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【ご成婚】32歳女性:プロポーズ前日に、まさかのカミングアウト〔静岡市&静岡市〕

静岡市在住32歳女性会員Jさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は同じく静岡市の35歳の会社員。
活動期間5ヶ月間(内、交際期間3ヶ月半)で成婚退会です。

入会のきっかけは、あるテレビ番組だったそうです。

 

母がエンマレッジさんが出演したテレビ番組を見て、「この仲人さんいいと思うよ。行ってきなさいよ」と勧められました。当時、別の結婚相談所で活動していましたが、中々結果のでない事に悩んでいた時でした。

                                                                           

まずは話だけでもと無料面談に申し込みしてみました。

 

大手相談所よりもエンマレッジさんの方がアットホームで、色々話も聞いてくれそうだと思いましたが、2つの相談所を掛け持ちする自信もなく、いったん私はペンディング。

 

そのかわり奥手の妹には、サポートの厚いエンマレッジさんの方が向いてそうだと入会をすすめました。すると、わずか数ヶ月で妹の結婚が決まってしまいました。

 

正直、焦りの気持ちが大きかったです。私も急いでエンマレッジさんに入会のお申込みをしました

 

妹Kさんの成婚エピソードはコチラ

 

母から「折角ならプレミアムコースでビシビシ指導を受けたほうがいいわよ」といわれ、その話をYumiさんに伝えたら「だったら、お母様の期待に応えなきゃね」と笑っていました。

 

妹のKさん、次はJさんと、お母様から信頼して頂いているのでその期待にお応えしたい!1年成婚を目標に結果を出しましょうとお話しました。

 

活動前に、Yumiさんといくつか約束をしました。

 

●積極的にお見合いを受けること。
●自分はプレミアム会員という意識をもつこと。

 

以前の相談所で活動していたときは、モヤモヤしたことがあっても「こんなこと聞いていいのかな?」とか「本当に困ったときだけ相談すればいいか」と、つい自己完結してしまうことが多かったです。

 

エンマレッジのプレミアム会員になってからは、「報告することが義務」という意識が芽生えたことで、遠慮なく何でも話せるようになりました。また、家族や友人とは違い、プロの客観的な意見をもらえることが、私にはとても必要だったと感じています。

 

通常、どんなコースの方でも遠慮なく、どんどん相談してくれて大丈夫です。ただ中には「仲人の方からグイグイこられるのは苦手」な方もいる為、プレミアム会員さんに限り「お互い遠慮なく全力で向きあう」約束を最初にしています。

 

お申込みは、以前活動してた相談所よりも沢山頂けました。もちろん、多くは希望どおりとはいきませんが、静岡県在住・近い年齢・年収は自分と同等の方には積極的にお会いする様にしました。

 

Yumiさんから、まずは「3人の方にお会いしてみるように」とアドバイスをいただきました。まず1人目は地元の公務員の方で、プロフィールからは真面目な印象を受けていました。

 


しかし、実際にお会いしてみると、相手から話題を提供することがほとんどなく、ほぼ私が質問をする形に。質問をしても要領を得ない回答が多く、結局相手の人柄や魅力をつかむことができませんでした。相手の良さを見つけられないまま、お見合い終了になりました。

 

2人目は、大手鉄道会社にお勤めで、経歴がとても良い方でした。

 


しかし、この方も口数が少なく、1時間の会話を続けるのにかなり苦労しました。あれほど時間をかけてプロフィールを吟味して選んだはずなのに、実際にお会いしてみると、プロフィールに記載されていない部分で相性が合わないことに気づかされました。

 

3人目の彼は、初めてプロフィールと実際の印象が一致した方でした。

 

見た目も爽やかで、スキンケアもしっかりされ清潔感がありました。さらに、団体職員の営業職ということもあり、コミュニケーションもスムーズで、会話がとても楽しく感じました。

 

これまでお会いした方々とは明らかに違い、初対面にもかかわらず、最初から心を開くことができました。お見合いの帰り際も、出口が反対方向なのにわざわざ外まで見送ってくれる姿に、彼の優しさを感じました。

 

Jさんは、自分の性格について「態度には出さないけれど、男女問わず壁を作ってしまうところがある」と話していました。しかし、彼には最初から素の自分が出せたこと、心の壁が取り払われていく感覚があったといいます。

 

初回のデートでは、趣味の話が中心で、結婚観について話す機会がありませんでした。ただ、自分にとって譲れない条件については、プロフィールを通してほぼ確認できていたため、そこまで急ぐ必要はないかなと思えました。

 

彼は真面目でありながらユーモアもあり、職場でのエピソードからも周囲に慕われている様子が伝わってきました。デートを重ねるほどに、彼の人柄の良さが感じられ、自分でも驚くほどどんどん惹かれていきました。

 

彼の言葉や行動から、愛情を感じる場面も多くありました。何気なく話したことをしっかり覚えていてくれて、その話題を自然に振り返ってくれるところが嬉しいです。

 

また、「〇〇が美味しかったよ」と話すと、必ず「今度2人で行ってみようよ」と返してくれます。その一言が、私の気持ちに共感し、思いを共有しようとしてくれる姿勢としてとても心地よく感じます。一緒にいると、日常の何気ない瞬間にも「嬉しい」と思うことが増え、穏やかで前向きな自分になれていると気が付きました。

 

「なんだか、今までと雰囲気が違うわね」と、私の気持ちが高まっている事に母も勘づいている様でした。4回目のデートが終わったころ、Yumiさんと定期面談をしました。

 

 

Jさんの気持ちは高まっている様でしたが、彼の結婚の条件が「敷地内同居希望」という事で、どういう敷地なのか、お家がどう構成されているのかなどの話が出来ていないとのこと。真剣交際に進む前に、しっかり確認してくる様伝えました。

 

家は完全に分離されているので、敷地内といってもお隣の家という感じでした。実際に家の周りを見せてもらった時に、その心配も解消されました。次のデートで真剣交際のお申込みをされ、もちろん喜んでお受けしました。

 

ここまでかなりの良いペースで交際が進みました。まだ交際2ヶ月でしたが早々とプロポーズの打診があり、お店も予約済とのこと。お互いの親御さんに挨拶を済ませた翌日には、プロポーズの予定でした。

 

まずは、私の家に挨拶に来てくれました。母からは、「背も高いし、スーツも似合うね。話に聞いていた通りの人柄で、いい人じゃないの。」と言ってくれました。

 

その後、彼の実家に向かい、ご両親と弟さんが出迎えてくれました。

 

ご両親はとても良い方で、和やかに自己紹介できましたが、弟さんは一言も話しませんでした。「あれ?」と思いながらも挨拶を終え、彼の車に乗ったとき、彼から「実は・・・弟には障害がある」と説明されました。

 

あの時に感じた違和感は、そういうことだったのかと理解しました。同時に、そんな大事なことをどうして今いうのか、とその時は少し混乱し、記憶もあまり残っていません。

 

彼に何を言えばいいのか、何も言葉が出てきませんでした。とにかく早く家に帰りたくて、Yumiさんや母に相談したい気持ちでいっぱいでした。

 

彼は続けてこういいました。

 

「最初に話して、弟のことを誤解してほしくなかった」
「まずは、自分という人間を知ってほしかった」

 

実は私の仕事上、障害を持つ児童やその家族とも関わりがありました。彼の言いたいことも、家族としての葛藤も十分にわかります。にもかかわらず、心が拒絶している自分の本音にショックを感じました。

                                                                        

家に帰って母に話すと「まず、Yumiさんに相談しなさい」と言われました。

 

この時のJさんはとても混乱し、涙声でした。持病・宗教・家族などのデリケートな内容は、話すタイミングがとても難しいです。

彼の言う様に、「それだけで判断して欲しくない」という気持ちもわかります。ただ「断りにくい状態の時に話した」とJさんがネガティブに感じてしまうのも仕方ありません。

 

しかし、今回は話すタイミングがサイアクでした。

 

 
「明日彼はプロポーズする予定で、お店も予約しているはず。」

「OKできないなら、すぐに彼に伝えないと」

 

そういえば少し前に「〇日のデートの時にはお洒落してきて」と言われていましたが、まさかこんな事態になるとは夢にも思いませんでした。今の時点でプロポーズにOKはできない。とはいえ、急に彼を嫌いにもなれない。

 

混乱する頭の中で悩んでいると、Yumiさんが「だったら、今すぐもう一度彼に会ってきなさいよ」と背中を押してくれました。彼から話を聞かされた時は頭が真っ白で、何も言えないまま帰ってきてしまったため、私の気持ちは彼にはまだ伝わっていません。

 

「思っていることを、二人でちゃんと話してくるべき」


その言葉に背中を押され、真夜中にもかかわらず彼をファミレスに呼び出しました。そして、心に溜めていた思いをすべてぶつけました。


なぜ今になって言ったのか?

結婚は当人同士だけでなく、家族の問題でもあるはずではないのか?
こんなタイミングで話す人を信用できるのか?


伝えきれなかった感情を一つひとつ、彼に話しました。


                                                                        『ごめんなさい』

『まさか、ここまで弟の事がネックになるとは、思ってもみなかった』

 


彼は、弟さんの今後についてはすでにご家族で話し合いを済ませており、私に迷惑をかけることはないと考えていたそうです。


また、子ども時代には弟さんの存在を恥ずかしく思っていた時期があり、そのことを今でも深く後悔していると話してくれました。彼の中で抱えていた想いや葛藤を率直に伝えてくれたことで、彼に対する怒りが少しづつ消えていくのを感じました。

 

しかしその場では何の答えもだせず、「結婚は少し考えさせてほしい」と伝えました。

 

翌日、改めて状況をYumiさんに報告すると、「で、Jさんはどうしたいの?」と聞かれました。


「Jさんが好きになった
彼の優しさは、弟さんの存在があったからだと思うよ。」
「ここから先は、自分で答えを出してね」


本当にそのとおりです。あとは、自分の覚悟だけだと思いました。

 

お相手相談所によると、予定していたレストランは当日キャンセルをしたそうです。キャンセル料もかかり(多分)申し訳ない事をしましたが、こればかりは仕方ありません。

Jさんも弟さんに障害がある=結婚NGという事ではなく、大事な事を先に話してくれなかった事へのショックなので、少し時間がいるのかなと思いました。

 

 
今回の事で彼に対する信用を失いかけましたが、今まで過ごした時間や話した内容を振り返ると、本当に彼だけに心を開いていたんだと実感する瞬間がいくつもありました。そんな自分に気づいた時、この気持ちを大切にしたい、彼とこの先も一緒にいたいと思えました。

 

また、夜中に会って話した時、彼が自分の家族に叱られたと打ち明けてくれました。ご挨拶の場で弟さんの存在を知った時、私の表情が曇ったことを彼のご両親が敏感に察していたそうです。  

  

『あんたが悪い』
『お嫁にくる立場で、大事な話を言っていないなんて不安に決まっているでしょ!!』

 

その言葉を聞けたことで、とても安心できました。

 

改めてプロポーズの再調整をし、無事に成婚退会のお手続きとなりました。
エンマレッジでの活動について感想を聞いてみました。

 

本当に色々あってあっという間の5ヶ月でした。

 
結婚相談所は2社目でしたが、エンマレッジさんでは「自分の気持ちと向き合う」ことを丁寧に指導していただけたおかげで、スムーズに話が進んでいきました。


特に、Yumiさんがしっかり話を聞いてくれるという安心感があり、何でも相談しやすかったです。毎回の振り返りにも丁寧に返信をいただけたことで、自分の気持ちを整理しやすく、言葉にしてもらえることで感情を改めて理解できたのがとても助かりました。


何度も相談させていただきましたが、そのたびに心強い言葉をかけてもらいました。性格上、人に甘えるのが得意ではない私ですが、Yumiさんにはたくさん頼らせていただきました。妹もお世話になっていたこともあり、まるで知り合いの様に甘えさせてもらいました。

 

私の気持ちに常に寄り添ってくれ、愛情のある指導を頂けたと思っています。エンマレッジさんで活動できて、本当に良かったです。妹共々、大変お世話になりました。

 
お見合いもたった3人。活動期間もわずか5ヶ月という、超スピード成婚のJさんですがかなり内容の濃い活動でした。
それも仲人の私としっかり連携が取れていたこと、信頼関係が結べていたのかなと思います。

いつまでもお二人仲良くお幸せにね~

美味しいお菓子もありがとう〜

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