静岡市在住31歳、男性会員Aさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は浜松市の32歳の女性。
活動期間1年3ヶ月(内、交際期間6ヶ月)で成婚退会です。
30歳を過ぎたころ、周りが急に結婚し始めました。
同僚や友人が続々と家庭を持ち、家族からも「いつ、結婚するの?」「相手はいないの?」とプレッシャーをかけられるように・・・・。
マッチングアプリにも登録しましたが、まずメールでのやりとりが続かない、運よく会えてもその先が続かない。
自分には向かないと、すぐに退会してしまいました。
そんな時、姉の旦那さんのお兄さんが、結婚相談所で結婚したと聞き、ネットのクチコミと料金の安さから、特に下調べもせずエンマレッジさんで話を聞くことにしました。
面談する前に、システムの案内をメールでもらっていましたが、しっかり読んでおらず、ここは仲人の紹介でお見合いするのではなく、自分で検索して申し込みする仕組みだと知りました。
それじゃあ、マッチングアプリと変わらず、気が乗らないと動かない、自発的に決められない自分には難しいのでは?と悩みましたが、「トライアルコース」があると聞いて、まずそこから始める事にしました。
当初、相談所での活動に期待をしていたわけではなく、何かやらなきゃ・・・という程度。
だったらと、手軽な料金で試せるトライアルコースを選択されました。
しかし家に帰ったあと、もっと自分を追い込まないと!と思い直し、急遽、正会員での登録に変えてもらいました。
マッチングアプリと同じだと思っていた仕組みも、実際にはじめてみれば別物でした。
検索や申し込みは自分でやりますが、日程や場所もお茶代の支払いも、ルールの中で決まっているので楽でした。
うっかり返事が遅れてしまった時も、仲人さんから催促されたり、間違いがないか確認もしてくれるので安心でした。
そのせいか、すぐにお見合いを組む事ができ、短い期間で4人の女性と交際する事が出来ました。
アプリで苦労したのとは違い、調子よく会う事が出来ていたので、交際の報告を求められても、つい遅れがちになっていました。
その都度、Yumiさんから電話をもらう事が多かったです。
交際になった方と順調に会う事が出来、特に相談する事もなく過ぎていきましたが、真剣交際寸前で、突然お断りされました。
結婚が決まるかも!?と期待していたのでかなり落ち込み、Yumiさんに相談しようかと思いましたが、今まで何の報告もせずにいたので、今さら何を聞いていいのか、どこから話していいのかわからず、結局そのままにしてしまいました。
とにかく、ほとんど報告がなかった会員さんでした。
お断りされた理由も、そのマイペースな性格が原因でした。
多分、落ち込んでいるだろうと思い、メッセージも送りましたが、「大丈夫です」とお返事があったきりでした。
気持ちが切れてしまったせいか、検索はしても、ほとんど申し込みをしない時期がありました。
自分の悪い癖ですが、気が乗らないと動けない事もありほぼ休会状態。
やらないとな・・・でも面倒だな・・・・というターンを何度か繰り返し、何とか数人のお申し込みボタンを押してみました。
全ての申し込みが期限切れになりましたが、数日たって、その中の一人から逆申し込みが届きました。
それが、今回結婚の決まった彼女でした。
趣味が同じなので、話が合うかなと思いお申し込みしましたが、よく考えると浜松市は遠いし、逆申し込みをもらってもあまり期待せずにお会いしました。
彼女のお見合いの時の印象は、正直よくありませんでした。
一切の笑顔もなく表情は硬いまま、質問しても「それはプロフィールに書いてあります」と言われてしまい、感じの悪い人だなと思っていました。
しかし帰り際に、実は彼女がとても緊張していたこと、意地悪の意味で言ったのではない事がわかり、もう1度会ってみようと思いました。
とても物静かな女性の様ですが、最後に誤解が解けた様でよかったです。
交際になっても、会うペースは2~3週間に1度。
自分が浜松に行くばかりでした。
会っている時も結婚観の話をする事なく、彼女からもしてきませんでした。
Yumiさんから交際報告を求められますが、何をどう聞けばいいのか、自分が何を確認しておきたいのか全然わかっていませんでした。
また、デートも遊びにいく、観光する様なデートばかりで、ゆっくり話す事がなかったのも原因でした。
感性や好きなものが似ていたので、デート自体は楽しく、定期的に会ってはいましたが、2人とも「結婚相談所で出会った」という前提を忘れていた様な気がします。
やがて、交際期間も3ヶ月になりました。
相変わらず報告はないのですが、電話で連絡が取れたので、「真剣交際」に進むか、このまま「交際終了」するか結論を求めました。
結婚観の話は全く出来ていない二人でしたが、彼女への気持ちに迷いはないようでした。
Yumiさんから、好きとかフィーリングだけで答えを出すのはよくない事、結婚するなら「生活の相性」が合うかを確認する様に言われました。
また、渡された真剣交際チェックリストに、必要な確認事項も書いてあったので、ようやく彼女とその話をする事が出来ました。
彼女からも「リストの内容は大事な事だよね。」と言ってきたので、もしかすると、本当は前から聞きたかったのかもしれません。
相変わらず、会うペースは2~3週間に1度ですが、少しずつ結婚観の話もする様になりました。
住む場所や仕事についてや、金銭感覚もしっかり話し合うこと出来、特に大きな違和感もありませんでした。
僕も彼女もかなりマイペースで、結局、交際期限ギリギリまでのんびりしてしまいました。
しかしその都度、相談所が間に入ってくれ、交際状況の連絡をくれたり、話し合う様に段取りをつけてくれました。
2人の中では成婚退会する事に疑問はなく、これからも一緒にやっていこう、と答えを出すことが出来ました。
エンマレッジでの活動について、感想を伺いました。
実は、彼女も親に言われて入会したので、当初活動に消極的だった事が分かりました。
彼女から結婚観の話題が出なかったのも、そのせいだったのかもしれません。
ルールや交際期限のある結婚相談所でなかったら、いつまでもズルズルして、結婚までたどりついていなかったと思います。
Yumiさんが定期的に電話もくれたり、急かしてくれたのが、本当に有難いと思っています。
本来自分の性格は、知らない人と1時間も会ったり、短い期間で結婚を決めるなんて出来ない性格です。
社交的に話をするのが苦手で、お見合いで華やかな女性達と話すのは、自分には合わないと思っていました。
しかし、同じ様に自分と似た性格の彼女に出会えたこと、誰かと一緒にいて楽、というのはこういう感覚なんだと、初めて知りました。
お尻を叩かれないと前に進めなかった私に、いつも親身にお世話して頂けた事を感謝しています。
自分の気持ちを伝えるのが苦手なタイプの方なので、報告も頭を悩ませてしまった様です。
偶然にも似たタイプの女性とご縁があったのも、奇跡に近いです。
お相手相談所の力もお借りして、お互いの気持ちを伝えあう事が出来て、本当に良かったです。
いつまでもお二人仲良くお幸せにね~