静岡市在住31歳女性会員Wさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手も同市内の29歳、2歳年下。
活動期間1年4ヶ月(内、交際期間5ヶ月)で成婚退会です。
入会のきっかけは、エンマレッジ卒業生からのご紹介でした。
20代後半になり、結婚に向けて活動を考えはじめる事にしました。
友人達からもマッチングアプリの登録をすすめられましたが、プロフィール情報が自己申告という点で信用が出来ず、結婚には遠回りな気がしました。
既婚の友人がエンマレッジさんで結婚されていた事や、そのまた知人もこちらで成婚退会された話を聞いて、お世話になるならここと決めていました。
1つ不安な点はかなり慎重な性格の私が、短い交際期間(Max6ヶ月)で結婚を決められるか、ということ。
中々人を好きになれず、中途半端な交際ばかりで、結婚に向かない性格かもと悩んでいました。
人見知りで積極的にも動けない自分が、果たして活動出来るのか、入会手続きをした後も心配でした。
目がクリっとした可愛らしい方なので、今までも出会いのチャンスは沢山あった様に思えます。
しかし自己開示が苦手なあまり、ほぼ恋愛しないまま時間が経ってしまったそう。
信用できるサポートのある場所で、安心して活動したいというご要望でした。
登録後、思っていた以上にお申込みを頂けました。
自分の条件に合う方は全体の1割程度でしたが、それでも十分な数です。
まずは、年齢が近く雰囲気の良さそうな方を中心に、お見合いOKの返事をしました。
Yumiさんから、プロフィールの印象と実物は違うよと教えて頂きましたが、最初はどうしても印象に頼ってしまう所が多かったです。
お会いしてみると、やはり思っていた人とは違うなと思う事は多々ありました。
・私が話している途中で被せる様に話してくる人。
・質問に答えても、それについての感想がないので、会話がぶつ切れになってしまう人。
・筋トレマニアで、終始プロテインや、食べ物の話ばかりの人。
・「君のプロフィール、おもしろいね」と、少しバカにした様な言い方をされる人。
お見合いが終わって、ガッカリして帰る事も少なくありませんでした。
また、交際になっても1~2回で断ってしまう事がほとんど。
特にLINEやメールの頻度が多く、苦痛でした。
交際最初の時に「LINEでのやりとりは好きじゃない」と言っているのに、毎日送ってくる方もいたり、「なんで返事遅いの?」と言われた時は、心が折れそうになりました。
退会を考えた事もありましたが、その度にYumiさんに相談し、話を聞いてもらいました。
「結婚する気がないなら退会でもいいけど、婚活を続けていく限りWさんの悩みは解決しないよ。」
「結婚してからの悩みの方がもっと深刻になるから、今は逃げずに向き合った方がいいよ」
本当におっしゃる通りだと思いました。
結婚相談所を辞めたところで、一時的に苦しさから解放されるだけで何も変わりません。
自分の意見もしっかり相手に伝え、向き合う事を意識する様にしました。
そんなWさんでも、真剣交際に進んだお相手もいました。
ようやく、自分らしく振る舞える相手が出来ました。
仮交際中も毎週の様に会い、定期的な連絡も苦にならないほど会話が弾みました。
3回以上デートが続いたのも彼が初めてで、迷わず真剣交際に進む事にしました。
しかし、Yumiさんから頂いた”真剣交際チェックリスト”の話の中で、彼が黙ってしまう時がありました。
何か隠してる?と疑問に感じたので、突っ込んで話を聞いてみると、不動産投資で5000万のローンがある事がわかりました。
結婚観の話をしている時、『将来、自分の家を建てたい』と言っていたのに、そのローンさえ組めません。
この時も、何度もYumiさんに相談しました。
投資に対する考え方は、本当に難しいです。
借金といえばそうですが・・・・・こればかりは価値観になってしまいます。
ただWさんの考えは、投資は借金してまでやる事ではない。
自分はそんな不安定な生活はしたくない、という考えなので、交際終了となりました。
この時は、正直かなり落ち込みました。
今まで何十人もお見合いをし、ようやく自分らしくいられる相手を見つけた、と思っていたので、さすがに心が折れました。
Yumiさんは
「価値観の違いで結婚に至らないのは、ある意味当然のこと、落ち込む事じゃないよ」
「今回はしっかり踏み込んだから、早目に分かって良かったと思えばいい。」
と、元気づけてくれました。
そのおかげで、もう1度頑張ってみようと思いました。
結果的に、休まずに続けた事で今回のご縁に繋がりました。
交際終了後であまりテンションの上がっていない時期でしたが、意外にも運命の出会いはこういうタイミングで来るのです。
同じ市内で、初めての年下の方。
特別ピンと来たわけじゃなく、何となくでお受けしたお見合いでした。
お仕事がら真面目でしっかりした印象、交際に進みました。
家も近く、平日の夜でも無理なく会う事が出来たのは良かったです。
長く話していても疲れない、年下だからなのか、緊張感もなく一緒にいられるのはとても楽でした。
また、LINEが苦手な私が、彼とは毎日連絡を取っているのも不思議でした。
結婚観の話をしなきゃ、と意識しなくても、自然に家族の話や理想の結婚像について話していました。
時間があっという間に過ぎるとは、こういう事なんだと分かりました。
私への報告にも、彼との時間が楽しい、彼の気遣いが嬉しいと、楽しい報告ばかりが続きました。
同じタイミングで、彼の相談所からも真剣交際の打診があり、交際はさらに進展していきました。
結婚観についての話は大きな相違もなく、チェックリストの話も出来ていました。
ここからは少し恋人の様なデートもしようと、色々な所にお出掛けしました。
2人でいる事が当たり前の様になり、慣れや甘えが出てきた頃でした。
彼が、時々待ち合わせに遅れてくる事がありました。
彼も焦って来ては謝ってはくれますが、その割に繰り返すのです。
予約したお店に1人で待たされている時、何だか虚しくなりました。
何度目かの遅刻の連絡が来たとき「今日はもう会いたくない」と、気持ちが切れた気がしました。
遅れてきた彼に、成婚退会の話を進めようと言われましたが、話が頭に入ってきません。
人を平気で待たせる人の気持ちが理解できず、家で泣いてしまいました。
お金・時間にルーズな人を信用できない気持ちは、私も同感。
Wさんの気持ちはかなり危機的状況で、ほぼ交際終了で考えが固まっている様でした。
ただ、彼への愛情はまだ感じているように思えました。
Yumiさんから「後悔のないよう、もう1度話し合っておいで」と背中を押され、別れ話のつもりで待ち合わせ場所にいくと・・・・。
しょんぼりした彼が待っていました。
遅刻の事で私を傷つけていた事を反省し、かなり落ち込んでいる様でした。
ご自分の仲人さんから随分お叱りを受けた様で、この時に「あ、Yumiさんが動いてくれたんだな」と思いました。
この時、良い話ばかりではなく、嫌な事も含めて本音で話が出来た気がしました。
また、彼から口だけの謝罪ではなく、今後遅刻をしない為の対策も話してくれ、事前に準備してくれていたんだと嬉しく思いました。
お相手仲人さんとの話の中で、あまり彼が相談所と連絡を取っていなかったこと。
男友達と会う時と同じ大体の時間感覚でいた事も、この時初めてわかったそうです。
彼の対応は劇的に変わり、その後、待ち合わせで私より遅く来ることは1度もありません。
聞くと、30分前には着いているといっていたので、最近では少し可哀そうにも思えるくらいです。笑
心配していた両親からも、「いい人そうじゃない」と祝福してもらえ、喜んでプロポーズをお受けしました。
エンマレッジでの活動を振り返ってもらいました。
あまり社交的ではなく、お見合い自体も楽しめずに、苦しい時間もありました。
心が折れそうになった事も何度かありましたが、それを乗り越えられたのは、Yumiさんに相談していたお陰です。
私の中で既に答えが出ていると気づかせてくれたり、逆に迷っている時は、客観的な意見をくれるのでそれを参考に答えを出す事ができました。
Yumiさんがいたから、いつでも相談に乗ってくれたから、安心して活動出来たと思っています。
また、河原崎さんが毎回お見合いに立ち会ってくれるのも、本当に心強かったです。
他のお見合いも見かけましたが、皆さん不安そうに相手を確認していました。
私はお2人に守られて活動出来ていたなと心から感謝しています。
ありがとうございました。
入会当初は心配しすぎて動けない事も多かったのですが、活動していく中で、どんどん成長している姿を感じました。
最後はとても幸せそうな顔を見る事が出来て、良かったです。
いつまでも仲良くお幸せにね