神奈川在住37歳女性会員Kさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は38歳の愛知県在住の方。
活動期間10ヶ月(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
過去に1度、結婚経験のあったKさん。
将来を心配されたお母様からエンマレッジへの入会をおすすめされたそうです。
1年以上前から、母に「友人の姪っ子さんが、結婚相談所をやっているの。1度相談に行ってみたら?」と言われていました。
母の仲の良い友人の姪っ子さん、、、それがYumiさんの事でした。
「安心できるところだから、大丈夫よ」と言っていましたが、結婚相談所は未知な場所。
また、相談所に頼らないと相手を見つけられない・・・という負のイメージもありました。
「そこまでして・・・、まだ困っていないし・・・。」
変なプライドもあり、母の話もスルーしていました。
しかし昨年末、仕事のストレスによる体調不良で、救急車で運ばれる事態に。
初めての救急車・入院に心細くなり、回復後一時的に実家に戻りました。
母にも一晩中付き添ってもらった事で、「このまま、一生一人で生活するのは無理」と実感。
「前に話していた相談所に・・・」と再度背中を押され、ご相談に伺いました。
叔母から1年前に、娘の婚活について友人が悩んでいると話を聞いていましたが、関東にも沢山相談所はあるし、本人にやる気が出たら連絡してね、と話していました。
すっかり忘れていた頃に、Kさんから連絡がありました。
結婚相談所というと古臭いイメージがあり、抵抗がありましたが、実際は今の時代に合った先進的なシステムで、効率よく安全に婚活出来る場所なんだと分かりました。
Yumiさんも仲人さんという仰々しい雰囲気はなく、明るくて、とても話しやすい人柄。
包み隠さず、相談所の良い点・悪い点を正直に話してくれるので、信用出来る方だと思いました。
また、お見合い結婚なので、恋愛感情は重要視されないものだと思っていましたが、「今の時代、恋愛感情がないと結婚しないわよ」と言われました。
ただ、最初に恋愛から始まると盲目的に相手を見てしまい、結婚後に、現実が見えて冷めてしまう人が多いとか。
そうならない為に、相手との向き合い方をサポートしてくれる、との話に納得できました。
実は前の結婚がそのとおりで、相手が子供を望んでいなかった事による離婚でした。
1年以上付き合っていて、結婚願望もある人でしたが、まさか子供がいらないとは夢にも思いませんでした。
それ以外にも気になる所はあったけれど、1つ1つ話し合う事すらしてきませんでした。
恋愛感情があったり、交際期間ばかり長くても、大事な話が全然出来なかった事で、最終的に幸せな結婚になりませんでした。
「恋愛の相性と結婚の相性は違うから、そこをしっかり見極めることよ」
Yumiさんにそう言われた時、すでに入会に迷う気持ちは一切ありませんでした。
むしろ、なんで1年前に来なかったんだろうと、後悔したくらいです。
もちろんKさんも、何も話し合って来なかったわけじゃありません。
話し合いをしたくても、忙しそうだからと気をつかってしまったり、思っていた反応ではない答えに躊躇したりと、少しづつ溝が深まっていったそうです。
活動するにあたり、バツ1であることに不安がありました。
申し込みがくるのだろうか悩む私に、
「バツ1なんて、まったく気にすることはないよ!」
「初婚の人には気づけない所も見えてくるから大丈夫」
と励ましてくれた事が、とても安心できました。
その言葉通り、驚くほど沢山の方からお申込みをいただけました。
離婚から、少し女性としての自信も失っていた時だったので、「私まだ大丈夫」「女性として見てもらえる」と勇気をもらえました。
今まで関東圏から出た事はありませんが、地域はこだわらず、それよりも自分の本能の部分で判断したいと思いました。
条件は良いに越したことはありませんが、年齢を重ねても、この人のそばにいたい。
愛し愛され、介護になっても喜んでお世話できる相手に出会いたいと思っていました。
ただ、そういう条件は「検索」では出てこないので、実際にお会いして確認するしかありません。
とにかく色々な人に会おう、自分の心に誠実に向き合える人を探そうと心に誓いました。
Kさんの活動期間は10ヶ月間ですが、お見合い活動をしていたのは約6ヶ月間(※真剣交際中はお見合いNG)
なんと30人以上の方とお見合いし、15人の方と仮交際に進みました。
お見合いした方は総じて良い人ばかりでしたが、女性慣れしない方が多いように感じました。
失礼な言動はありませんが、エスコートに慣れていない、女性の扱いに慣れていない方が半分くらいだった印象です。
特に私がお見合いしていた時期は、リモートが多かったので、画面越しで見た相手と実際の相手にかなりギャップがありました。
Yumiさんにお見合いは『〇△×』で判断すること、お断りはいつでも出来るので、迷うならもう1度会った方が良いと教えて頂きました。
確かに、お見合いの時は好印象でも、初回のデートの失言で即NGを出したこともありました。
逆に迷った挙句に交際希望した方が、後から魅力的に思えた事もあったりで、自分の判断もあてにならないと感じました。
沢山の方とお見合いしたり、交際になりましたが、ほとんどが1~2回のデートで終了。
その中で、長く交際が続いた相手がいました。
驚くほどの家柄・見た目もスマートなお医者様でした。
こんな完璧なプロフィールの方が、なんで独身なのかと驚きました。
社会的地位も高いのに、おごり高ぶることもなく、謙虚で、自分の弱さや辛い事も包み隠さず話してくれる人でした。
男性として頼りがいがある一方、弱さも見せてくる、このギャップに一瞬で心を掴まれました。
忙しい仕事なのに毎週の様にデートに誘ってくれ、女性だったら嬉しいエスコートも自然にやってくれます。
結婚観はもちろん、育ってきた環境、家族の話や仕事への夢、悩みなど、隠さずに何でも話してくれ、自然と彼との未来を想像する様になりました。
私はすっかり舞い上がってしまい、母にも「結婚したいと思える相手がいる」と話していました。
そんな彼との交際は、何の予兆もなく突然終了になりました。
朝、相談所から「交際終了になりました」とのメールに、目の前が真っ暗になりました。
見た瞬間、過呼吸になってしまい震えも止まりません。
すぐにYumiさん電話しました。
交際終了の理由としては、彼が別の相手と真剣交際に進むからというものでした。
Kさんの何が悪いという理由ではないので、余計心の整理がつきにくかったと思います。
今冷静に考えると、わたしは選ばれなかっただけ、と分かりますが、当時は悲しみとショックで何も考えられませんでした。
前回のデートで何か失言をしてしまったのか、あの時の、もっと前の・・・何を私は間違ってしまったのか?
Yumiさんにも何度も何度もお電話したり、泣いてしまったり、相当ご心配とご迷惑をかけてしまいました。
呼吸がうまく出来ず、まるで海の中に沈められてしまった様で、とても苦しかったです。
中々立ち直れず、会社を休んでしまった事もありました。
Kさんが彼を好きになっている事は、最初から分かっていましたが、正直、わたしにはお二人が釣り合っている様には見えませんでした。
報告を読んでも、彼女の感情だけが突っ走っている様にしか見えなかったからです。
「わたしには弱さを見せてくれるんです。」
何度もそう言っていましたが、仮交際の相手に話せる程度の弱さなんて、彼にとって重要なわけがありません。
Kさんだから特別に話しているわけじゃなく、誰にでも話せる範囲の話をしただけだったのです。
彼を忘れたくて、一時、荒れた様なお見合いをしてしまい、再度Yumiさんには心配を掛けました。
彼が医師だから、経歴が良かったからショックだったわけじゃない、と自分では思っていましたが、気が付けば、彼と似た経歴の方ばかりにお申込みをしていました。
しかもかなり遠方だったり、年齢もはるか年上だったり、折角交際になっても1回で断ってばかりでした。
本当に私が好んで交際しているわけじゃない、彼の影を追っているのだと一瞬で見透かされました。
その時はYumiさんに、ガツンと言われました。
「今のやり方はKさんの為にもならないし、相手にも失礼」
「無理に元気になろうなんて思わずに、落ち込むならもっと徹底的に落ち込んだ方がいいよ」
「まずは海へ散歩にでも行ってきなよ。」
電話を切ったあと、言われたとおり海に行き、波の音を聞いていると不思議と心が落ち着いてきました。
彼を忘れる事に必死でしたが、まずは頭を空っぽにしないと次の人が入るスペースがないって、Yumiさんは言ってました。
この日をきっかけに、少しづつ前を向けるようになってきました。
彼女の悲しい気持ちはよく分かりますが、すでに2ヶ月近く経っています。
自分を選ばなかった人の為に、悩んだり落ち込むのは時間の無駄だと、そろそろ気づいた方が良い期間です。
そんな時、1通のお申込みが届きました。
同じバツ1の方でお子さんが一人、愛知県の方でした。
お会いした時に離婚理由をお互いに話ましたが、彼もコミュニケーションを理由にお別れしてしまったこと。
彼の結婚に求める条件も、わたしと全く同じものでした。
「気持ちは言葉にしないと伝わらない」と言っていたのが印象的でした。
初回デートは神奈川と愛知の中間、静岡でお会いする事になりました。
彼の明るく優しい人柄のおかげで、久しぶりに楽しいと思える時間になりました。
既にお見合い回数も30回を超えていましたが、無理せずに自然体でいられるという感覚が初めてわかりました。
多分以前の彼は、尊敬や憧れる所もありましたが、1番心を掴まれたのは「弱さ」のギャップ。
彼にはギャップが1ミリもなく、どちらかと言えば男気のあるタイプ。
離婚の話、離れて暮らすお子さんとの関わり方、仕事や将来について、沢山話してくれること、デートの帰り際には必ず
「次もまた会いたいです」と言ってくれる安心感。
彼との交際で、あれほど頻繁にしていたYumiさんへの相談も全くしなくなりました。
毎回、惚気の様な報告は来ていましたが、悩んでいる様子は全く感じませんでした。
3回目のデートで真剣交際に進み、その後もお互いの親御さんへの紹介も含め、6回目のデートでプロポーズとなりました。
実は、彼にとってKさんは初めてのお見合い相手、当然、交際も初めてだったそう。
入会した初日にKさんのプロフィールを見つけ、ほぼ一目ぼれだった様です。
世界でも有名な一流企業にお勤めで、年収も一般よりはるかに高い方なので、条件面でも安心できるお相手です。
あんなに苦労していた活動が、決まる時は驚くほどスムーズに決まるのだと驚いています。
Yumiさんが「悩む交際で結婚に繋がる人はあまりいない」と言っていましたが、その言葉通り。
彼は私に不安ではなく、安心をくれた相手、女性としての自信も持たせてくれました。
30人お見合いしたからこそ、「こんな人、もう出てこない」と自信をもって答えが出せました。
色々なことがあったのでもっと長い印象でしたが、活動期間は10ヶ月で成婚退会です。
まず、エンマレッジさんで活動出来たこと、心から感謝しています。
Yumiさんじゃなかったら、相談所での活動に早々と見切りをつけていたと思います。
入会時に「電話で相談していいか?と確認してくれる人がいるけど、その返信を待つより電話した方が早いよ」と、何かあったらすぐに相談するのが、当たり前の活動になっていました。
それが心強く、とても頼りにしていました。
Yumiさんは全てについて、私が前向きになれるよう導いてくれました。
これは仲人としてというより、Yumiさんの元々の性格や人柄だと思います。
嫌なことや後悔する経験もマイナスのままにしないで、プラスとしてこれからに生かしなさいと教えてくれました。
母からも「Yumiさんと話したあとは、笑っているね」と言われました。
特に印象的なのは、大失恋で大泣きした時、
「今、死にそうなくらい泣いているけど、2~3ヶ月後には何とも思ってないよ」
と言われましたが、本当にそのとおりでした。
泣きじゃくる私に、冷静にそう言ってくれたYumiさんってやっぱり凄いなと思います。
婚活を終えて、すでに愛知県での暮らしがスタートしました。
毎日がとても楽しく夫婦もめちゃくちゃ仲が良く、笑いのたえない生活になっています。
本当に今、とても幸せです。
ありがとうございました。
成婚退会の手続きは少し前にされていましたが、今回はこの為にわざわざ愛知県から来てくださいました。
幸せになるとこんなに顔つきが変わるの?と思うほどキラキラした笑顔。
いつまでも、ご夫婦仲良くお幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜