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【成婚】37歳女性:「一人でも平気」だった彼女が結婚を選んだ日〔静岡市&愛知県〕

静岡市在住37歳女性会員Rさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は愛知県の41歳会社員の方。
活動期間は8ヶ月(内、交際期間4ヶ月)で成婚退会です。
お二人とも兵庫県のご出身です。

お仕事の都合で静岡に来られたRさん。
それまで結婚願望はあまりなかったそうですが、ある出来事をきっかけに、将来について考えるようになったそうです。

 

これまで一人でいることを、寂しいとも困るとも感じたことはありませんでした。

仕事も充実していて、「自分は結婚願望がない」と思っていたほどです。

ところが、体調を崩して一週間ほど入院したとき、
「あれ? 一人ってこんなに大変なんだ」
と初めて不安を感じました。

この先も本当に一人でやっていけるのだろうか・・・

だったら、結婚相談所で、まずは1年だけ頑張ってみよう。そう決めました。

今までお付き合いしてきた方は、Rさんと似たタイプの方。
口が上手で押しが強い、経営者・コンサル系のような方が多かったそうです。

 

これまでの恋愛では、刺激はあっても「癒し」を求めたことはありませんでした。

結婚にも「恋愛感情」がさほど重要だと思っていません。

それより大事なのは、日々の生活を一緒に築ける相手。

“同志”であり、“チーム”として支え合える関係だと考えていました。

 

結婚願望があり、条件を満たした相手と出会える。

こんな効率の良い婚活場所は、結婚相談所しかない。

そんなふうに語るRさん。

「本当に条件だけで決められるの?」

「わたしは迷いません」

と、きっぱり。
そこには彼女の揺るがない価値観がありました。

 

結婚相談所で活動を決めた時点で不安は一切ありません。

迷っていると逆に疲れてしまうので、スピード感を大事にしたい。

出来れば、わたしと同じ速度で決められる方が理想です。

 

活動中は多くの方とお会いしましたが、皆さん個性的で興味深い方達ばかりでした。

これまで出会ってきた “自信満々の社長タイプ” とは真逆で、緊張のあまり手が震えてしまう方や、水をこぼしてテーブルが水浸しになってしまう方まで…。

 

「もしかして、わたしの圧が強すぎてビビらせてる?」と思うほどでした。

でも、不思議とイヤだと感じることは一度もありませんでした。

それよりも「この人と共同生活ができるか?」

会話のテンポやリズム、気の長さ、怒りのポイントを重要視しました。

 

お見合いは全部で8人、仮交際は4人でした。

 

最初の交際相手は、異性とのお付き合いに慣れている方でした。

デートの帰り際、「今日は帰したくない」と言われ、帰りの電車の時間があるにもかかわらず、なかなか解放してもらえなかったことを覚えています。

本来であれば、相談所にクレームとして伝えるべき内容だったのかもしれません。

ただ、「こんな程度のこと、大きく騒ぎ立てるほどでもない」と感じ、帰宅後すぐに交際終了の連絡を入れました。

結果として手続きも早く進み、後に引くことはありませんでした。

 

それ以降の交際も、皆さんお人柄は良い方です。

ただ、会話のリズムが合わなかったり、話していて噛み合わない点があったりなど、1~2回のデートで早目に決断しました。

 

ご自身の価値観を明確に持ち、迷いなく判断できる方は滅多にいません。

彼女ならきっと早い段階でお相手を見つけられるだろうと感じていました。

 

Yumiさんから、「わたしのような性格なら、自分からお申込みした方が早い」と言われていました。

そんな中で、同じ兵庫県出身の男性を見つけました。

お相手は現在、愛知県在住だったため、まずはオンラインでお見合いを申し込みました。

オンラインお見合いははじめてでしたが、余計な情報もなく会話に集中できたのが良かったです。

迷いなく、交際希望にしました。

 

初回デートは、わたしが名古屋に出向きました。

地元が近いので共通の話題が多く、飾らずに話してくれるところが好印象でした。

人との距離のつめ方も似ていますが、恋愛に少し奥手な印象も受けました。

 

2回目のデートでは、今度は彼が静岡に。

仕事の話や家族について、こちらから結婚観の話を振れば誠実に答えてくれますが、デートプランが毎回「観光」になっている事にモヤモヤしていました。

Yumiさんにも相談したところ、仮にデート時間が観光メインになってしまっても、そこから見えてくるものはあるとのアドバイス。

常識や考え方など、雑談の中からも相手の価値観がわかると言ってもらえました。

ただ、3ヶ月で結論を出したいわたしからすれば、ただの観光に時間や費用を使っていることが足踏みしている様でモヤモヤしていました。

 

 結婚観の話を早い段階で進めていきたいRさんと、二人の時間を大切にしながら、恋愛結婚のように歩みたいお相手。

どちらが正しい、間違っているということではありません。

大切なのは、お互いの考えやペースを尊重しながら、どう歩み寄っていけるかという点だと感じました。

 

その後も週に1回のペースでお会いしていましたが、デートの内容は相変わらず観光が中心。

スケジュールもほとんど決めてくるため、落ち着いて結婚観について話せる時間がとれません。

彼の中では「今はデートを楽しむ時期」であり、まだ現実的な話をする段階ではない、という考えだったのだと思います。

 

正直なところ、自分が望むペースで話が進まないことに、ずっと不満を感じていました。

それでも、だからといって交際を終わらせたいわけでもなく、他の人に会いたいという気持ちにもなりませんでした。

 

実はここに至るまでの間、お相手相談所とも何度かやり取りを重ねていました。

彼の方は、「Rさんから好かれているという実感が持てないまま、話だけが先に進んでいくこと」に不安を感じていたようです。

ただ、双方の気持ちを確認していく中で、お互いに想い合っていることは確認できたため、真剣交際に進むことになりました。

 

結婚観について、ようやく彼とじっくり話し合うことができました。

これまでのことを取り返す(?)勢いで、なんと5時間以上も話し合いました。

真剣交際チェックリストのおかげで、話し合うべきポイントがまとめられていたのでとても助かりました。

ズレがないことも確認でき、このまま順調にいけば、親への挨拶、プロポーズまで日程の目安も立てられました。

婚活を円滑に進めたく先走りすぎたことも謝りました。

その後、お互いの実家へのご挨拶、プロポーズの流れとなりました。

 

今回お二人の交際を見ていて、当初、ご自身の価値観にゆるぎない姿勢が見えましたが、彼との交際ではRさんの歩み寄りも多く、少し意外でした。

 

彼は、これまでわたしが出会ってきた男性とは、まったく違うタイプの人でした。

ここまで一緒に過ごす中で、物事に対する決断力やスピード感は、正直なところ合っていないのかもしれない、と感じることもあります。

それでも不思議と居心地が良く、ペースを乱されることにイライラするよりも、「仕方ないか」「しょうがない」と受け止められるようになっていました。

わたしとはタイプの違う芯のある人、尊敬できる部分も多いです。

 

目標の3ヶ月ではありませんでしたが、遠方同士で4ヶ月はかなり早い方です。

 

エンマレッジでの活動には、終始安心感がありました。

自分の考え方は一般的な女性像とは少し違うと感じていて、正直なところ「問題児だと思われてしまうのではないか」という不安もありました。

 

それでもYumiさんは、わたしの考えを否定したり、一般論を押し付けたりすることはありませんでした。

一つひとつの気持ちをそのまま受け止めてくれたからこそ、構えずに、素直な気持ちで相談できたのだと思います。

大変お世話になりました。
ありがとうございます。

 

Rさんはご自身の価値観を大切にしながら、相手と向き合える方でした。

違いに悩みつつも対話を重ね、「安心できる関係」を見つけていかれたことが、今回のご縁につながったのだと思います。

これからもお二人仲良くお幸せにね。

 

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