沼津市在住、30歳女性会員Nさんが成婚退会の手続きにきてくれました。
お相手は12歳年上、42歳の山梨県のかた。
活動期間2ヶ月(内、交際期間1ヶ月半)で成婚退会です。
30歳の誕生日、おばあ様からのヒトコトが活動のきっかけになったそうです。
「お見合いしないの?」
おばあちゃんの中では、女の子はいい年齢になったらお見合いして結婚するものだと思っていたのです。
確かに・・・今まで何の婚活もしてきませんでした。
時がくれば自然に結婚できるかと思っていましたが、そうでない事に焦りも感じ始めました。
マッチングアプリをやっている友人に状況を聞きましたが、あまりうまくいっていない様子。
だったら最初から真面目な所で活動した方が、自分には合っていると思いました。
大手相談所も検討しましたが、会社の規模よりも実際に担当してくれる仲人さんに実績がある方が良いと思い、エンマレッジさんを選びました、
ブログの成婚エピソードはとても具体的で、活動のイメージもしやすく、親身になってくれそうでした。
実際のYumiさんにもお会いして、ブログのイメージとほぼ一緒で安心できました。
見た目の雰囲気や話す声の印象は、まるで少女の様に可愛らしいのですが、話してみると芯の通ったいわゆるギャップのある女性でした。
自分にお申込みがくるかなと不安はありましたが、想像以上に沢山届きました。
海外や遠方過ぎる方は難しかったですが、それ以外の方は、ほぼ会っても良さそうな方ばかりでした。
通常、女性会員は自分の年齢に近い方を希望しますが、実際は10歳以上からのお申込みも多く、沢山お申込みがきても1割程度しか対象にならないと言います。
しかしNさんはその逆で、年齢の近い方は話が合わないとの事。
20歳近く離れていても大丈夫、つまりお申込みしてくれた8~9割が対象になったのです。
私自身が、今っぽい話題や流行りものに興味がないこと。
それよりも、落ち着いた大人の男性に惹かれ、親に近い年齢の方が話しやすいと思っていました。
あえて条件を出すなら、沼津近郊の方が良かったです。
Yumiさんから「まず家が近そうな方を3人くらい受けてみたら」とアドバイスされました。
写真の雰囲気で3人選んだとき、山梨県からビックリする様な条件の方からお申込みがきました。
「東京大学卒」「年収1000万以上」
私とは住む世界が違う、結婚相談所でなければ一生縁のない人だと思いました。
ちょっとした好奇心、記念受験みたいな感覚、軽い気持ちでOKを出しました。
それが、今回のご縁に繋がったのです。
1人目のお見合い相手は、静岡の方でした。
とても礼儀正しい人ですが、お見合い中ずっと緊張されていました。
会話が時々噛み合わないけれど緊張のせいかと思い、もう1度会ってみることにしました。
事前に、私はLINEが苦手だとお伝えすると、彼から「でも、交際になったらLINEするのが決まり」と言われました。
Yumiさんに確認すると「そんな決まりないよ」「苦手なら無理しないで」と言ってもらえました。
また、彼から「会いましょう」というわりに、具体的な計画を立てることもせず、私が日程やお店も指定し、入ったお店では注文も自分から声を掛けられない姿を見て、交際終了を決めました。
2人目のお見合い相手は、6歳上の方でした。
お話上手で自然にリードしてくれる、完璧な振る舞いの男性でした。
初回のデートから、候補場所を3つほど提案してくれ、スマートにエスコートしてくれました。
前回の人と比べると真逆な対応で、完璧すぎて文句の付け所がないのですが、なぜか居心地が悪いのです。
まるで接待を受けているような、不自然な振る舞いに感じてしまったのです。
「このまま、連れて帰りたいな」
彼が冗談で言っていると分かっていても、全然笑えませんでした。
完璧すぎる振る舞いや、大人のジョークに自分がうまく対応できず、交際終了をお願いしました。
極端なお二人と交際になってしまいましたが、自分の感情を整理し言語化できるので、交際が無駄に長引きません。
また、こういう方は運命の相手を見極める能力も高いのです。
3人目は記念受験の様なつもりだったので、「どんな人がくるんだろう?」という好奇心の方が強かったです。
12歳も年上だし写真よりもきっとオジサンだろうなとか、東大卒って私と話が合うのかな?など。
交際する事など、想像もしていませんでした。
しかし、実際に会ってみると、思っていたよりも若々しい方でした。
年齢差もあるのに偉ぶった態度をとるわけでもなく、同じ目線で話をしてくれるので自然体でいられました。
初めて会ったのに、まるで自分の親族に会ったような親しみすら感じるほど。
経歴だけで勝手に偏見(?)を持った自分を反省です。
また話しやすい人ですが、決して早口やお喋りな人ではありません。
よく考えながら言葉を選ぶ方なので、私も急いで返答しなくてよいのが心地良かったです。
以前の2人は少し落ち着かない話し方、返答を急かされるような空気も感じ、それが居心地の悪い理由だと気づきました。
ただ、会話に大きな盛り上がりはなく、彼の態度や表情にも変化を感じなかったので、お断りされるのだろうと思いました。
「交際希望」の返事が届いた時は、心底驚きました。
初回デートはお見合いから1週間後、山梨からまた来てくれました。
当日までのやりとりは、ショートメールで簡潔丁寧な連絡でしたが、その心遣いもとても有難かったです。
そういえば、「LINEしよう」とは言わなかったのは、彼だけでした。
交際になると「LINE」交換が当たり前になっている風潮ですが、女性会員に聞くと半数以上の方は「苦手」だといいます。
LINEが苦手なのではなく、まだ親しくなっていない人と、どうでもいい会話をするのが嫌なのだと思います。
よほど文章で女性の心を掴む自信がない限りは、お相手の希望を聞いてからにしましょう。
お見合いの時には毎回、お茶代のお礼として小さなお菓子を渡していました。
会うなり「前回のお礼です」と、大きな箱詰めのお菓子を持ってきてくれたのは、とても嬉しかったです。
Yumiさんからは、県外の方と交際になった時の注意点を聞いていたので、家族・仕事・結婚後の拠点についても話ができました。
私が「お洒落なスーツですね」と褒めると「実は、これしか持ってないんです」と照れていました。
「実は私も・・・・」と答えると、
「お互い、頑張ってお洒落していたんですね。だったら、次回は普段の姿で会いましょう」
無理しなくていいよ、頑張らないでいいよと言われた気がして、気持ちがスーッと楽になりました。
気をつかってくれるけれど、こちらには気をつかわせない、そんな心遣いの出来る人だなと思いました。
遠方だというのに、週1ペースでお会いしてそうです。
デートの帰り際には必ず、「次どうしましょうか?」と次の約束をしてくれます。
たまには私が山梨に出向くといっても、「車だと危ないから、僕が行くから」と言ってくれました。
大事にされているみたいで、少しドキッとしました。
この時点で、Nさんの中では真剣交際に進みたい気持ちになっていたそう。
私の携帯を二人で見ていた時、お見合い申し込みの通知が届きました。
「沢山お申込みがきて、返事に困っている」
「でも、真剣交際に進めば、もうお申込み来なくなるんだよ」
ちょっと彼の気持ちを確認したくなりました。すると、
「だったら、早くしましょう!僕ももう1度相談所に確認してみます」
私の言葉がきっかけで、真剣交際に進む事になりました。
3回目のデートでしたが、着実に自分の気持ちが上がっているのは間違いなく。
彼と一緒に歩いていく、未来も想像も出来ていました。
1ヶ月にも満たないのに、なぜそこまで確信できたのでしょう?
普段の私は奥手で人見知りなので、早々に心を開くことはないんです。
恋愛経験もないので、好きとかドキドキという感情もよく分かりません。
でも彼には、海外で日本人に会ったような安心感、同志・仲間・家族の様な感覚がありました。
真剣交際に入り、チェックリストを確認しましたが、ほぼここまでの会話で出来ていました。
Yumiさんからは、「山梨にお嫁にいくのなら、退会前に1度は行っておいた方がいい」と言われていましたが、彼からは「遠いし、山道で危ないから」と言われていました。
でも、やはり最後に確認したいのは、やはりこれから住むかもしれない土地。
山梨県のイメージがなかったので、最後の判断の為に出向く事にしました。
彼の住む場所は都会過ぎず田舎過ぎず、沼津の街に少し近くて安心しました。
彼のお部屋にも案内されましたが、少し散らかってもいても気にならず、そこでリストの続きも話ました。
最後の「プロポーズの時期」の項目になった時、彼から
「ここだけは、リストの流れではなく自分からきちんと話したい」と言われました。
その10日後、正式にプロポーズされ、喜んでお受けしました。
入会からわずか2ヶ月で、成婚退会となりました。
活動を改めて振り返ってもらいました。
短い期間でしたが、私には濃厚で忙しい2ヶ月でした笑
初対面の人と、お見合い→交際がほぼ4人同時に始まったので、スケジュール調整が1番大変でした。
Yumiさんから「最初は3人くらいにしたら?」と言われていましたが、皆さんのエピソードでは沢山お見合いされていたので、つい頑張ってしまいました。
活動前は交際経験もないし、短い期間で答えなど出せない、1年くらい一緒にいないと分からないと思っていました。
まして、時間を掛けても見極められる自信だってありませんでした。
しかし、実際はYumiさんにも「そんなに早く決めて大丈夫??」と心配されるほど、何の迷いもなく決めることが出来ました。
私は人に対して、タイプ別に分類する癖がありました。
良いか悪いかではなく、タイプが違う、と思えば自分と合わない事がストレスにならないからです。
彼と会った時、「私と同じタイプ」だって思いました。
また、基本的に愚痴をいわない人で、仕事の事も婚活の事も人にネガティブなワードを聞いたことがありません。
デート中も、ちょっと変な人がいても全く態度が変わらない姿をみて、尊敬できるなと思いました。
エンマレッジさんには大変お世話になりました。
相談する様な困った事がおきませんでしたが、いつでも相談できる人がいるという安心感がありました。
日程調整や連絡もスムーズで、返信も早く頂けるという点でも、信用できる相談所です。
未婚の友人にもおすすめしたいです。
恋愛経験がないから、決断できないのではなく、彼女には自分の判断に絶対的な自信がありました。
自分の感情や思考を、明確に冷静に説明できる方は中々いません。
二人はとてもお似合いなご夫婦になると思います。
いつまでもお二人仲良くお幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜