31歳男性会員Tさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は、京都在住31歳の女性。
活動期間6ヶ月(内、交際期間1ヶ月)で成婚退会です。
Tさんの入会のきっかけは、31歳の若さで取締役に就任した事でした。
20代の時から、お付き合いするなら結婚を考えられる人じゃないと、と思っていました。
街コンや婚活パーティーなどにも参加しましたが、遠距離だったり、条件が合わなかったりと中々うまくいきません。
仕事は休みも変則的で、土日休みもないせいか、心の距離を縮めていくのも大変でした。
真剣度の高い場所で活動した方がいいのかな、と考えていたタイミングで少し時間に余裕が出来た事もあって、相談所への登録を検討しました。
静岡で探していたところ、成婚エピソードの多さ、TVや新聞でも紹介されていたエンマレッジさんが目に留まりました。
特にTV番組では3人の仲人さんが紹介されていましたが、Yumiさんの印象がとても良かったのと、入会条件が男女で差がないのも安心できました。
31歳の若さで取締役に就任し、いずれは会社のTopに立つTさん。
経歴は申し分ありませんが、休みが不規則である事や急な呼び出しがあったりと、中々自由に時間が取れない事を気にされていました。
入会面談時、「同居希望を条件にすると、難しいけど大丈夫?」と聞かれましたが、そんな実感がなかったのでそのままでいました。
しかし、自分からお申込みをすると、ほとんどお断りされてしまいました。
改めて、親に確認すると「別に同居じゃなくていいよ?」との事だったので、すぐにプロフィールを変更したところ、お見合いが組める様になりました。
この様な条件の1つ1つで、会える方・会えない方が決まってくるのが結婚相談所の出会いなんだ、と実感しました。
有難いことに自分にお申込みを頂く事もありましたが、お受けする事はありませんでした。
プロフィールしか見ていませんでしたが、直感的に何か違うと感じました。
Tさんの初回のお見合い相手は、ご自分からお申込みをした長野県の方でした。
エンマレッジさんは静岡に限らず、全国の方にお申込みが出来るシステムだったので、エリアを気にせず、会いたいと思う方にお申込みをしました。
かなりの数のお申込みをしましたが、長野の方とお見合いをする事ができ、交際まで進む事ができました。
しかし、交際になった直後にお相手の住むエリアでクラスターが発生し、初回デートの予定が無期延期になってしまいました。
残念な気持ちでいましたが、そのタイミングで京都の女性からもお見合いOKの返事が届きました。
今までの生活サイクルだったら、遠方の方とお見合いや交際する事はとても難しかったと思います。
コロナ禍で時間の余裕が出来た事で、Tさんの運命が大きく変わっていきました。
正直、お見合いの雰囲気は可もなく不可もなく、という感じでした。
彼女の関西弁もちょっとつっけんどんな感じで、話していても手応えはまったく感じませんでした。
お見合い終了後の別れ際、彼女に「そこで物産展をやっているので、ちょっと見てから帰ろうと思います」と伝えたところ、「私もつきあいますよ」という返事。
断るのも変なのでそのまま1時間、物産展でデートする様な流れになりました。
お土産に彼女の分も”しゅうまい”を買って渡したところ、お返しにと”イカ飯”を買ってくれました。
なんだか、そのやりとりが居心地がよく、別れ際に「次も会いたいです」と伝えたところ、「はい」という返事をもらえました。
お見合いのまま解散していたら、もしかすると交際に至っていなかったかもしれないおふたり。
気軽にもう1回会う、とはいいにくい距離ですから、プラス1時間デートは、遠方でのお見合いに有効な気がします。
翌週も京都まで出向き、水族館でデートをしました。
日曜日でかなり混雑し、行列にも一緒に並びましたが、違和感もなく、沈黙も気になりませんでした。
会って2回目でしたが、長時間一緒でもとても居心地がよかったです。
また、次のデートでは、今度は彼女が静岡まで来てくれました。
結婚に譲れない条件、京都から静岡に来ることは問題ないのか、など話し合う事が出来ました。
特に結婚相談所で活動するスタンスや、スピード感が自分と同じであったのも、嬉しかったです。
3回目のデートは台風と重なり延期にしようか、という話にもなりましたが、彼女から「会いましょう」と言ってもらえ、自分との交際を前向きに考えてくれていると確信がもてました。
遠距離を感じさせないほど毎週の様にデートを重ね、その都度、お互いの結婚に対する考え方も話し合っている様子に、そろそろ真剣交際にしたらどう?と話してみました。
自分の気持ちも固まっていましたし、事前に気になる事も聞けていたので、結婚を前提に交際をお願いします、と真剣交際のお申込みをし、いいお返事を頂けました。
しかし、そのまま彼女と話していたら、「だったら、もう成婚退会でいいんじゃないかな?」という話にまでなり、その日に2人で成婚退会にしようと決めました。
当初、真剣交際のお申込みをする予定と聞いていましたが、突然「成婚退会する事に決めました」と言われた時には、「え?なに?どうしたの?」とかなりビックリしました。
Yumiさんを大変驚かせてしまいましたが、僕達の中ではお互い結婚する意志は固まっているけれど、時期や親への挨拶は焦らずに(コロナ禍でもある為)、ゆっくり決めていきたいという事で話がまとまっていました。
だったら、制限のある交際を続けるよりも成婚退会をし、普通の恋人の様に時間を掛けた方がいいと思いました。
わずか交際期間1ヶ月で、彼女が運命の相手だと、決められた理由を聞いてみました。
まず、性格がとても大らかなところです。
細かい所にこだわり過ぎず、またイライラしない性格も一緒にいてとても居心地がよかったです。
また、何か問題が起きても話し合いがきちんと出来る女性で、「なんとかなるよ!」という考えも前向きな気持ちにさせてくれます。
細かい気づかいもしてくれ、料理のとりわけや、おしぼりもビニールを取って渡してくれる心配りがとても感動しました。
プラス、彼女の話す京都弁がとっても可愛いです。
お見合い終了後に、物産展に「私もつきあいます」と言ってくれたのも、わざわざ遠方から来てくれたTさんに対して、1時間で帰すのは申し訳ない、という気づかいから出た言葉だったのかもしれません。
そんな心配りの出来る彼女だから、1ヶ月の交際期間でも自信をもってTさんも決断出来たのだと思います。
自分でも驚くほど順調に活動を終える事が出来、大変感謝しています。
今まで、自力で婚活していた時は全然うまくいかなかったので、入会して本当に良かったです。
自分では気づかなかった同居の条件も指摘してくれたり、早目に親と相談するようアドバイスをもらえたり、仲人さんから言われた事で早く動けたと思います。
出会いの方法はいくらでもありますが、相手にも本気を求めるなら、結婚相談所が1番早く、それに気づけて良かったです。
Tさんの活動期間は6ヶ月間ですが、実は入会してすぐにプライベートで出会いがあり、3ヶ月休会していました。
なので、実質の活動期間はわずか3ヶ月!
彼の様な、条件は素晴らしくても時間の融通が利かない、相手の本気度を探っている間に自然消滅してしまう方には、結婚相談所はピッタリなんだと思いました。
いつまでもお2人仲良く、お幸せにね~
可愛らしいお菓子もありがとう~