静岡市在住、36歳男性会員Kさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は29歳のHさんも静岡市在住。
活動期間6ヶ月間(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
お二人は偶然にも、東北出身同士、お相手のHさんもエンマレッジ会員です。
以前は都内の大手企業で働いていましたが、その専門性をかわれて大学教員となり、昨年、静岡に赴任されたそうです。
20代から30代に掛けては仕事に追われ、将来についてじっくり考える余裕がありませんでした。
今回、知り合いもいない土地で出会いのチャンスも限られてしまう為、本腰を入れて活動しないと始まらないなと思いました。
そんな時、日本経済新聞の記事でエンマレッジさんが紹介されていたのを見て、お話を聞きに伺いました。
女性に対してそこまでマメな性格でもなく、婚活パーティーの様な弱肉強食の様な場では難しいと思った為、プロの方にお願い出来る場所の方がいいと思いました。
Yumiさんとお話をしている中で、婚活の現状やコロナでの活動の仕方、会員さんとの向き合い方など、丁寧にお話して頂き、ここなら信頼できると思いお世話になる事に決めました。
大学の教員と伺ったので、気難しい方なのかな?と思っていましたが、Kさんは物腰が柔らかく、腰の低いとても紳士的な男性。
だからといって頼りない雰囲気ではなく、自分の考えもしっかり伝えてくれるので、説明の理解も早く、会話をしていてとても気持ちの良い方でした。
また女性に求める条件も常識的な範囲だったので、本人には伝えませんでしたが、そこまで時間は掛からないだろうと思っていました。
本格的な婚活は初めてだったので、全く予想がつかず、登録前からあまり期待はせずに、淡々と活動しようと決めていました。
登録後、思っていた以上にお申込みを頂けて、とても有難いと思いました。
また、登録されている女性の方が、どなたも素敵な方ばかりで、こんな綺麗な人達が活動している事に逆に驚いてしまったくらいです。
結果的に、私は静岡県内の女性の方しか検索しませんでしたが、学歴などの細かい条件は特に気にせず、PR文を中心に見ていました。
自分がアクティブ派ではないので、生活スタイルや思考の面でペースやリズムの合う方を選んでいたと思います。
短い活動期間の中で10人以上の方とお会いする機会を頂けましたが、お会いした皆さん本当に良い方ばかりでした。
会話につまったり、雰囲気が悪くなるような事もなく、良い方とばかりお見合いさせて頂き、いい環境で活動させてもらっているなと、有難い気持ちでいました。
成婚インタビューでは良い話ばかりではなく、「お見合いで大変だった事や、辛かったことはなかった?」とあえて聞くようにしていますが、Kさんからは不満や愚痴などは一切出てきませんでした。
インタビューは成婚相手のHさんも一緒に聞いていましたが、彼女からは
「Kさんは許容範囲が広いんですよ(笑)」
とツッコミが入っていました。
皆さん素敵な方ばかりでしたが、交際を希望するかは、自分が自然体で振る舞えていたか、相手もリラックスしていてくれたかを判断基準にしていました。
また、頂いたお申込みをについても、全部の方をお受けする事は出来ずに「NO」の返事となった方もいます。
ただ、拒絶の「NO」ではなく、これ以上お会いしても自分がパンクするという意味で、それくらい素敵な方達ばかりで本当に迷いました。
私自身、お見合いの時から積極的に結婚観の話は出していきました。
入会面談の時にYumiさんからも説明があり、そこには自分も深く共感した部分です。
お互いが目的を持って活動しているのですから、自分の為に時間や費用を使ってくださる方に対して当然の事だと思っていました。
もちろん、会ったばかりでと驚く方もいましたが、拒否される事はなく、逆に女性の方から具体的に希望を話してくれる方も多かったです。
初めての事ばかりでしたが、入会前も活動中も、自分の気持ちが大きく乱れる事はなかったです。
毎回、丁寧に報告をくださるので、Kさんの様子や心理状況も分かりやすいのですが、不満や愚痴を一切言わないので、当初、我慢しているのかな?と心配になったくらいです。
活動して2ヶ月後、今回成婚のお相手Hさんとのお見合いが決まりました。
とても素晴らしい経歴の方でしたが、PR文に「今、任天堂のレトロゲーム64にはまっている」と書いてあったのがとても気になりました。
女性の多くはPR文に、お料理や習い事などの内容が多いのですが、彼女の場合は経歴とのギャップもあり、個性的でとても興味を持ちました。
以前は、ゲームやアニメなどは敬遠された趣味でしたが、今はそんな時代でもないので、ゲームもアニメも漫画も問題なくアピールして大丈夫です。
ただ、Hさんの場合、「今、64なの?」と私自身も聞き返したので、確かに個性的でした。
彼女はお見合いでお会いした時に、眼鏡を掛けていました。
開口1番に「写真の雰囲気と違っていてごめんなさい」と謝られましたが、私には本人もお写真も同じくらい可愛らしく見えました。
とても気さくで、気持ちの優しい方に感じました。
同じエンマレッジの会員さんという事や、同じ県外出身者という共通点もわかり、最初からお互いに大事に思う事や、譲れない条件などの話がスムーズに出来ました。
ここで分かったのが、お互い譲れないこと・縛られるものがないこと。
2人とも「融通がききやすい」事が確認できました。
2回目のデートでは、生活する上で気になること、掃除の頻度や食事の作り方などにも触れてみました。
生活のイメージが出来る様な話題の中で、感覚の違いを感じる事もなく、逆に前回よりもさらに打ち解けて話す事が出来、気持ちも前進しました。
2人からの報告で、何を聞けて、何が確認出来ていないのかもよく分かりました。
男性と女性では結婚後に変化する部分が違うので、そのあたりもよく話し合ってくるよう伝えました。
彼女との交際を真剣に考えられる様になったのは、「譲り合いが出来る」考えの方だという事が、分かってからだと思います。
お互いの仕事は尊重しよう、家事の分担、転勤の話があった場合も協議して決めるなど、感情的にならず安心して話し合いの出来る人だという事が数回のデートでも十分わかりました。
お互いが同じ気持ちであることもわかり、短い期間で真剣交際に進む事が出来ました。
真剣交際には進みましたが、恋愛に慣れていないお相手のHさんは、交際がスピーディーに進んでいく事に戸惑いがありました。
Yumiさんからは事前に、彼女が”もう少し時間を掛けて向き合いたい”と聞いていたのと、彼女が抱える不安も、私についての事ではなく、彼女自身の問題だと説明して下さったので、大きな不安はありませんでした。
逆に、私からもクロージングの仕方を相談させて頂いた時、仮のスケジュールも立ててくれ、私の理想通りの進め方を提案してくださいました。
そのスケジュールを彼女に話したところ、さらに「もう少し長期で話を進めたい」との返事。
彼女のペースは尊重してあげたいのですが、コロナ禍でお互いが県外に出れるタイミングを考えると、Yumiさんに示して頂いたスケジュール以外良い案がなく・・・。
ただ、結婚を急かすつもりはなく、悩むならしっかり悩んで欲しいと思っていました。
自分には寄り添うくらいしか出来ませんが、待ちますとお返事しました。
Hさんには「時間を掛ける事と、結論を先延ばしにするのは意味が違うよ」「待ってもらうなら、何を不安に思うのかしっかり伝えないと」と言ったところ、
決して結婚に二の足を踏んだわけではなく、親御さんに婚活している話をしていない事や、今まで異性の話をした事がなく、日和ってしまったという事がわかりました。
勇気を出して親御さんに話した結果、予想以上に喜んでくれた事で安心して成婚に向かう事となりました。
私の両親も、素敵な人と出会ってよかった、と心から喜んでくれました。
実家から離れて暮らすお嬢さんなのだから、大事にしないといけないよ?とも言われました。
ご本人達もそうですが、お互いのご両親もお子さんたちの選択を尊重し応援してくださるのは、素晴らしいなと思いました。
短い期間でしたが、エンマレッジさんには本当にお世話になり、感謝しかありません。
今回、たまたま同じ相談所でお世話になりましたが、サポートがとてもしっかりしていて、とても頼もしい仲人さんでした。
当初は順調に進んでいた交際でしたが、途中、彼女が交際に戸惑いを感じた時、私ひとりだったらそのままズルズル時間を掛けてしまっていた様に思います。
Yumiさんが普段から彼女と丁寧に向き合ってくれ、そのアドバイスのおかげで話が大きく動きました。
決して結婚を強引に薦めたのではなく、第3者の観点として話してくれたのが、彼女の心にも響いたのだと思います。
システムも使いやすく、河原崎さんにもいつもスムーズに日程調整をしてもらいました。
私にとっては、良い事づくめの数ヶ月でした。
ありがとうございました。
こちらが照れてしまうくらい、沢山の感謝の言葉を頂き、こちらこそありがとうございました。
お2人からはその後、6月に入籍しますとの連絡も頂きました。
Hさんの成婚エピソードはこちら
これからは夫婦仲良く、お幸せにね☆