50歳の男性会員Aさんからの成婚作文が届きました
お相手の女性は40歳。
約1年半、たいへんお世話になりました。
今年1月、素敵な彼女と出会うことができ、おかげさまで婚約することができて、今は結婚準備のため忙しくも楽しい週末を送っています。
思えば私が結婚相談所へ入会するきっかけとなったのは30代後半。
ある冬の寒い朝、出勤のため家を出たら定年を迎えたばかりの父が私の「お古」のコートを着て散歩に出かけるところで、その後ろ姿があまりに小さく見えて、とても切ない思いをしたのでした。
それまでも結婚を意識しなかったわけではないけれど、仕事に熱中していた自分に、この切ない思いが「このままではいけない、早く両親を安心させてあげなければ」という思いに変わり、また、多分、結婚相談所の力を借りなければ出会いは難しいだろう、というネガティブな思考からでした。
まだ、婚活という言葉がない時代でした。
ここからが苦難の婚活がスタートしたのでした。
まずは大手のコンピュータマッチングタイプの会員になりましたが、2年間で出会いは1回、主催するパーティーには何回か行ったけれど、サクラが相手では出会いもなく退会しました。
次は、「入会特典として今ならこのダイヤモンドが半額で購入でき、カップルとなれたらそのダイヤは婚約指輪にします。」という思い切りサギまがいの所へ入会してしまいました。
しかし、案の定出会いはゼロ、残ったのは一応本物のダイヤだけ、というマヌケな結末になりました。
どんどんとネガティブの谷へ落ちていくばかりでしたが、友人に励まされ、紹介で次の相談所を見つけ入会。
出会いはあったけれど長続きしない、何の世話もしてくれない相談所へアドバイスを求めに行ったら
「あなたからは女性を引き付けないオーラが出ている。」と訳のわからないことを言われ、私は一体何者なのかとさらに自信を無くしたのでした。
10年近い年月が過ぎ、次でダメならもう、あきらめようと入会したのがエンマレッジでした。
今までの女性主体のスタイルから、男性も女性を選択できるスタイルというのは私にとっては画期的で、期待できるぞ、と思いました。
ネガティブの主因である、「長男、両親と同居、家持ち」という、今のご時世、私でも遠慮したくなる条件の私を理解してくれる女性を探す活動をしました。
出会いはありましたが断られ続け、しかし、あきらめずに活動を続けました。
1年たち、お申し込みできる会員もいなくなりました。
50歳を節目にするつもりで、この申し込みを最後にしよう、として出会えたのが私を理解してくれたYさんでした。
私は無宗教ですが、今回は縁結びの神様はいるんだ、と感謝したのでした。
楽しい交際が続き、婚約が決まってからはいろいろなことがトントン拍子に決まっています。
この10年はあっという間にすぎてしまい私も50歳になりました。最後まであきらめずに結婚願望を持ち続けてよかったと思っています。
マヌケな婚活遍歴も今ではいい思い出となりました。
過ぎてしまった時間はもどりませんが、これからはYさんと一緒に明るく、仲良く歩んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
成婚退会おめでとうございます
10年という長い年月と、それまでに掛かってきた婚活費用。
詐欺まがいの経験にもあったと、今だから笑い話にもなりますが、当時は相当ツライ思いをされたようです。
それでも、不貞腐れる事なく活動を続けようと思えたのは、やはりご両親の存在だったそうです。
文章からもわかりますが、Aさんは本当に優しい雰囲気の男性。
優しすぎて気を使いすぎてしまう点が、女性からすると頼りなく感じてしまったのかもしれません。
しかし、今回ご縁になった彼女Bさんもエンマレッジの女性会員。
結論までに色々悩んでいましたが、最後は彼の温かさ、ほっと出来る居心地のよさで決断したそうです。
子どもが欲しいのなら出産適齢期は重要ですが、結婚は何歳でもできます!
10年間あきらめずに頑張ってきたから、縁結びの神様も応援してくれたのかもしれませんね
いつまでも仲良く、お幸せにね~~~