43歳女性会員Nさんが、成婚退会の手続きに来てくれました
Nさんは4年前の39歳の時に入会。
以前は、大手の結婚相談所で活動していましたが、そこは自宅でお相手検索が出来ないシステムだった為うまく活動出来なかったそうです。
実はNさん、バリバリのキャリアウーマン
年齢的に責任のある立場なのはもちろん、平日も深夜まで残業は当たり前。土日も、ほぼ呼び出しが掛かるとの事。
面談時に、
「そんな勤務体系だと、奥さんらしい事ほぼ出来なさそうじゃない？仕事は続けたいんでしょ？」
「そうなんです。条件的にも難しいのは分かっているんですけど・・・」
仕事も好き、だけど仕事だけじゃ寂しいという矛盾と葛藤しているNさんに
「今答えを出すんじゃなくて、活動していく中で答えが出るかもしれないよ？
結果、結婚じゃなかったという答えかもしれないけど、今のモヤモヤした感じはスッキリするんじゃない？」
そんな感じでNさんの活動はスタートしました。
まずはYumiさんのアドバイスどおり、奇跡の1枚を撮ったところ、思っていた以上にお申し込みが来て驚きました。
また、入会時に積極的に会う事が大事と指導を受けたので、何とか時間をやりくりし、ほんの1時間でも予定が空けば、お見合いやデートにあてました。時間を作るのは大変でしたが、新しい人と会うことは刺激にもなり、とても勉強になったと思います。
Nさんの場合相手に求める条件は、「今の仕事を続けさせてくれる人」たった1つなのですが、それには色んな意味が含まれます。毎日一緒に夕飯は食べられない、場合によっては土日もゆっくりできない、出産も難しいかもしれない。奥さんというより、家庭にもう1人旦那さんがいるイメージ。
お見合いして交際になっても、デートの時間が足りなくて関係が中々深まっていきませんでした。
私の中では、ときめきはそんなに重要な事ではなかったのですが、相手のテンションが上がってもそれに気持ちが追いつかず、結果相手を振り回してしまっていました。交際が発展した時、最初から自分の事情は話しその時は理解を示してくれた方も、関係が進んでいくと本音は違っていたと言われてしまいました。既に交際期限真近で、私の中ではこのまま成婚退会だと思っていたのに、「本当は仕事を控えて家庭に入って欲しい」と、このタイミングで言われ失望、退会する事も考えました。
Nさんから、
「婚活を続けていくモチベーションがないので退会したい」
と言われた時、
「とにかく、一旦休みなさいよ。6ヶ月間は婚活は忘れて、仕事に打ち込めばいい。でも、半年後もう1度考えて、やっぱり結婚はしないという結論が出たら退会すればいいよ。」
普段は、滅多に退会を引き止める事はしないワタシですが、何故かNさんにはそんな風に言っていました。
Nさんはもちろん仕事人間ではあったけれど、不器用ながらも婚活にも一生懸命でした。
平日の疲れが抜けない状態でも、お見合いや交際に時間を作り、やっと自分を受け入れてくれる人に出会ったと思った瞬間彼の本音を聞かされ、緊張の糸が切れてしまっただけ。
私には、もう結婚はしなくていい、とは聞こえなかったです。
そして6ヶ月後、もう1度頑張りますとNさんが帰ってきました
今回、彼との出会いは特に印象的な出会いではなかったそう。
2週間に1度会うペース、彼も趣味人間でマイペースなので居心地がよかったと感じていた様です。
夜飲んで話す様なデートばかりでしたが、その中でも彼が、新卒で入社してからずっと今の会社で頑張っている真面目な性格だということ。また愛情表現が豊かで、何か理由をつけては花束をくれるんです。私が以前、お花が好きという事を覚えていたみたいで・・・・。恥ずかしいからもういいよ、って言っているんですけど（笑）
初めからNさんの事情は理解してくれ、お相手仲人さんからも
「Nさんには好きな仕事を続けてくれて構わない、僕が全力でバックアップします！」
とのメッセージも受け取り、プロポーズ前にNさんにも伝えました。
今回は安心して、花束付きのプロポーズされたとの事です
Yumiさんの言う事はいつも図星で、ズキッ！とくる事が多かったですが（笑）
でも、そのアドバイスは忠実に守っていました。
私の場合、生活が出来上がりすぎて自分の条件は絶対に譲れなかった。でも、相手に譲って欲しいわけじゃなく、我がままを聞いて欲しいわけでもなくて。お互いが無理をしない、自然に合わせられるパートナーを求めていました。
今活動を振り返って、あの時こうすればよかったと思う事はあるけれど、多分自分は変わらないので結果は同じだったと思います。年齢を重ねるごとに、自分が結婚に求めるもの、与えるものも変わるし、相手から求められるものも変わっていくのがよく分かりました。仕事も家庭も両方必要なら、やっぱり20代から真剣に考えた方がいいと思います。
Nさん、成婚退会おめでとうございます
あの時、引き留めて本当によかった。
直接、おめでとうが言えて本当に嬉しいです。
これからも仲良くお幸せにね～～
