37歳女性会員Mさんが、成婚退会の手続きに来てくれました
お相手は13歳年上の歯科医。
活動期間1年2ヶ月、(内、交際期間4ヶ月)で成婚退会です。
お手入れの行き届いた長い髪、抜群のプロポーションと整った顔立ちで入会相談に来られたMさん。
開口一番「出会いがないって事はないわよね・・・・・?」という言葉で面談がスタートしました。
「出会いには苦労していないんですけど・・・・」と、不安そうな声で今までの事を話始めました。華やかでゴージャスな見た目に反して、実はとても慎重で警戒心も強めだとか。
男性から声を掛けられる事は多かったものの、ちょっと癖のあるタイプだったり、結婚相手には相応しくない方だったり、若干男性不信にもなってしまったそう。
あれこれ疑ったり、後から事実を知らされて悲しい思いをするのはもう疲れてしまったので、最初から真剣に結婚を考えてくれる方と出会いたいと思いました。
またお人柄も含めて、相談できる仲人さんがいる所で活動した方が早いと思い入会を決めました。
静岡はもとより、関東方面からも沢山のお申し込みが届きました。
特にMさんからの希望条件は高すぎる事はなかったのですが、不思議とお申し込みしてくる男性の経歴が凄すぎる方ばかり!
会社経営者、大手銀行員、医師などなど年収1000万以上の男性から、沢山のお申し込みが届きました。
そういった優秀な方達を惹きつける不思議な魅力が、プロフィールからも出ていたのだと思います。
皆さんとても良い方ばかりでお話も上手でしたし、デートするには楽しかったのですが、彼等の求めている奥様像が自分の生活に寄り添ってくれる方、合わせてくれる方の様な気がしました。
私は結婚後も仕事を続けていきたかったし、考えや行動を尊重してくれる相手を探していたので、結婚相手には違うなと思いました。
あれだけ好条件の方達から交際を申し込まれ、あわよくば玉の輿!?と言われる様な方もいたのですが、Mさんと話していく内に、彼女の思考が男性っぽい事に気づきました。
一方的に守ってもらう関係よりも、自分も一緒に戦っていきたい、共に支え合っていきたい考えのMさん。
でも、申し込みがくるのは「僕についてきて、ペースを合わせて」というキャリアの方ばかりで、そのギャップが埋められず何度か相談の電話もありました。
私の仕事も忙しく、中々交際相手のスケジュールに合わせてあげられなくて、深い話をする前に途中で面倒くさくなってしまった事も多々ありました。結局、まだ好きになっていない相手だったから、気も乗らなかった。
活動中、何度か婚活を辞めるつもりでお電話もしました。
でも、Yumiさんに話をしている内に、ちょっとスッキリして不思議とまた頑張ろう!という気持ちになるんです(笑)
多分、本当に辞めたいのではなく、やる気をもらう為に電話していたんだと思います。
定期的に「婚活やめたくなっちゃいました」と連絡がきましたが、私には「辞めたい」とは聞こえませんでした。
あれだけ好条件の人からお申し込みがあって、1年近く経ってもお申し込みが絶えなくて辞める理由が分かりません。
特に引き止める事はしていませんが、「無理して付き合おうとするから疲れるんじゃない?」「違ったら次いけばいいのよ」とだけ伝えました。
Mさんにあれこれアドバイスは必要なく、ブレずに丁寧に向き合っていけばいいと思っていました。
活動してちょうど1年経った時、運命の出会いがありました。
一回り近く年上の方からお申し込みがある事には気づいていましたが、忙しく返事が遅れていました。
経歴も今まで以上に素晴らしく、ちょっと引け目を感じるくらいの方でした。
私の実家にも近かったので、試しにお会いしてみたところ、とても品があり育ちの良い方。
女性と話している様な気づかいまでしてくれ、居心地の良さを感じました。
Mさんのお相手は、地元でも有名で立派なお家の方。
そのせいか人を恨んだり、妬み嫉みなどもなく純粋で真っすぐな男性とのこと。
初回のお見合いでMさんにひとめぼれした彼の相談所から、「もうMさんしかいないと思っているそうです。どうか仲人さんからもプッシュして頂けないでしょうか?」と直電があったくらいです(笑)
週に1度のペースで都内へ食事に行ったり、クラシックコンサートに行ったりと趣味も凄く合いました。
いつも紳士的で自然にエスコートしてくれる姿は、頼もしく感じました。
私のちょっとした発言も覚えていてくれ、きっと無理してチケットを取ってくれたんだなと思うと大切にされているなと嬉しかったです。
交際からわずか2週間で真剣交際に進んだMさん。「毎週の様に会っています」という報告は、今まで聞いた事がなかったので、これは本気で向き合っているんだと嬉しく思いました。
優秀な男性にありがちの「僕にペースを合わせて欲しい」というタイプではなく、Mさんの仕事も応援したい、主婦としての働きではなく、人生のパートナーして必要としてくれる、まさに理想のタイプそのもの。
実際のプロポーズまで少し時間が掛かりましたが、またまた相手の仲人さんから「プロポーズは彼がとびっきりの演出を考えているので、当日まで秘密にしていてください」と、わざわざ予告までしてくれました(笑)
事前に内容は聞かされていましたが、その後Mさんから「夜景の見えるレストランでバラ100本頂いてプロポーズされました」と、嬉しそうな声で報告がありました。
改めて、バラ100本の花束の写真を見せてもらいましたが、相当なボリューム!
「どうやって家に持って帰ったの?」「100本入れる花瓶あったの??」と、プロポーズの話よりそっちの方が気になってしまいました(笑)
婚活自体は初めてで、本当はもう少し早く出会えるかなと思っていましたが、活動する事で私が本当に求めていたものが分かった様な気がしました。
経済力はもちろんですが、人間性や包容力など人として尊敬できる部分が沢山あった事が決めてとなりました。
Yumiさんには時々泣き言も言ってしまいましたが、話していていつも元気をもらっていました。
気持ちをリセットでき、前に進む事を応援してくれる仲人さんでした。
見た目は大人の女性なのに、思考は男性っぽくて、でも時々甘えてくる姿はちょっと猫っぽい、不思議な魅力のMさん。
理想通りの方に出会えて、本当に良かったなと思うと同時に、こんなにも好条件の方ばかりを引き寄せるポイントが少し分かった気がしました。
いつまでも彼とお幸せにね~
可愛いお菓子も頂きました~