島田市在住、41歳男性会員Hさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は、40歳の静岡市在住。
活動期間2ヶ月半(内、交際期間1ヶ月半)で成婚退会です。
離婚歴のあるHさん。
入会までに、約半年間考えたそうです。
元妻から婿入りを希望されての結婚でしたが、義両親との軋轢が生まれてしまい離婚となりました。
子供も3人いたのでつらい決断でしたが、父親としての責任はしっかり果たしたい事、今後も子供の成長を見守っていく事を約束し、別々の道を進む事に決めました。
再婚はあまり考えていませんでしたが、一人で暮らす内に家庭の温かさが大事だと考える様に。
自分の状況を理解してくれた上で会ってくれるとなると、結婚相談所の力を借りるのが早いと思いました。
まずは情報収集のつもりで、エンマレッジさんに話を聞きにいきました。
ホームページには沢山の実績が紹介されていましたが、内容を脚色しているかもしれません。
どんな方針で会員さんのお世話をされているのか、まずは確かめようと思いました。
面談に来てくれた時には、正直、まだ再婚への準備が出来ていない印象でした。
奥様とは嫌いになって別れたわけではない事や、元々子煩悩な方。
お子さんや元奥様とも頻繁に交流もあるので、今の状態のまま婚活してもお相手も不安になるのではない?と正直に思った事を伝えました。
Yumiさんはブログに書いてある人柄そのまんまで、裏表のない人でした。
「多分、条件面でいえば厳しいと思う。大変な活動になるけど大丈夫?」
結婚相談所なのでもっと入会を強引に薦められるのかと思っていましたが、逆の事を言われ驚きました。
「ただ、身なりや受け答えはしっかりされているから、決まれば早いと思う。」
とも言われ、実際、本当にその通りになりました。
自分の気持ちが準備出来ていない、と言われた事で一度持ち帰り、そこから半年経って入会を決めました。
色々な葛藤がありましたが、結婚したい気持ちがあるなら、行動は早い方がいい。
1年頑張ってみて駄目なら、そこから考えようと思いました。
自分の婚活が厳しいと想定した場合、原因は養育費だと考えていました。
Yumiさんも「結構な金額ね」と驚いていましたが、平均よりもかなり多めに支払っていましたし、それに不満もありませんでした。
面談の際には厳しい話もしましたが、見た目も爽やかで年収も平均以上の方です。
養育費を支払われているのは、責任感あってのことなので、決してマイナスに思う必要はありません。
Wコースで活動しましたが、IBJはハイクラスと言われるだけあり、自分へは全く反応がありませんでした。
逆に静岡の方が多いBIUの方と、すぐにお見合いが決まりました。
お見合いでの雰囲気は良く、楽しくお話ができ交際に進展しました。
早目にお互いの結婚観についての話もしましたが、彼女の要望としては、今の生活水準は変えたくないこと、仕事はフルタイムは辞めたいとの事でした。
また、私については「養育費」が気になると言われました。
お見合いから離婚の話や子供の話をしていたので、気になるのは仕方ないと思いました。
ただ、離婚している事や子供がいる事は変えられない事実であり、養育費も当然の義務です。
隠したり誤魔化しても仕方がないので、早い段階でしっかり話をし判断して頂くしかありません。
今回は、お相手の偏食の多さや、清潔に対する価値観などに違いを感じ、こちらから交際終了する事にしました。
今回結婚の決まった方は、2人目のお見合い相手。
同じく、BIUで知り合った女性です。
2人目のお見合い相手は、とても大人しい女性でした。
表情や受け答えは明るいのですが、少し人見知りするタイプの様に感じました。
いきなり離婚話は刺激が強いかな?と思いましたが、出来るだけネガティブな話にならない様に、そこから学んだ事、反省点など、次の結婚に繋がる様な話をしました。
彼女からも「学びがあったのは、いいことですね」と言ってもらえました。
また、慣れてくると彼女からも話題を振ってくれ、気が付けば2時間近く経過していました。
話す・聞くのバランスが丁度いい、とても居心地の良い時間となり、迷わず交際希望にしました。
お見合いで私の状況は話していたので、初回デートでは、お互いの結婚観や生活をしていく上での価値観について話をしました。
お互いがあまり細かい性格でない事や、結婚後は彼女は実家近くに住みたい事。
趣味・趣向も無理に合わせる必要はないよね、と考え方も似ていました。
2回目のデートでは、各々の家族、結婚後の家事分担、通勤などの生活リズムの話をしました。
話をしている内に、2人の気持ちが同じ方向を向いている事に気づき、真剣交際を申し込みました。
離婚までの経緯や、養育費の金額など、すべて話した上で2回も会ってくれたので条件はクリア。
あとは、自分の人柄をより知ってもらえれば、次に進められるだろうと考えていました。
初回のデートでも3時間話をし、2回目も長時間お会い出来ていたので、お互いが心をさらけ出していると感じていました。
Hさんからは「離婚や養育費の話はしっかり出来ている」とのお話しでしたが、私は内心、「高額な養育費やお子さんとの関係について、こんなに簡単に納得できるだろうか?」と心配していました。
もしかすると、彼女の中で遠慮があって聞けていない部分もあるかもしれません。特にお金の話はしにくいものです。
Hさんにも「本当に彼女にしっかり伝わっているか、再度確認した方がいい」と伝えました。
Yumiさんのご指摘通り、やはり彼女から養育費の金額について不安があると話がありました。
今はいいけれど、もし自分達に子供が出来た時、どうなってしまうのか?
離婚の際、口頭だけで決めてしまった養育費金額に、今まで疑問はありませんでしたが、確かに再婚し子供が出来た場合、減額などの交渉も検討しなくてはいけません。
彼女との将来を真剣に考えるなら、まずそこをしっかり決めた方がいいとYumiさんにもアドバイスされました。
幸いな事に、エンマレッジさんから弁護士の方も紹介して頂けたので、彼女も安心してくれ、真剣交際に進む事になりました。
お子さんのいる方の離婚は、調停までされる方もいますが、養育費など口頭で済ませてしまう方もいます。
面倒だとは思いますが、「言った・言わない」の争いを避ける上で、しっかりプロの方に相談された方がいいと思います。
その後、真剣交際に進む上でのチェックリストを頂き、2人で一緒に答えていきましたが、全てにおいてスムーズに答えが出て、価値観が本当に似ているんだなと思いました。
その後も、食の好みや、身の回りの小物の趣味など、デート場所に気づかいながら、色々な角度でお互いを知っていきました。
彼女からは、ずっとストイックな人間だと思われていたみたいで、ファミレス・ファストフードも大好きだよと伝えると安心してくれました。
そんな通常のデートでアウトレットに行き、ベンチで2人で休憩していた時、ふと「僕と結婚して欲しい」と思わず言ってしまいました。
その日にプロポーズするつもりもなかったのですが、本当に自然に口から出ていました。
ムードも何もない、指輪の用意も出来ていなかったのに、彼女はとても喜んでくれました。
入会からわずか2ヶ月半の活動期間でしたが、感想を伺ってみました。
想像以上に早かったです(笑)
でも、もの凄く考えました。
運よく2人目のお見合いで決まりましたが、IBJでのお申込みは全滅だったので、やはり自分の条件は厳しいんだと実感しました。
その中で、相手に何をしてあげられるのか、この条件で自分を選んでもらえるにはどうしたらいいのか?
ずっと考えていました。
自分がやってきた事は、
・ブログの成婚エピソードをしっかり読む
・ネットに出ている婚活記事、実体験なども目を通す
・結婚相談所で女性がどんな事を喜ぶか・嫌がるのかを研究
離婚した事をマイナスに考えず、経験を積んだと意識する事で、前回の反省を生かす様に心掛けました。
また彼女は初婚なので、結婚後もストレスが無いよう、実家近くに住んで愚痴が言える環境も作ってあげたいと思いました。
エンマレッジさんは、短い期間でしたが大変お世話になりました。
毎回交際報告する事で、気持ちの見直し・整理がつき、ここでの活動は、自分の行動の振り返りをする事が大事なんだと気づきました。
お相手と結婚観についての話をする時も、「聞けたら、聞こう」というスタンスではうまくいきません。
聞けたらではなく、聞く目的で向き合う事が大事で、それは結婚生活にも通じる事だと思いました。
Yumiさんは、いつも適確なアドバイスをくれました。
初めてお会いした時から、周りくどい事は言わずにズバッと言ってくれ、この人だったら何でも相談出来るなと思っていました。
仲人の一方的な意見ではなく、婚活を色々な角度から見て話をしてくれるので、最終的に納得のいく答えを自分で出せました。
ありがとうございました。
お話しも上手で、気づかいも出来る方なので交際が進めば、結論まで早いだろうと思っていました。
ただ、その前にお見合いが組めるだろうか、という問題が1番大きかったです。
予想を大きく裏切り(?)超スピーディーな活動期間でしたが、これはHさんだから起きた事。
全てを相談所任せではなく、自分でも婚活の勉強をしっかりされていたので、当然の結果です。
いつまでもお2人仲良くお幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜