静岡市在住、33歳男性会員Mさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は31歳島田市在住のNさん、同じくエンマレッジ会員さん。
活動期間4ヶ月間(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
男性がほぼ9割という職場で働く、Mさん。
以前は別の結婚相談所で活動されていたそうです。
お見合いは組めましたが、中々良い結果に結びつきませんでした。
また、静岡の会員さんも多くないので、検索しても中々新しい出会いに繋がらず退会。
別の相談所を探していたところ、エンマレッジさんのHPを見つけました。
相談所のシステムは分かっていたので、特に不安を感じる事はありませんでした。
自分の条件も、34歳以下・静岡中部に絞ると人数が限られていたので、入会当時から大きな期待もせずに「コロナ禍だし、中々成婚には辿りつけないだろうな。」と思いながらスタートしました。
以前の活動はコロナ前でしたが、より厳しい現状になった今の方が、当然活動は大変だろうと思っていたそうです。
対面お見合いとオンラインお見合いの選択が出来ると説明がありましたが、オンラインでお見合いして交際になっても、実際に会ってもらえるのか?という不安はありました。
ご飯はOKなのか?夜はNGなのか?などなど。
コロナに対する感覚が人によって違うので、そこをどう確認していくかが今回の活動で重要になると思いました。
この問題は、現在活動している方のほとんどが悩まれています。
公共交通機関・外食NGだったりと厳しい職場もあるけれど、コロナ対策を万全にした上で本人に任せるという職場も多いです。
逆に、県を跨いでお仕事されている方は、日常的に新幹線も利用しています。
出来れば、お見合い時にそれとなく聞けるのがBESTだと思います。
自分は、コロナ対策を十分にした上で実際に会っていきたい考えでした。
オンラインお見合いも経験しましたが、やっぱり実際にお会いした方が雰囲気も伝わりました。
会話のペースや相槌のタイミング、話す内容も相手の反応を見ながら調整したいので、出来るだけ実際に会って話したいという希望を出していました。
当初、時間が掛かる事を覚悟した上ではじめたエンマレッジでの活動でしたが、入会から1ヶ月後に運命の出会いがありました。
家が近く、年齢も近い事でお申込みした方から、OKの返事を貰いました。
特に何のイメージも持たず、対面でお見合いする事になりましたが、第一印象は背がスラっと高く、よく話をしてくれる方だなと思いました。
また、お写真よりも実物の方が綺麗で、笑顔の素敵な方だという印象でした。
交際成立した時はとても嬉しかったです。
Mさんが気になっていたコロナの考え方も、特に密になる様な場所を避けてくれれば、そこまで神経質に考えていない事もわかり、初回はランチデートに行かれたそうです。
Yumiさんから、初回のデートから結婚観についての話題を出す様に言われていましたが、雑談などの無難な会話だけで終わってしまった事を反省しました。
なかなか、「はじめまして」の雰囲気が抜けず、お互いがずっと敬語で話していたこと。
Nさんが人見知りの性格なのか、あまり自分の話をしてくれない事から、距離を詰める事が出来ませんでした。
ただ、何かきっかけがあれば、色々話してくれそうな雰囲気は感じていたので、次回は間隔を開けずに会っていきたいと思いました。
Mさんからは、デート終了後には必ず長文で報告を送ってくれたので、こちらも次へのアドバイスがしやすくなります。
お相手のNさんからは、「とても緊張したけれど、Mさんが気を遣ってくれて楽しい時間が過ごせました」と報告があったので、それも本人に伝えておきました。
2回目のデートでは、少し遠出をしてお花を見に行きました。
7~8時間のデートになりましたが、Nさんの緊張もとれて自身の事も色々話してくれる様になりました。
敬語はまだ残っていますが、自分への質問も増えて関係も前進できたと思います。
自分としてはズルズル交際を長引かせるつもりはなく、数回会ってもっと仲良し度が増せば、真剣交際に進みたいと考えていました。
一緒にいてお互い似た様な雰囲気を持っている気がして、居心地の良さを感じていました。
ただ、会っていない時のコミュニケーション方法に悩んでいました。
毎日LINEをやり取りするほど親しくなったわけではなく、だからといって何もしないのもどうか?
Nさんが気をつかう方なので、無理をさせるのも悪いなと感じていました。
彼からの相談に、「そういう事こそ、本人に直接聞くべき」と伝えました。
会っていない時のコミュニケーションの取り方、LINEや電話の頻度など、人によって得意・不得意があります。
お互いの丁度いいを探る事は、交際を発展させる中でとても重要になります。
アドバイスを受け、それ以外の気になっていた事も、言葉に出して伝える様にしました。
まずは、お互いの呼び方について、下の名前で呼び合う事を提案したところ、彼女も快諾。
今後の交際のペースについても、真剣交際を考えている事を伝え、Nさんからもあと数回の内に答えを出せるようにしたいと返事をもらいました。
彼女もYumiさんが仲人さんだったので、事前に真剣交際への気持ちを確認してもらえ、本当に助かりました。
なんとか順調に進んでいた交際でしたが、Mさんの中には少し不安がありました。
Nさんは根が真面目で丁寧な方なのですが、中々敬語が抜けず、まだ自分に心を許していないのだと感じていました。
Nさんからは「年上の方という事もあって、失礼のないようにという気持ちから敬語になってしまう」と敬語をやめるタイミングを見失っていました。
彼女にもYumiさんからのアドバイスがあったおかげで、意識して敬語を使わずに話しているのは伝わってきましたが、まだほんの少し丁寧語が残ります。
それが彼女の性格なのだと思いましたが、あともう少し心を開いてもらえる様、努力する必要がありました。
今後の進め方や、彼女との距離の詰め方についても再度アドバイスを受けました。
彼女があまり自分の意見を言ってくれず、デート内容もほぼ自分が決めていました。
今はそれでもいいのですが、いずれお互いがストレスに感じそうで、彼女が意見をいいやすい雰囲気を作ってあげたいと思っていました。
Yumiさんからは、「次のデートはNさんにお任せしたらどう?」「Nさんの行きたい場所や、やりたい事をしようよって言えばいいのよ」と言われました。
片方がリードする交際は悪くありませんが、結婚はお互いが支え合って成立します。
今の内から自分の気持ちを話せる、対等でいられる相手なのかも、交際中に見極めた方がいいのです。
アドバイス通り、彼女にデート場所をおまかせしたところ、美術館に行きたいと言ってくれました。
デートの帰り際「私って本当は、ズバズバ言うタイプなんだよ」と話してくれました。
自分からも「もっとNさんの希望を伝えてくれた方が、僕も嬉しいよ」と言いました。
距離があると不安に感じていましたが、彼女も精一杯合わせてくれていた事や、次のデートでは良い方に変化している事に気づく事ができました。
時間を掛けて2人で話し合い、結婚に向けて話を進めていこうという話まで出来ました。
Nさんとは敬語について何度か話をしていましたが、ほとんど癖になってしまっている事。
だからといってMさんへの気持ちが無かったわけではありません。
どんな風に好意を示したり、どんな言葉で伝えていいのかわからないだけ。
それを素直に表現できるまでに少し時間が掛かっていましたが、時間を掛けて距離を縮めてくれたおかげで、Nさんの気持ちも固まっていきました。
自分では1ヶ月過ぎた頃から、彼女との結婚を意識していました。
相手の気持ちも分からず、ズルズル交際期間が長引くのは嫌だったので、毎回の様に結婚観についてお互いの希望を確認し、交際の進め方も具体的にアドバイスを貰えたのがとても良かったと思います。
彼女の希望で早目に親御さんへの挨拶を済ませたあと、プロポーズをしました。
「感動的で嬉しかった」と言ってもらえ、本当に嬉しかったです。
振り返るとあっという間の3ヶ月でした。
入会時には長期になると覚悟していましたが、こんなに早く決まるとは夢にも思いませんでした。
彼女との距離が縮まらず悩んだ時もありましたが、仲人さんが同じだった事で焦らずに行動出来、本当に感謝しています。
成婚退会おめでとうございます。
お互いが遠慮したり気をつかい過ぎる事で、ぎくしゃくしてしまう時間もありましたが、少しづつ本音が見え、壁がなくなった時に、そこからは一気に話が進んでいきました。
本人達も思っていましたが、お二人はとても雰囲気が似ています。
とってもお似合いのカップルです、いつまでもお幸せにね!
美味しいお菓子もありがとう〜!