裾野市在住36歳女性会員Sさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は静岡市に住む、同じ歳の36歳。
活動期間8ヶ月半（内、交際期間2ヶ月半）で成婚退会です。
入会のきっかけは、ちょっと変わったものでした。
婚活パーティーやアプリなど、自分で動ける範囲の婚活はやってきましたが、なかなか成果が出ませんでした。
過去に実家に結婚相談所（他社）から営業電話が掛かってきましたが、たくみな営業トークに不信感を感じたり、料金もかなり高額で、とても入会する気にはなれませんでした。
結婚を心配する親は、「費用なら、出してあげるよ」と言ってくれましたが、それは違うと思っていました。
結婚はしたいけど、そこまでして・・と覚悟も出来ていなかったと思います。
コロナが明けて久しぶりに友人と旅行に行った先で、当たると評判のタロットと手相を見てもらいました。
その占い師さんに
「あなたって、アプリなど素性の分からない人は好きにならないタイプでしょ？」
「最初から安心できないと、好きにならないから、結婚相談所に行った方がいいわよ」と、言われた時は
「まさか、え～～～～～～！！！」
占い結果には半信半疑でしたが、確かにアプリでうまくいかなかった理由は、占い師さんのいう通り。
旅行から戻り自分で調べてみると、結婚相談所はシステムも料金体系も様々だという事がわかりました。
その中で、気になったのがエンマレッジさんでした。
費用も安く皆さんの成婚エピソードは、私の思っていた『結婚相談所＝恋愛はできない』イメージとは随分違っていました。
そんな私の話にYumiさんは少しびっくりされ、笑いながら
「お見合いだって、恋愛感情がないと結婚なんてしないわよ？」
その言葉で不安がなくなり、こちらでお世話になろうと決めました。
Sさんは子供さんを相手にお仕事をされているので、まず話し方がおだやか。
まとっているオーラが癒し系なので、人気がでる会員さんだと感じましたが、本人はかなりの慎重派。
ご自身も「心を許すまでに、時間がかかるかも」と心配されていました。
自分の年齢的な不安も当然ありました。
条件は、写真の印象（笑顔・清潔感）・6歳上まで・年収500万以上
お申込みは沢山頂きましたが、条件にマッチした方は全体の2割程度でした。
成婚退会するまでに、全部で10人程度の方とお見合いさせて頂きました。
皆さん本当に気遣いのできる優しい方達ばかりで、嫌な思いや不快に感じることはありません。
しかし、人柄はよくても、好意を持てるかは別で・・・・
経歴も立派でお写真はキリっとしていても、会うと自信なさげにオドオドした表情になる方。
反対に、自分語りが多く、こちらへの質問がない方など。
会話が弾まない、会話の分量に偏りがあると、疲れを感じてしまいました。
しかしお見合いを通じて、気が付いた事もいくつかありました。
同じテーマで話しているのに会話が自然に広がる方もいれば、1ターンで終わってしまう人もいる。
合いの手や、声のトーン、身振り手振り、笑顔・・・・
これらが次の会話を引き出してくれる、共通点を見つけてくれる事に気づきました。
楽しそうにしていれば、空気は勝手によくなって、会話もどんどん膨らんでいきます。
自分が話好きなので、聞き役になってくれる男性が合うと前から思っていましたが、その逆で、同じようにおしゃべり好きで、他愛のない話を気兼ねなく出来る方に居心地の良さを感じました。
これも、お見合いしたから気づけた事でした。
お見合い回数としては、そんなに多くありませんが、わずか数回でその答えが出たのは素晴らしいです。
それも普段、コミュニケーションを大事にするお仕事だからなのかもしれません。
お見合い後、嫌じゃなければもう1度お会いしましたが、2～3回での交際終了が続きました。
「最初に楽しいデートはしなくていい」と、交際の心得を教えてもらっていたので、
行った場所のおかげで楽しかったのか、
この人だから楽しかったのか、を意識しながら答えを出していました。
また、交際の報告も「仲人さんに報告する」という行為が、自分の気持ちを整理する良いきっかけになりました。
入会から数ヶ月が経ち、初めて真剣交際に進む事ができました。
交際を自分から断っているくせに、結果がでない事に落ち込み、徐々にお申込みも減ってきた頃で焦りも感じていました。
彼はとてもいい人で、条件も良く、誠実に好意を伝えてくれるので、この人と結婚したら幸せになれるだろう、早く好きになりたい、気持ちに応えたいと思っていました。
しかし、何回お会いしても恋愛感情が抱けず、優しくされればされるほど、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
いい人なのに、好きになれない自分が悪いんだ、どこか自分が間違っているんだと、Yumiさんに相談しました。
すると、
「会う度に、気持ちがＵＰしていかないなら、交際無理じゃない？」
と、あっさり終了を勧められ、てっきり喝を入れられると思っていたのに肩透かしされた気分でした。
しかし同時に、「終了でいいんだ！」と、ホッとした気持ちになれたのです。
「Sさんの結婚なんだから、Sさんがしたい相手とすればいいんだよ」
当たり前の事なのに、仲人さんから言われると不思議で、でも苦しかった私には有難い言葉でした。
こういう思考になってしまうのは、30代の方に多い印象です。
結婚相談所だから、『恋愛できない』
お見合いだから、 『条件が最優先』
条件が良いのに、 『好きになれない自分が悪い』
勝手なイメージに縛られ、自分で息苦しい活動にしてしまうのです。
交際相手と誠実に向き合って出た答えなら、自分を責めなくても、反省しなくても良いですよ！
また1からのお見合いが始まりました。
お申込みを立て続けにもらえ、その中の1通に彼がいましたが、特に印象的なプロフィールでもありませんでした。
同じ歳、ペットの犬と写った写真が優しそうだなと、お見合いを受けました。
第一印象の彼は爽やかでした。
当時はまだマスク越しのお見合いが多い中、「マスク外していいですか？」と聞いてくれました。
顔が見えるせいか、自然体で話せたこと、隠している部分がないのも印象が良かったです。
何気ない話ばかりでしたがとても楽しく、迷いなく次もお会いしたいと素直に思いました。
初回デートでも、話が弾み過ぎてしまい、途中お店を移動し、結局5時間近く一緒にいました。
何を話そうかと考えなくても、自然に会話が続いていく心地良さを感じます。
帰りぎわには次のデートをその場で誘ってくれ、そんな人も初めてで嬉しかったです。
会話の中に「次回は、これ食べたいね」「今度そこに行ってみようよ」など、二人で行く事を想定して話してくれるので、次も会うのか不安にならないでいられました。
翌週もデート、3回目のデートで早々と真剣交際に進んでいきました。
お見合いの時から、色々な話をしているので、面と向かって結婚観の質問をしなくても、彼の人柄や育ってきた環境、金銭感覚、仕事への取組み方も全部わかります。
Yumiさんに頂いたチェックリストの中には、出ていない話題やクリアしていない項目もありました。
特にスキンシップは、話すばかりでそんなムードにもならず、これは話題にするのが恥ずかしかったです。
でも、彼が絶好のタイミングで、階段のある場所で手を貸してくれました。
それがとてもスマートで（いきなりグイグイこない）とても誠実な人だなと思いました。
宗教や借金の有無など、自分からは聞きだしにくい事は、リストのおかげでスムーズに話し合えました。
彼からも「あと、何が気になる？」とよく聞いてくれるので、ほぼ不安なく話が進んでいきました。
お見合いから1ヶ月後には、彼から「自分の気持ちは固まっている」と言われました。
私も気持ちは前向きですが、まだ自分のだらしない所、悪い部分を見せていないのでは？
後から嫌われたり、冷められてしまうのは嫌だから、もう少し私の素の部分も知って欲しいとお願いしました。
Sさんからは「もう1ヶ月交際して、答えを固めたい」と報告があり、全然問題ないこと。
勢いで決めてしまうより、安心した時点で大丈夫だよとお伝えしました。
が、結局1ヶ月後も、何ら不安要素が出ることもなく、とても順調にプロポーズに至ったようです。
8ヶ月の活動期間を振り返ってもらいました。
彼との交際には、何の迷いもなくトントン拍子に決まってしまい、我ながら「そんな早く！？」「まさか自分が、ブログの方達と同じ状態」という事に驚いています。
ほんの数ヶ月前まで、活動がうまくいかず落ちこんでいたのに、こんな急展開！？
でも、思い返せばYumiさんが言っていた事が、本当にその通りでした。
「お見合いだって、恋愛感情がないと結婚なんてしないわよ」
「会う度に、気持ちがＵＰしていかないなら、交際無理じゃない？」
初めて会った人なのに、最初からずっと楽しくて、会う度に好きになっていくってこういう事なんだ！
お見合いで出会ったけれど、私は彼に恋をして結婚を決めました。
エンマレッジさんでの活動は、私の結婚相談所へのイメージを大きく変えてくれました。
Yumiさんのアドバイスは断定やお仕着せではなく、考え方のヒントや答えの出し方を提示してくれます。
私の気持ちも大事にしてくれ、でもダメな所もしっかり指摘してくれました。
1人だと考えるのをやめてしまったり、後回しにしてしまう事も、「Yumiさんに報告しなきゃ！」という自分が動く理由があって、本当に良かったと思います。
ありがとうございました。
成婚退会おめでとうございます。
手続きの時初めて、入会のきっかけが「占い師さん」からだと聞き、びっくりしました。
よく当たる占い師さんとの事ですが、本当にその通りになりましたね☆
お二人いつまでも仲良く、お幸せにね～
美味しいお菓子もありがとう〜
