静岡市在住、29歳女性会員Wさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は37歳、静岡市の男性。
活動期間6ヶ月(内、交際期間4ヶ月)で成婚退会です。
Wさんは、結婚を考えていた方とお別れした事が入会のきっかけでした。
結婚を踏まえてお付き合いしていた彼がいましたが、親への挨拶を考えていた時期に、驚くべき真実を打ち明けてきたんです。
今になってそんな事いうの?という驚きと、悲しい気持ちと怒りでいっぱいになりました。
もう、こんな人信用できない!、と別れを決め、すぐに結婚相談所を探しました。
以前の彼とはマッチングアプリで知り合ったそうですが、結婚の話が進みそうになったタイミングで、最初に聞いていた経歴とは違うと後出しの形で言われてしまったそうです。
マッチングアプリの入会審査は自己申告程度なので、確かな保証がありません。
誰でもネットで登録出来てしまうより、結婚相談所のように仲人さんと実際にお会いして活動する方が信頼性も高い気がしました。
特にあまり男性とお付き合いした経験もなく、駄目な人を見抜く自信が私にはないので、相談が出来てサポートがしっかりしている相談所で活動したかったです。
エンマレッジさんのブログには成婚実績も沢山紹介されていた事や、実際にお会いしたYumiさんがブログの印象そのままで安心出来たので、こちらでお世話になる事に決めました。
Wさんの入会当時は、まさにコロナ禍で緊急事態宣言がされた真っただ中。
しかし、そんな状況にひるむ事なく「こんな状況になってしまった今だから、真剣に頑張りたい」との事でした。
登録した途端、50人以上のお申込みが届きビックリしました。
ただ、仕事が平日休みで日程が調整しづらい事や、どのホテルもコロナで閉まっていて、日程が延期になってしまうお見合いも多かったです。
その中で、唯一、スムーズにお見合いが決まったのが今回の彼でした。
初めはオンラインお見合いも提案されましたが、彼は、私からお申込みした人だったので、どうしても対面でお会いしたかったです。
お見合いはホテルのカフェが休業してしまったので、駿府公園まで歩き、お茶を買ってもらい、ベンチで座りながらお話をしました。
最初からちょっとデートみたいな雰囲気だったのも良かったのと、優しく気を遣ってくれるのも嬉しくて、好印象を持ちました。
交際になった時は嬉しかったです。
初回のデートはオンラインでしたが、2回目では一緒に食事をしたそうです。
コロナ禍でお店も短縮営業でしたが、やっぱりオンラインでお話するより実際お会いした方がより楽しめました。
ただ、2人ともシャイな性格なので、お互いの感情や思いを口にするのが苦手な気がして、お互いを知っていくには時間が掛かるかもと思いました。
Wさんの中では時間が掛かるかもしれないけれど、大事にしたい交際だという事で、少し見守る事にしたのですがここからハプニングがありました。
エンマレッジでは、交際になったら1回1回のデートを報告する仕組みになっていますが、Wさんからはお会いしたという報告がほとんど届きませんでした。
コロナ禍というのもあってデートの無理強いはしませんが、なぜか次回のお約束が1ヶ月後、その次も1ヶ月後と、ずいぶんゆっくりしたペースでしかお会い出来ていない事が気になり、Wさんに様子を聞いてみました。
休みの関係で、彼とは月に1回しか会えない状況でした。
Yumiさんからは交際期間は3ヶ月というのは聞いていたので、そろそろ3ヶ月を迎える時期なのも分かっていました。
実際、3回しかお会い出来ていないけれど、彼と前向きな気持ちで進んでいきたかったので、Yumiさんにも「真剣交際に進みたい」と伝えました。
お会い出来た回数は少なかったのですが、長い時間のデートもされていたのでWさんの気持ちに迷いはありませんでした。
しかし、お相手相談所からは、「コロナ禍であまり会えていないので、もっと様子をみたい」との要望でした。
Wさんの方は、数回のデートでも次のステップに進む結論が出せたのに、彼の方はまだ決められないとの答えに、
「交際期限は最初から分かっているのに、そんな決断力のない人なんでしょうか?」とガッカリした様子。
しかし、お相手相談所からの返信に少し気になる部分がありました。
・結論が出せないのは、彼の決断力がないせいなのか?
・それとも、お相手相談所が彼の交際をきちんと把握していなかったせいかも?
彼とWさんは同じ静岡市在住であり、家も15分と離れていないのに、月に1度しか会えないなんて考えにくいのです。
休みが合わなければ平日の仕事帰りに会えばいいのだし、休みが違っても、努力すれば会う時間はいくらでもあります。
そのあたりの事情もWさんに確認しました。
実は今までの3回のデートは、全部私から誘っていました。
入会の時にYumiさんから「受け身の女性はだめだよ」と言われていたので、私からデートに誘っていたのですが、彼からは「平日に少しでも会おう」とか「もっと時間作ろう」とも言われず、正直私に興味がないのかなと思っていました。
モヤモヤはしましたが会うと楽しかったし、私は結論が出せたので、そこまで彼を問い詰める事もしていませんでした。
彼がなぜ月に1度しか会えないのか?
なぜ誘ってくれないのか、原因を探ってみると・・・・
彼が神奈川県の相談所に在籍していた事で、「コロナ禍だから交際期限は気にしなくていいよ」と仲人さんから言われていた事がわかりました。
当時、関東では移動規制があったりで、コロナも1番警戒しているエリアでした。
一方静岡では県内移動は緩和されていたり、お互いの家が近い事もお相手相談所は知らなかった様で、適切なアドバイスがされていない事がわかりました。
Wさんには「平日も使って、もっといっぱい会おうって彼に言ってみるといいよ」といい、お相手相談所には「静岡では会えない状況ではないので、もっと交際の後押しをして欲しい」とお願いし、あとは二人で話し合うように伝えました。
Yumiさんが彼の相談所に言ってくれたおかげで、彼と会った時にその場で「真剣交際」を申し込まれました。
ちゃんと話してみると、彼もコロナでどう動いていいのか分からなかった事や、仲人さんにあまり相談していなかった事が原因だとわかり謝ってくれました。
この日を境に、彼からめちゃくちゃ誘われる様になりました(笑)
週2回は会って、結婚したら仕事はどうする?家は建てたい?結婚式はしたい?など、結婚観の話が自然に出来るようになりました。
また、私が掃除が苦手という話をしたら、「じゃあ、ルンバ買おうよ!」と言ってくれたのも、嬉しかったです。
お互いが得意な事・苦手な事を話し合いながら、そこをどうカバーしていくかも話し合えて、この前までの3ヶ月はいったい何だったんだろう?というくらいトントン拍子に話がまとまっていきました。
結局、仕切り直ししてからわずか1ヶ月で、プロポーズとなりました。
彼に事前に指輪のサイズは聞かれていたので、プロポーズの予感はありました。
「結婚してください」と改めて言われた時は、分かっていてもやっぱり感動して涙が出ました。
すごく嬉しかったです。
活動期間6ヶ月は本当にあっという間でした。
この交際はもう駄目かも、と思った時期もありましたが、Yumiさんが間に入ってくれた事で、モチベーションも下がらずにいれたことや、彼の対応や反応も驚くほど変わったので、やっぱり仲人さんのいる所で活動してよかったです。
真剣交際の時に「自分の人生に関わる事だから、ちゃんと話し合っていかないとだめだよ?」とYumiさんにビシッと言われた事で、疑問に思う事は彼にどんどん話せる様になりました。
交際の報告は毎回するのは大変でしたが、自分の気持ちを振り返るいいきっかけになりました。
また、結婚を見据えた真剣な交際の場合は、結婚相談所の様な、共通のルールがあった方が前進しやすい事もわかりました。
今回、コロナ禍という事もあって、デートの頻度や場所も限られ大変な時期でした。
彼の相談所が関東という事もあって、自粛期間の長さの違いや、静岡の現状が分からなかったのも仕方ないのかなと思います。
でも、誤解が解けた後の驚くほどの進展ぶりは、私もびっくりです(笑)
いつまでもお二人仲良くお幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜