48歳の女性会員Kさんが、成婚退会の手続きに来てくれました
エンマレッジの入会は3年前。
45歳からの婚活スタートは、Kさんにとってもなかなか厳しい活動だったそうです。
お見合いは問題なく組めたのですが、いざ交際に進んでもなかなか先に進みたいキモチになれず・・・・。
それでも、Kさんの中で早急に決断を下さない様に努力されていた様です。
ただワタシからすると、交際報告の度に相手への不満が溢れでてしまい、相手の嫌なトコロばかり指摘している様な印象を受けました。
「お相手のもっといいところを探す事はできないの?」
「ちょっと、男性に対して潔癖な様にも感じるんだけど、、、」
完璧な男性なんていない、誰にだってマイナスな点があるのは十分わかっている。
でも、どうしても人生のパートナーとして受け入れる事ができないと、相当悩まれた様に思います。
このままじゃ、誰と会ってもKさんはOKしないんじゃないのかな?と、そんな風に思っていたある時、1件のお見合いが成立しました。
はじまりは、普段のお見合いとなんら変わりはなく。
交際報告でも、相変わらず彼に対して疑心暗鬼な発言が多かったと記憶しています。
時間ばかりが過ぎ、一向に進展しない状態だったので
「彼に対する不満が大きいなら、交際終了すればいいんじゃないの?」
そんな風にいったところ、Kさんから
「・・・・でもね、Yumiさん?イライラするところも多いんですが、何故か彼って憎めないんですよね」
えっ!?
今までKさんから聞いたこともない、少し(?)前向きな発言。
「会った時、色々気になる事を言いたかったのに、彼の顔をみちゃうと、ま、いっかって思っちゃうんですよ」
Kさんからそんな言葉が聞けるなんて
もうこれが最後のチャンスの様な気がしました。
その後、成婚退会真近になって、Kさんが体調を崩され、一時は結婚どころの話ではなかったのですが、彼の決断に迷いはなく、彼女の体調が落ち着いたところで晴れて成婚退会となりました
成婚退会の時に、ゆっくりお話ができて、エンマレッジでの活動を振り返ってもらったのですが、
「この年齢になると、今まで待ったのに妥協して結婚なんてできない!というキモチが強かった。」
多分、40代で婚活されている方の多くが、同じキモチなんだと思います。
でも、「今まで待った」事に拘っているのは自分だけであり、周りがその価値を認めているワケではないという事。
また、年齢を重ねた大人だからこそ、相手のキモチを読む力、懐の深さ、品性など様々なものが必要になってきます。
それが足りないと自覚されているのであれば、相手への要求もそこまで高くはなりません。
Kさんの場合、お見合いを重ねるごとに結婚に対して拘っていた部分が明確になっていったそうです。
条件の良し悪しではなく、自分の中の素直な感情が彼に対して「Yes」といえたのでしょうね。
ほんと、成婚退会が決まって嬉しいです。
いつまでも仲良く、お幸せにね