29歳男性会員Yさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は、26歳磐田市の女性。
活動期間4ヶ月(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
入会のきっかけは、ご自身のお仕事の関係からでした。
お父様の事業をゆくゆくは引き継いでいく2代目として、経営側の勉強もされていました。
大学も都内だった為、地元に友人も少なく出会いのチャンスも限られていました。
また、土日も仕事で出勤する事も多かったので、早い内から結婚相談所でお世話になる事は考えていました。
見た目もスマートで経歴も申し分のないYさんですが、結婚に譲れない条件がありました。
まず、将来的に事業のサポートをしてくださる方、ある程度仕事の経験もあり、学歴も同じくらいの方など。
いずれは社長夫人になるお相手なので、それに見合った知識と教養を身につけている方を希望されていました。
結婚相談所に入会したとはいえ、時間に余裕がないので沢山の方とお会いするのは難しいと思っていました。
また、コロナ禍という事もあったので心配はありましたが、休みが合わない中でもスムーズに日程調整をして頂き、何人かの方とお会いする事が出来ました。
Yさんは静岡県内の女性には大変人気が高く、沢山のお申込みが届いていました。
またご自身のお申込みも90%近い確率でOKがもらえるので、途中から「思ったよりお見合いが組めてしまうので、これ以上お会いしても大変」という事になり、お見合いや交際相手を無駄に増やさない方法にしました。
1人目の方は、明るく頭の回転も速い魅力的な人でした。
お仕事も楽しそうに夢を持って取り組んでいる方で、自分の事業に対しても理解してくれました。
その後も4回程お見合いしましたが、彼女以外にいいと思える方はいなかったので先に進めようと思っていました。
Yさんの中で、お見合い中の雑談の中でも、判断できる材料は沢山あったそう。
まずは、自分の何に興味があってお見合いしてくれたのか、結婚に対する真剣味、こちらからの質問に的確に答えてくれるか。
この3つを意識したお見合いだったそう。
女性を顔や年齢といった表面的な魅力だけで判断するのではなく、人としてお互いが尊敬できるのか、会社を一緒に支えてくれる頼もしい同志になってくれるのか、を見極めていた様です。
今回、結婚を決めた彼女は、最後にお見合いをした女性でした。
自分の中ではこれを最後のお見合いにし、交際中の方と真剣交際に進めようと思っていたので、期待しないで臨んだお見合いでした。
お会いした瞬間、”こんな綺麗な人がいるんだ”という驚きと、話してみるととても親しみやすく話しやすい女性でビックリしました。
また、偶然にも同じ大学の後輩だった事もわかり、学生時代によく食べにいったお店、大学時代のエピソードなど共通点が沢山あり、とても楽しい時間になりました。
この人とはもう1度会いたい、と強く思いました。
交際になっても話が尽きることもなく、また彼女の食べ物へのこだわりも自分と似ていました。
また、美味しそうに沢山食べてくれる姿がとても嬉しくて、彼女とのデートが楽しみになっていました。
その頃、複数交際のお相手女性から「Yさんと真剣交際に進みたい」というお話を頂いていたので、Yさんにどうしたい?と確認しました。
彼の中ではまだ数回しかお会いしていないけれど、今の方に気持ちが傾いてしまっていること。
中途半端な状態でいるのは良くないのでと、最初の交際相手にはお断りの連絡を入れました。
自分の気持ちは今の彼女にありましたが、相手がどう思ってくれているのかは分かりません。
まだ3回しかお会いしていないので、早いとは思いましたが、伝えないと先に進まないこと、後悔のない様に向き合っていきたいので、彼女に”真剣交際”を申し込みました。
彼女もまさか、このタイミングで言われると思っていなかった様ですが、受けてくれたのは嬉しかったです。
結婚相談所の場合、男性は経歴の良さでお見合い数が決まりますが、お見合いが組めるあまり、活動が長引いてしまう方も多いのが現状です。
Yさんもまだ若く、20代の女性からも人気が高いので、活動が長引かなければいいなと思っていましたが、事前にそこは予測出来ていたこと。
ご自分の決断に自信があるから、迷わないんだと思います。
真剣交際に進んでからは、出来るだけ長い時間過ごせるようなデートを心掛けました。
また、Yumiさんからも「これからは遊びを楽しむ様なデートよりも、一緒にスーパーに行ったり、料理をしてみるなど、結婚をイメージ出来そうなデートをした方がいい」とアドバイスをもらいました。
早速、自宅に彼女を招き、一緒にご飯を作ったり片付けなどしながら過ごしてみました。
お料理はちょっと失敗もありましたが、ふたりで「これからはお互いに練習しないとね」と話せて、とても有意義な時間になりました。
自分の気持ちはもう決まっていましたが、知り合ってまだ2ヶ月しか経っていないので、プロポーズのタイミングが分かりませんでした。
再び、Yumiさんに相談をし、お相手相談所に確認をとってもらう事にしました。
彼女もまだ26歳で、次期社長のお家に嫁ぐとなると心の準備も必要です。
お相手仲人さんにも、成婚を急がせる意味ではなく、良きタイミングについて確認したところ、
お互い共通点も多く、人となりも十分分かっているので、今プロポーズされても全然大丈夫です。
親御さんにも既にお話も出来、応援してもらっているので、喜んでお受けしたいとのことです。
と連絡をもらいました。
プロポーズはイルミネーションの綺麗な場所を選びました。
指輪はしっかり選びたいので、プロポーズの時はピアスを渡しました。
プロポーズの言葉は、事前に色々考えていましたが、緊張のあまりよく覚えていません(笑)
最後に、エンマレッジでの活動について感想をいただきました。
入会前はあれこれ悩んでいた事も、いざスタートしてしまうと、あっという間の出来事でした。
お見合い→交際→真剣交際→プロポーズと、波に乗っていたら、そのままゴールに流れついた様な感覚です。
それも、お二人のサポートがあっての事で、大変感謝しています。
システムはもちろん、活動中に不自由に感じた事は何もなく、自由にやらせてもらいました。
困った時はいつでもお電話して!と言ってくださったので、節目の段階で相談させてもらいました。
自由に活動は出来ましたが、相談所特有のルールや活動制限は、真剣に結婚を考えて活動していた自分にとっては有難いものでした。
それがあったから、結婚を決められたのだと思います。
彼もまだ20代なのに、とてもしっかりした考えを持った男性です。
人生のパートナーが見つかった事で、お仕事もより頑張っていけると思うので、ますますのご活躍をお祈りしています。
いつまでもお二人仲良く、お幸せにね~