東京都在住、45歳男性会員Yさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は36歳、東京都在住。
活動期間6ヶ月、交際期間4ヶ月で成婚退会です。
東京在住のYさんは、いとこがエンマレッジを卒業され、そのご縁で入会されました。
母からも「結婚する気があるなら、ちゃんと活動したら?」と言われていました。
女性に対して押しが強いタイプではなく、いつも友達止まりで終わってしまう事もあり、自分ひとりで活動するのは難しいと思っていました。
年齢的にも厳しく、仕事も不規則なので婚活する事に不安はありましたが、いとこの結婚が決まった事や、ホームページに沢山の成婚実績があった事でエンマレッジさんにお世話になる事に決めました。
Yさんは学生時代から柔道をやられていたせいか、身体も大きく、おまけにスキンヘッド✨
パッと見、めちゃくちゃ強面に見えるのですが、根はスゴク穏やかで優しい熊さんみたいなタイプ。
どうにか、強面に見られず優しさが伝わる様なお写真が大事!と思い、そこを得意としたスタジオを紹介しました。
また、お仕事も国家公務員なので、経済面ではとても安定していますし、一部の女性には人気のある職業なので、そのあたりをプロフィールでも熱く訴えていく事にしました。
Yumiさんからプロフィール写真やPR文についてアドバイスを頂いたおかげで、驚くほどお申込みが届きました。
自分に自信がなく、正直、誰ともお見合いは組めないかも?と心配していたのでビックリしました。
可能な限り、沢山の人にお会いしようと思っていました。
しかし、入会してすぐにアメリカに出張が決まり、1番お申込みが多い時期に活動出来なかったのが残念でした。
出張中にも沢山のお申込みが届き、まずは4つのお見合いを受諾しました。
初めてのお見合いはとても緊張しましたが、お相手も積極的に話してくれて楽しい時間になりました。
かしこまったお見合いスタイルではありませんが、身だしなみや清潔感には気をつけましたし、お相手の話を聞いて、うなずきや相槌なども意識しました。
Yさんは仕事でも多くの部下を持つ管理職の立場。
当然、教育に関するレクチャーも受けていたので、相手の話を遮らない、否定せずまず最後まで聞く、時々ほめるなどの手法が、お見合いでもとても役に立ったそうです。
今回、結婚が決まったお相手は2人目のお見合い相手でした。
実は、彼女とのお見合いには全く手応えを感じませんでした。
まず、通常1時間のお見合いなのですが、その時間に満たないまま終了となりました。
自分が話し下手だったせいもありますが、会話が全く膨らまず、沈黙が続いたからです。
彼女からも特に質問などもなく、正直、今回の方はご縁がない人だと思っていました。
また帰り際彼女から「途中まで一緒に帰りませんか?」と誘われたのですが、お見合いでの沈黙が耐えられなくて、「ちょっと用事があって・・・」と断ってしまったのです。
ただ家に戻った時、折角誘ってくれたのに断って悪かった・・・と反省したり、会話は弾まなかったけれど、彼女はずっと穏やかな表情だったのを思い出し、自分は交際希望を出しました。
交際が成立した時は、正直驚きました。
Yumiさんからは、交際になったら短い時間でも間を空けずに会うといいよ、とアドバイスされたので時間を見つけてお茶を飲みに行ったり、食事に誘っていました。
ある時、彼女に食事のメニューを見せると、1番安いものを注文している事に気づきました。
もちろん、デート費用は自分持ちでしたが「遠慮しないで、好きなものを頼んで?」と言っても、お見合いの時からそこは変わりませんでした。
そういえば、お店の人の態度が悪くても嫌な顔しなかった事、僕が話し下手でもニコニコしてくれていたな、と彼女の優しさ・穏やかさ・気遣いを感じ取る事ができました。
お喋り上手ではないけれど、心に温かいものを持っている方だなと、そこから惹かれていったと思います。
Yさんは前向きな交際を希望していましたが、彼女の反応はあまりよくなかった様です。
自分の気持ちは真剣交際に進みたかったのですが、彼女からは「まだ、もう少し時間を掛けたい」と言われてしまいました。
あまり、前向きじゃないのかな?と自信もなくしていたので、気持ちを切り替えて、別の方にお見合いを申し込む事にしたところ、Yumiさんからお電話がありました。
「真剣交際を断られたわけじゃないよ?」
「時間を掛けたいって言っているだけだから、ここで別の方とお見合いや交際になると、彼女とのご縁を逃すことになるけど大丈夫?」
と言われ、ハッとしました。
交際終了になったわけじゃない、彼女の性格を考えればすぐに返答できないのも理解できると思い、申し込みは取り消しました。
結果、それが今回の成婚に繋がったのです。
実はこのタイミングで、コロナがニュースで取り上げられる様になりました。
彼のお仕事柄早い段階から影響があり、約1ヶ月もの間、彼女とお会いする事が出来ませんでした。
メールなどはしていましたが、感染のリスクも考えると会う事も出来ず、しかも、まだ真剣交際にもなっていない段階で、この交際はどうなってしまうんだろうと不安になりました。
1ヶ月近く会えていない状況が続き、もう難しいだろうな・・・と思っていたところ、意外な連絡がYumiさんから届きました。
Yさんの仕事を考えるとゆっくり交際する余裕もなく、彼女の性格的にもスピーディーな対応は難しいだろうと思っていたところ、お相手の相談所から連絡があり、彼女が真剣交際を希望しているということ、何なら、プロポーズをしてくれればお受けしたい、という連絡がありました。
いきなりの急展開でしたが、間違いはない、という事だったので、Yさんにも伝えたのですが、当然の様に
何かの間違いじゃないですか?
全然手応えがないですけど・・・・
との返答。
私も何回も確認したから、とにかく彼女にすぐ連絡してみて?
不要不急の外出は控えた方がいいけど、プロポーズは不要不急じゃないから!
と後押し、半信半疑のままYさんは彼女にプロポーズしたところ、無事OKがもらえたと嬉しそうに報告がありました。
後から聞くと、真剣交際の返事も渋っていたのではなく、婚活している事を親御さんに話していなかったのでその時間が欲しかったとのこと。
お会い出来ていなかった1ヶ月の中で、彼女はきちんと結婚したい相手がいると親御さんに話をしていたそうです。
結婚はしたくなった時でいいかな、まだ今度でいいか・・・と先延ばしにしていましたがコロナ禍の中で、その考えは大きく変わりました。
あのタイミングで入会していなかったら、当分婚活は先送りになっていましたし、あのまま新しい人にお申込みしていたら、彼女とこんなスピードで結婚が決まる事もありませんでした。
エンマレッジさんはシステムやルールに透明性があり、相談にはいつも親身になってくれました。
女性の気持ちやプロポーズのタイミング、彼女の気持ちも聞いてくれ、女性の扱いに慣れていなかった自分1人だったら、とても成婚には結びつきませんでした。
そして1番感謝しているのは、自信を無くし他の人にお申込みした時、わざわざ電話をくれ止めてくれた事です。
彼女の反応が分からなかったり、真剣交際を断られた時にはかなり落ち込んだのですが、その度に
「落ち込むのは断られた時でいいじゃない?」
「会ってくれるって事は、気持ちがあるってことだよ」
と励ましてくれました。
本当にありがとうございました。
40代後半からの活動は苦戦している方も多く、さらにコロナのタイミングと重なっているにも関わらず、こんな短い期間で成婚が決まったの本当に奇跡だなと思います。
彼女が奥手で中々本音を話してくれなかった様ですが、彼も似たような性格なので、ある意味似たもの同士。
イライラする事もなく、一緒にいるとノンビリしすぎちゃうそうなので、お似合いのカップルだと思います。
いつまでもお二人仲良くお幸せにね~