静岡市在住45歳女性会員Kさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は静岡市55歳中学校教員。
活動期間4ヶ月(内、交際期間3ヶ月半)で成婚退会です。

今まで婚活は一切してこなかったというKさん。
そもそも結婚願望もなかったようです。
当時は東京在住、20代30代は趣味や友人にも恵まれ、毎日が充実していたため、結婚について深く考えることはありませんでした。
しかし、4年前に大病を患ったことをきっかけに、人生観が大きく変わりました。
人生は何が起こるかわからない。
体調は回復したものの、気持ちの面では不安を感じるようになり、自然と「支え合えるパートナー」の存在を意識するようになったのです。
年齢的にも、ただ待っているだけでは何も始まりません。
以前から気になっていたエンマレッジさんに話を聞きに伺い、Yumiさんのお人柄に触れたこと、そして想像していたよりも敷居が高く感じなかったことから、こちらでお世話になることを決めました。
活動への不安材料として、年齢と持病を気にされていました。

「体力的に活動ができるのか」「結婚相手として選んでもらえるのか」
年齢も若くなく、容姿にも自信がなかった私は、不安でいっぱいでした。
そんな悩みをYumiさんは丁寧に聞いてくれて、
「子どもを持つわけじゃないし、自分のペースでやればいい」
と声をかけてくれました。
その一言に、とても救われたのを覚えています。
正直なところ、活動は1年以上かかるだろうと思っていました。
持病については、最初からお相手にお伝えした上でお見合いしたいとのご希望でした。
それでお申込みが減ってしまうのは仕方ないとの判断でしたが・・・・
思っていた以上にたくさんのお申込みをいただき、とても嬉しかったです。
しかも、事情を理解したうえでのお申込みなので、安心してお会いすることができました。
初めてのお見合いのお相手は、同じ年齢で住まいも近い方でした。
条件だけを見れば理想的でしたが、実際にお会いすると、写真とは少し印象が異なっていました。
おそらく体型とスーツのサイズが合っていなかったこともあり、どこかだらしない印象を受けました。
また、その点を補えるほど会話が弾んだわけでもなく、結果としてご縁にはつながりませんでした。

2人目は、4歳年上で浜松にお住まいの方でした。
とても感じの良い方で仮交際に進みましたが、デートの日程調整や電話のタイミングなどで、なぜかすれ違いが続き、思うように進みませんでした。
彼が悪いというわけではなく、不思議なほどタイミングが合わなかった、という印象です。
今回結婚が決まったのは、3人目のお見合い相手でした。
彼とは、お見合いでの第一印象が良かったことはもちろん、電話に出るタイミングやデートの日程も、不思議なほどスムーズに決まっていきました。
持病について打ち明けた際にも、
「年齢を重ねれば、誰でも何かしら体調の変化はありますよね」
と声をかけてくれ、その言葉がとても温かく感じました。

Kさんが話していた「タイミングが合う」という感覚も、お二人のデート頻度を聞いて納得しました。
わずか3ヶ月の交際期間で、20回以上デートを重ねていたのです。
彼の人柄の温かさは、お仕事にも関係しているのかもしれません。
彼は中学校の先生で、誠実で真面目な方。
人に対して丁寧に向き合う姿勢があり、すぐに心を開けない私でも、気負わずに距離を縮めることができました。
また偶然にも、出身中学が同じで、実家も近所。
よく利用するスーパーまで一緒で、話せば話すほど共通点が見つかり、自然と親近感が湧いてきました。
将来を思い描いたときも、大きく生活が変わるイメージはなく、無理のない日常が続いていくイメージが持てました。
また、彼はいつも私のことを優先してくれました。
大切にされていると感じられたこと、振り返ってみると、これまで男性からそこまで大事にされた経験はなかったように思います。
デートでは自然にリードしてくれて、費用もすべて彼が負担してくれました。
私が出そうとしても、受け取らずに「大丈夫ですよ」と笑ってくれる──そんな姿にも安心感がありました。
彼の優しさに甘えるばかりではなく、私からもお菓子や入浴剤、ちょっとしたお土産などを、その都度お返しするようにしていました。
真剣交際のお申込みについては、迷うことは一つもありませんでした。
活動には慎重で、不安も多かったはずのKさんが、わずか3人目でここまで話が進んでいくのは喜ばしいことですが、一方で「一度冷静に、丁寧に向き合うことも大切だよ」とアドバイスしました。
Yumiさんに言われたことを意識しながら、いただいた「真剣交際チェックリスト」を彼にも見せました。
さすが教員というべきか、一つひとつ丁寧に向き合い、時間をかけて話し合ってくれました。
自分ひとりでは聞きづらいお金の話も、リストがあったことで「こういうことも確認していいんだ」と気づくことができました。
嫌がることなく、真面目に取り組んでくれる彼の姿に改めて安心し、チェックリストも1日ですべてクリアすることができました。
その後は、約1ヶ月ほどかけてお家デートを重ねていったそうです。
彼の家で一緒にご飯を作ったり、買い物に出かけたりと、日常を共に過ごす時間を通して、結婚生活を具体的にイメージできるように。
そうした時間を経て、プロポーズを迎えることとなりました。
プロポーズの場所は、葵タワーのフレンチレストランでした。
彼はサプライズのつもりだったようですが、会った瞬間から緊張が伝わってきて、正直バレバレの状態でした。
そんな彼の様子を見ているうちに、私の方が先に感動してしまい、思わず目が潤んでしまいました。
忘れられない、とても幸せな時間でした。

エンマレッジでの活動を振り返ってもらいました。
エンマレッジに話を聞きに行ったあの日が、振り返ってみると一番緊張した日でした。
それでも、あの時に勇気を出して入会して本当に良かったと思っています。
まさか、こんなにも早く結婚が決まるなんて、当時は夢にも思っていませんでした。
もっと大変な活動になると思い、Yumiさんにたくさん相談するつもりでいましたが、結果的には大きく悩むこともなく終わってしまい、それが少し残念なくらいです(笑)。
今回、こんな短期間で結婚を決められた理由をYumiさんに聞かれた時、真っ先に思ったのは
「アドバイスを全て聞く」という事でした。
撮影用の服装やプロフィール写真の選び方、お申込みの数やタイミング、お相手との向き合い方や、デートでの質問内容まで・・・。
一つひとつ具体的に教えてもらい、その通りに行動しました。
他の方のエピソードにもありましたが、入会面談での説明はとても丁寧で、交際が始まってからの進め方についても、細かい資料や事前のアドバイスをもらえました。
さすがプロの仲人さんだなと感じましたし、逆に、ある程度交際経験がある方だと、つい自己流になったり、反発してしまうこともあるのかもしれません。
私にとっては「言われたことをそのままやる」というスタンスが、結果的に一番の近道だったのと思います。
本当にありがとうございました。
成婚退会おめでとうございます。
持病や年齢のことを気にされていましたが、悩んでも状況が変わるわけではありません。
そこに引け目を感じる必要はなく、自分らしく活動すればいいのです。
今回のお相手のように、
「年齢を重ねれば、病気の一つや二つは当たり前」
そう受け止めてくれる方も、ちゃんといます。
思っていたより早い決断ではありましたが、後悔のないお相手選びができたことを嬉しく思います。
これからもお二人仲良く、幸せな時間を重ねていってくださいね。















