富士宮市在住29歳男性会員Yさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は3歳上の32歳、静岡市の女性。
活動期間9ヶ月(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。

20代最後の年齢を迎えた時に、「結婚」を意識する様になったとのことでした。
婚活をしようと、まずマッチングアプリに登録しました。
メッセージのやり取りは始まるものの、なかなか続きません。
何度かラリーが続いても、「会いましょう」と切り出すタイミングが難しく、もっと別のやり方に変えようと思いました。
そこで浮かんだのが、結婚相談所でした。
検索していく中で、大手相談所に並んでエンマレッジを見つけました。
成婚エピソードを読んでみると、他社との違いやサポートの具体性、会員一人ひとりへの向き合い方が丁寧に書かれています。
気づけば、ほとんどのエピソードを読んでいました。

お世話になるならここにしよう!
ただ、これまで女性との交際経験はほとんどありません。
結婚以前に「どんな話をすればいいのか」「どう距離を縮めていけばいいのか」も分からない状態です。
不安はありましたが、Yumiさんからのアドバイスは素直に実践しようと決めました。
また、入会前にブログで予習していたこともあり、成婚者の体験談を自分なりの教科書にして、一歩ずつ進んでいこうと思いました。
20代で結婚相談所に入会される時点で、とても真面目な素直な方です。
本人は不安を感じていた様ですが、私はそこまで時間が掛かるとは思っていませんでした。
入会して最初の1か月は、お見合いが一件も決まりませんでした。
一人ひとりのプロフィールを丁寧に読みすぎてしまい、考えすぎた結果、申し込みを10人ほどしかできませんでした。
「OKが来る確率は高くないから、とにかく申し込みあるのみ」とアドバイスを受けていたのに、どこかでブレーキをかけていました。
「もし一度にたくさんOKが来たら、日程調整が大変かもしれない」
そんな心配までしていたのですが、結果はゼロ。
現実は思っていた以上に厳しいものでした。
それでも、断られたらその分を追加で申し込む、と決めました。
●昼休みには必ずアプリを開く。
●気になった方はその都度お気に入りに入れる。
●1週間に10人申し込む。
成婚エピソードを参考にしながら、自分なりのルーティンをつくりました。
OKが来る確率は約7%と聞いていたので、数字として受け止めることができ、必要以上に落ち込まずに済みました。
Yumiさんからは、
「婚活は気分ややる気に左右されるものじゃない。運命の人に出会うまで淡々と続けることが大事」
とも言われました。
その言葉どおり、感情を大きく揺らさずに続けていくと、翌月から少しずつお見合いOKのお返事が届くようになりました。
人生初めてのお見合いはとても緊張されたそうです。
1時間がとても長く感じました。
頭の中で何度も会話をシミュレーションしたはずなのに、30分も経たないうちに話す事がなくなってしまいました。
お相手の方も話を振ってくれましたが、その答えを広げたり、そこから会話をつなげたりする余裕がありませんでした。

結果は、お断りでした。
やはり、という気持ちと、自分の不甲斐なさ。
反省点はいくつもあったので、次に生かしていきたいと思いました。
こればかりは『慣れる』しかありません。最初は大変ですが、必ず乗り越えられる壁なので大丈夫!
その後も、お見合いを重ねていきました。
回数をこなすうちに、お見合いの会話にはある程度の流れがあることに気づきました。
最初の挨拶から仕事の話、休日の過ごし方、将来のこと。パターンのようなものが見えてきました。
相手の話をどう広げるか、どのくらいの距離感で話せばいいのかも、少しずつつかめるようになってきました。
緊張も以前ほどではなくなり、自然に言葉が出てくるようになりました。
会話が途切れずに続いたとき、「あ、今日は違う」と感じたのを覚えています。

初めて仮交際が成立したときは、本当にうれしかったです。
「もしかして、このまま結婚までいくかも…?」
自分でも浮かれているのは分かっていました。
初回デートは駅前のカフェで2時間ほど。
会話も弾み、お相手も笑顔で楽しそうに見えました。
その流れで2回目のデートにもお誘いし、1週間後の約束も決まります。
順調だと思っていました。
けれど、その約束が実現することはありませんでした。
届いたのは、「交際終了」の連絡。
正直、ショックでした。
こんなにも事務的に終わるんだ・・・。

モヤモヤは残りましたが、ここは結婚相談所。
続けるか、終わるか。そのどちらかしかありません。
あらためて、「結婚を前提に出会う」ということの重さを実感しました。
仮交際は「恋愛感情が生まれた」という意味ではありません。
あくまで、お見合いの1時間を経て「もう一度会ってみよう」と思えた段階です。
特に男性は気持ちが高まりやすい傾向がありますが、女性はまだ様子見であることも少なくありません。
ここからが本当のスタートです。
気持ちを切り替え、お見合いからの再スタートです。
回数を重ねるうちに、相手を“会話”だけでなく、少し引いた目で見られるようになってきました。
どの方も基本的には楽しく話せるのですが、それぞれに強いこだわりや背景があります。
・家族関係のこと。
・ペットとの距離感。
・「仕事を辞めたいけれど、どうしよう」と迷っている気持ち。
話を聞いていて、「ん?」と引っかかる瞬間もありました。
それでも、自分の人生経験のためにも、一度で判断しないと決めました。
違和感があっても、できるだけ交際希望を出すようにしました。
会ってみないと分からないこともあります。
自分の未熟さや成長のためにも、人と丁寧に向き合っていきたいと思えました。
仮交際も、少しずつ成立するようになりました。
とはいえ、多くは1〜2回のデートで終了します。
それでも、終了理由についてはきちんとフィードバックをもらえていました。
・他の方との交際を優先したい
・価値観の相違
他にも理由があったのかもしれません。
でも、Yumiさんに
「デートが2〜3回くらいまでなら、お断り理由はだいたい“価値観の相違”か“フィーリングが合わない”になるよ」
「Yさんの何が悪いんじゃなくて、相手にとって“決め手”にならなかっただけ。」
その言葉で少し心が軽くなりました。
成婚退会になる前に、別の方と真剣交際まで進んだこともありました。
今までとは全く空気感の違うお見合いでした。
とても話がはずみ、お相手からも自分に対して好意を感じるほどでした。
2回目のデート後にはふたりで「真剣交際に進もう」と話が出ました。
少し早いのではないかという気持ちはありました。
彼女のほうが収入面で上という不安も、正直に言えば残っていました。
それでも、そのことは彼女も理解してくれていたし、成婚エピソードでよく目にした「ご縁のある相手とは、トントン拍子に進む」とも書かれていました。
そして何より、彼女を想う気持ちが強かった。
せっかく来ているこの波を、逃したくない。
そう思えたのです。
両親への挨拶も終え、いよいよ成婚退会の時期について彼女に確認したときのことです。
急に「まだ決められないかな…」と、ボソッと言われました。
え?
ここまで進んでいるのに?
不安になり、Yumiさんに相談しました。
「急に話が進んだから、相手も少し戸惑っているのかもね」
「今は彼女のペースに合わせてあげたら?」
そう言われて、少し様子を見ることにしました。
けれど、彼女は本音をはっきりとは話してくれません。
何が不安なのか。
どうすれば安心できるのか。
距離を縮めようとスキンシップ(手を繋ぐ)の提案をしても、前向きな答えをもらえません。
どうしてきちんと答えてくれないんだろう。
いつまで待てばいいのだろう。気づけば、そのことばかり考えていました。
お相手相談所にも状況を伝え、彼女の本意を確認してもらったのですが明確なお答えはもらえませんでした。
そんなある日、彼女から遠出のデートに誘われました。
しかし、会ったときから楽しそうな雰囲気はなく、表情もどこか暗いままでした。
そして彼女は、
「本当は人とベタベタするのは好きじゃない」
「できれば、スキンシップも取りたくない」
と話し始め、さらに
「本当は、私より年収の高い人が良かった」
その言葉が決定的でした。

後から分かったことですが、彼女は「条件さえ合えば結婚できる」と思っていたそうです。
スキンシップをきっかけに、自分の本音に気づいたと言われました。
まさか、ここまで来てこういう結果になるとは思っていませんでした。深く落ち込み、心身ともにぐったりしてしまいました。
結果そのものは仕方のないことだったと思います。
ただ、もう少し早い段階で方向性が見えていれば、ここまで交際が長引くことはなかったのではないか、という思いは残りました。
交際期間が長くなるほど、期待も大きくなり、その分、終了時のダメージも大きくなります。
先方の仲人様も「彼女の気持ちに気づかなかった」とおっしゃっていましたが、交際状況の共有や温度感の確認は、仲人の重要な役割だと改めて感じました。
落ち込みが大きくて、Yumiさんに何度も電話をしてしまいました。
正直、弱音もたくさん吐いたと思います。
そのとき、Yumiさんはこう言いました。
「もし彼女が本当にあなたにとって最高の相手だったなら、落ち込むのは仕方ない。でも、私から見ると、結婚しなくてよかった相手に見えるよ。」
「愚痴りたい気持ちはわかる。でも、そのエネルギーは次のご縁に向けた方がいい。」
優しいだけではなく、ちゃんと現実も伝えてくれる。
その言葉で、もう一度前を向こうと思えました。

交際終了以降、触れていなかったIBJのアプリ。
久々に開くと「新規」のマークが目に飛び込んできました。
職場からも近いし、会いやすそうだな・・・と軽い気持ちでお申込みをしました。
それが自分の運命が大きく変わる瞬間になるとは。
大失恋の後の運命の出会い・・・・。
これもエンマレッジの成婚エピソードのあるある展開なのです。
第一印象は、笑顔の素敵な方でした。
話すペースはゆっくりですが、よく話し、よく笑ってくれる。
その姿がとても可愛らしく感じられました。
仮交際が成立したあと、LINE交換を提案してくれたのも彼女からでした。
毎日雑談のやり取りが続いたのも、これまでの交際の中では彼女だけでした。
デートの際には、私から必ず「婚活で知り合っているので、先に確認したいことがあれば何でも聞いてくださいね」と伝えていました。
ただ、すぐに踏み込んだ話をしてくれる方は多くありません。
そんな中で、彼女は「私の趣味を受け入れてもらえますか?」と、きちんと不安を言葉にしてくれました。
その問いに向き合えたのも、彼女が初めてでした。

その後も、毎週のようにデートを重ね、4回目のデートで真剣交際に進みました。
彼女が自宅に遊びに来た際、近くだったこともあり実家に立ち寄り、簡単に紹介をしました。
その後、彼女のご実家にもお邪魔し、ご両親へ交際のご挨拶をさせていただきました。
帰り際、思わず「結婚したいと思っているんだよ」と口にしてしまったのですが、
彼女からは「もっとちゃんとした場所で、正式に言ってほしい」とやんわり伝えられました。
その言葉を受けて、改めてきちんと準備をすることに。
プロポーズは、2人がお見合いをしたホテルで・・・。
偶然にも、最初に座った席が空いていたため、同じ場所でバラの花束と手紙を渡しました。
彼女はとても喜んでくれました。

色々ありましたが、1年もかからずの成婚退会です。
感想を聞いてみました。
交際経験ゼロからのスタートでした。
右も左もわからないまま始めた婚活でしたが、さまざまな方とお会いする機会に恵まれ、多くを学ぶことができました。
特に実感したのは、
・自分の考えをきちんと伝えること
・自分ひとりが頑張っても関係は成り立たないこと
・同じ熱量で向き合ってくれる相手を選ぶこと
この3つです。
結婚は、条件だけ満たしていればいいわけではありません。
かといって、恋愛感情だけでも続きません。
条件と気持ち、その両方が揃ってはじめて前に進めるのだと感じました。
彼女は、自分の気持ちをはっきり言葉にして伝えてくれる人で、口下手な私も、彼女の前では自然と本音で向き合うことができました。
恋愛であれば、生活の現実や家族のことまで深く考えないかもしれません。
でも結婚は、当人同士の気持ちだけでなく、お互いの家族も含めた関係になります。
その覚悟を持てたことも、大きな成長だったと思います。
エンマレッジさんは、信用できる相談所でした。
連絡をすぐにくれるので安心して活動・相談できたこと、曖昧なことは言わずに本音で向き合ってくれるので、素直に「そこまで言ってくれるなら、頑張ってみよう」と思えました。
また、「Yumiさんに交際報告をする」ことがルールなので、その意識が「ちゃんと活動しないと」と自然に気持ちが引き締まりました。
本当にお世話になりました。
彼女との出会いこそ、「トントン拍子」という言葉がふさわしいご縁でした。
話し合うべきことはきちんと話し、不安はその都度解消していく。
そのうえで、自然と恋愛感情も育っていました。
不安に蓋をしたまま、形だけ話が進んでいく交際ではありません。
土台を確認しながら、一歩ずつ前に進んだ関係だったと思います。
いつまでもお幸せにね。















