いする事が出来ました。
明るく話しやすい方で、4歳年上という意識も感じないまま、気が付けば2時間近く話していました。
彼女は対面でのお見合いが初めてだったそうで、オンラインだったら交際になっていなかったかもしれません。
交際になり、LINEの交換をしました。
彼女から鬼滅の刃のスタンプが送られてきた事がきっかけに、漫画の話で楽しくやりとりも出来ました。
本来、LINEでのやりとりは苦手な分野でしたが、それも自然に出来たのがよかったです。
シャイな性格のAさんと、年上のしっかりした彼女との相性はとても良かったようです。
初回のデートから、仕事の話や休みの過ごし方、家族との関係性など色々な話が出来ました。
また、彼女から結婚に関する考え方や確認など、積極的に話を振ってくれました。
初めてのお見合いだった事もあり、他のお見合いも並行していこうと考えていましたが、真剣に活動している彼女の姿を見て、無駄に時間を掛けるような事はせず、ちゃんと向き合っていこうと思いました。
私からは「4歳下の男性」との交際は、相手の方は相当不安だと思うよと伝えました。
最初はピンと来ていない様でしたが、心当たりもあったようです。
Yumiさんに指摘されるまで、彼女がそこまで年齢差を気にしているとは思いませんでした。
ただ、時々「私の方が年上だから・・・」と言っていた事を思い出し、自分に駄目だしされたのかと思い凹んでいましたが、逆の意味で、彼女の不安から出た言葉だと教えてもらいました。
また、「4歳年上の方との交際は、親が気にする可能性もあるから、真剣に向き合っていくなら対策も考えた方がいいよ」とも言われ・・・・自分にはその発想もありませんでした。
彼女への配慮が足りていなかった事、今後の課題など、早目にアドバイスがもらえてとても助かりました。
根が真面目で純粋なAさん。
ちょっと女心には疎いようですが、素直で真っすぐな性格です。
彼女の人柄にも段々惹かれていった様です。
他の人との交際も考えていなかったので、3回目のデートで真剣交際を申し込みしました。
すると彼女から意外な言葉がありました。
「あなたの気持ちがわからない」
今まで、結婚観の話はしたけれど、好意があるという言葉はもらっていない。
気持ちも伝えてもらっていないのに、真剣交際?
好きとかじゃなく、ただ結婚相手の条件だけで真剣交際を申し込んでいない?
彼女からの指摘に、正直ドキッとしました。
図星だったからです。
彼女を大切にする気持ちはありました。
ただ、恋に落ちた・好きという感情はそこまで深く考えていませんでした。
しかし、この時は必死で結婚するイメージが出来る、と伝えたら彼女も納得してくれました。
この時のお話は、実は私も退会の時まで知らされず、初めて聞いたお話でした。
ここから、Aさんも恋愛感情について、考えていく様になったそうです。
真剣交際になり、より具体的な話になっていきました。
彼女から「親が早く連れてきなさい」といっていると言われ、想像よりも早く挨拶に行く事になりました。
その後も、どんどん彼女のペースで話が進んでいき、嬉しい反面、不安に感じていました。
それは彼女から言われた「恋愛感情があるか」という言葉がずっと引っ掛かっていたからです。
彼女の事は人として大好きで、一緒にいてとても居心地がいい相手です。
結婚相手としても、子供の母親としても、家族としてずっと大切に出来る相手だと思っていますが、恋愛感情はあるか?と聞かれると自信がありませんでした。
だからといって、他に恋愛相手を見つけたいわけでもなく、自分の気持ちが分からなくなってしまい、改めてYumiさんに相談しました。
Aさんとは色々なケースを想定して話をしました。
今までの交際はどうだったのか、生理的に難しいと思う部分はあるかなど。
その中で、人付き合いが苦手だったAさんが、最初から彼女に心を許せたのは、緊張感を感じなかったからじゃないかということが分かりました。
それが、彼にとっては特別な事で、ドキドキがないからといって不安に感じる事はないよと伝えました。
今後はもっとスキンシップをとって、自分の気持ちに素直な答えを出すようアドバイスしました。
相談しているうちに、段々自分の気持ちが整理出来ていきました。
その後、彼女ともじっくり時間を掛けて、お互いの気持ちを話すようになり、気持ちの変化も生まれてきました。
彼女に対して1番強く感じるのは、「この人のことを大切にしたい」という気持ち。
今は女性としても惹かれている、と自信を持って言えます。
2人で結婚の意思を確認した後、成婚退会の手続きになりました。
色々と悩みましたが、終わってみればわずか4ヶ月の活動期間でした。
同僚のいう通り、自分にはここの仕組みが合っていました。
日程や場所の調整も仲人さんが入ってくれ、交際期限などのルールがしっかりあるので、不慣れな自分にとってはとても活動しやすい場所でした。
デート1回ごとに振り返りを送りますが、その時に自分の感情が冷静に見える事で、気持ちの整理が出来ました。
Yumiさんには悩みや不安ばかり言ってしまいましたが、いつも自分に欲しい言葉をくれました。
女性の気持ち、彼女の反応や言葉の裏にある本当の意味など、自分には全く想像できない所を、的確に指摘してくれたのはとても心強かったです。
活動期間中、温かく見守って頂きありがとうございました。
人づきあいが得意ではない、恋愛上手でもない彼が、短期間で結婚まで決断出来たというのは、決して簡単な事ではありませんでした。
人を好きになる、という言葉にも色々な意味がある事を知ったそうです。
実はAさんからは、既に入籍の報告も頂いています。
ご結婚おめでとうございます?
いつまでもお2人仲良くお幸せに~