昨年末、エンマレッジに1通のお手紙を頂きました。
差出人に心当たりはありませんでしたが、エンマレッジのブログ読者の方からとわかりました。
結婚アドバイザー Yumi様
はじめまして。栃木県在住のものです。
Yumi 様とは実際お会いしたこともなく、会員でもなく、ただ勝手にYumi 様のブログを読んで自分の婚活の参考にさせていただいた者です。おかげさまで、この度ご縁があり結婚することになりまして、どうしてもお礼を申し上げたく一方的ではございますが、お手紙を書かせていただきました。
私は33歳の時に留学先から戻り、結婚願望はずっとあったのですぐにでも結婚できればと思い、両親や知人にお見合いをお願いしておりました。今思えば、かなりの他力本願でしたが、それでも何人かの方にお会いすることが出来ました。
残念ながら、なかなかうまく行かずに「自分は結婚できない駄目な人間性なのかも」と不安になることも多い1年でした。恋愛経験も乏しく、今まで誰かからちゃんと好きになってもらえた経験がないことも、自分に自信が持てなかった原因だと思います。私の婚活を心配した母が、近所のおばさんから聞いた大手の結婚相談所を勧めてくれまして、入会することにしました。
入会後、写真撮影する日まで約1週間あり、本登録になるまでの1 週間は、暇さえあれば他の結婚相談所のブログや、婚活中の人のブログを読みあさりました。Yumi 様のブログを見つけたのもそのときです。やるからには集中して、年内には相手を見つける!と目標を決めて、そのために1 週間後のスタートをしっかり切りたいと決意したのを覚えています。
Yumi 様のブログの中で書かれていたものは自分に言っているものだと思って何度も反芻し、本登録後にすぐに開始した相手検索のときにとても参考になりました。
始める前に自分の価値を素直に受け止めたことで、入会時35歳、低収入、無資格、太め(ダイエットはちゃんと続けてます笑)の私は、まず申し込まれることはないということ、また申し込んでもお返事がもらえる可能性は低いということを前提に、自分でルールを決めました。
1 、申し込める件数は、すべて使うこと
2、申し込まれたら、基本的に受けること(50代以上はお断りしましたが、、)
3、毎週末、少なくとも一人と会うこと(2回目の方も一人とカウントしてOK)
4 、生理的に絶対無理と思う人以外は2 回目も会う努カをすること
(失礼な話ですが、10 点を満点としてお会いしたときの印象に点を付けることにしました。0なら2回目も会うようにし、一(マイナス)1点の方は、お断りにしました。)
後半は、点数をつけることを忘れましたが、
マイナス1が二人、0が一人、5が一人、6が一人、 と、初めの5人の方が基準となりその後にお会いした方達も、感覚として5前後だったと思います。(結婚を決めた彼は、会ったときは5 、 2 時間後に6 、帰るときは7という感じでした。)
5、会ったらその時間は100%その方に集中して、楽しむこと
ある方は、ずっと婚活の愚痴でした。なので、私は思わず彼の相談役として、どうしたらいいかを考えて色々と提案していました。もう一度会いましょうとメールをいただきましたが、この方はマイナス1だったので、お断りしました。こういったハプニング?も、ブログを読んでなかったらただ不満しか残らない席で終わったと思います。
そうして、9月の活動開始以降、順調に毎週どなたかとお会いする予定を立てることが出来ました。メッセージのやり取りも私からで、会いましょうと提案するのも私からがほとんどでしたが、断られて当たり前を基本に考えて行動したので、お誘いすることにあまり不安を持たないようにし、断られたらご縁がなかったと素直に諦めました。
その中で、1日一緒にいても疲れない方と出会いました。ピンとはこなかったです。見た目も好みではないですが、気を使わず、話しやすい方だな、と。Yumi 様のブログで、「3回会えばわかる」「4回目は会う努カが必要」と書いてあったのが頭にあり、3回目のデートで結婚について何かしら前向きな話が出ることかなと期待していました。
彼が私に対して好意を持ってくれているのは、なんとなく察していました。(といっても、お申し込みも1回目のデートも私からお誘いしていますが)でも、いつも当たり障りのない話ばかりで、一瞬でも頼りたいとか男らしいとか思える部分がなく、もやもやしていました。
もし、この方と結婚したら、基本的に私がどんどん決めていく家庭になるのだろうな、と想像しました。私は今まで、理解ある 両親のおかげで(?)、常に自分で悩み決定し、実行し、と生きてきました。海外が数年続いたこともあり、それが当たり前ではありましたが、正直、そういうことに疲れている自分もいて、結婚に関しては、一言でいいからバシッ!と決めてくれる方をどこかで望んでいました。
結局、彼との結婚に対する私の気持ちは、4回目のデートのお誘いメールにあまり喜べない自分がいることに気づいて、迷いが生じ始めました。
ちようど、その週末に新たに初めてお会いする方との約束がありました。今回は、彼からお話ししましょうの申し込み、会いましょうのお誘いを受けていました。43歳の方で、プロフィールは私の理想とは離れていましたが、自分のルールに従って、ちゃんと会うことにした経緯があります。
お誘いを受けた時点で、お互いが150km離れていることもあり、私から中間地点である提案をしたところ、私寄りの中間地点を提案してくれました。とあるレストランでのランチを言ってきてくれましたが、そのランチ場所は私がずっと行ってみたかった場所で、とてもびっくりしました。私が中間地点を提案しなければ、私の地元で会うことになっていたので不思議な感覚でした。
レストランが分かりにくい場所のため、近くで合流してから彼の車で移動したのですが、その車中もあまり緊張せず、会話もすんなり続いて、気が楽でした。レストランに11時半に入って、気づいたら15時。ずっとしやべっていました。ここでお別れするのも不自然な気がして、そのままどこかへ移動してお茶することに。お互いに詳しくない土地だったので、国道沿いのコーヒーチェーン店に入り、また数時間。出身県や出身地の話になると、いままでお会いした方にもそうでしたが、お正月に帰るかどうか、帰るならどうやって帰るのか、をよく聞いていました。
ちょうどいい話題のーつでもありますし、聞くことで、その方の家族との関係や、帰る方法で金銭感覚などをちょっと知ることが出来るような気がしたからです。彼のときも、出身地の話のときに、お正月に帰るのか、どうやって帰るのかを聞きました。彼の場合は四国出身ということもあり、事前に新幹線の指定席を予約するとのことでした。売り切れてしまうので、11月中には(来月中に)チケットを買わないといけない、とも。
その二言目に「一緒に(地元に)行きますか?両親も大喜びすると思います。」と言われ、びっくりし、でもとても嬉しく、急に二人の間で結婚の話が出てきました。私が思わず、「行くのもいいかも。」と答えたときの彼の驚いた顔は面白かったです。私も自然と「では来週よかったら私の両親に会ってください。」と聞くことが出来ました。その会話の最中、何度も彼の顔を見て、「全然好みじゃないのにどうしてこの人と結婚する確信があるのだろう」と自分の本能と理屈のギャップに驚きっぱなしでした。
翌日には、母や友人に結婚する人を見つけたと報告し、翌々日の彼との初めての電話で100パーセント気持ちが固まりました。私自身、あまり長電話をするほうではなかったのですが、彼との電話はあっという間に2時間半が過ぎ、またまたびっくりしました。
Yumi 様のブログで、すべての出会いに感謝できる心を持てました。合わない人でも、会ってくれたことにありがとうと素直に思える自分でいられたのは、本当にブログのおかげです。また、合わない人にはスパッとお断りする気持ちもしっかり持つことができました。3回会えば分かる、というのも本当でした。4回目に会うには気持ちが向いていないと無理でした。
振り返ってみれば、9月の本登録から2ヶ月で彼に出会えました。彼で9人目。あまりにもトントン拍子で、毎日驚いています。
本当に本当に本当に、ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいで す。これからも、婚活を頑張る方たちの味方でいてください。ブログも引き続きお邪魔させていただきます。ありがとうございました。そして、一方的な長文、お許しください。。。
これから益々寒くなってきます。どうぞお体ご自愛ください。ありがとうございました!
まずは、ご成婚おめでとうございます
エンマレッジのブログは大手のシステムでもないので、よく県外の方が見つけてくれたものだと驚いてしまいました。
今回の成婚は本人の努力が全てなのですが、わずかでも参考になる所があったのであれば嬉しいことです。
こちらこそ、ご丁寧なお礼状ありがとうございました。
ブログでは、運命の相手が3ヵ月で決まりました、半年で見つかって信じられません!なんて書いてありますが、早く決まるには理由があります。頂いたこの成婚作文にも、ヒントが沢山書かれています。実際、この彼女の様にここまでストイックにやらなければいけない訳ではありませんが、自分ルールを決める事で気持ちの整理がついたり、次に進むきっかけになるんじゃないかなと思っています。
お幸せに~~