静岡市在住、32歳女性会員Sさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は30歳の浜松在住、婚歴有の年下男性。
活動期間2年7ヶ月(内、交際期間5ヶ月間)で成婚退会です。
入会のきっかけは、東京に遊びにく電車の中だったそう。
20代の頃から合コンや婚活パーティに参加し婚活を頑張っていましたが、自力での活動に限界を感じていました。
つい流されてしまう性格で、はっきりと「真剣なお付き合い」と相手に言えないまま、ズルズルした交際が続いていました。
結婚している友人達はみんな幸せな家庭を持ち、何だか、追いていかれた様な寂しさも感じていました。
そんな時、東京へ遊びにいく電車の中で、たまたまエンマレッジさんのブログを見つけ衝撃を受けました。
皆さんの成婚エピソードがとてもリアルで、私が婚活していた時に感じていた悩みに、Yumiさんがバシッとお答えされていました。
「わたし・・・東京で遊んでいる場合じゃないんじゃない??」
電車の中から慌てて、入会面談の予約をした事をはっきり覚えています(笑)
当時はまだ20代で、そんなに慌てなくても・・・と思っていましたが、面談でも彼女の熱意は変わりませんでした。
面談の時、「写真の出来でお見合い数が決まる!」と教えて頂き、東京の表参道のスタジオで撮影しました。
料金は少し掛かりましたが、とても綺麗な写真が撮れたこと、そしてお見合いのお申込みも驚くほど頂けました。
想像以上にお申込みの数に、誰を選んでいいのか分からず、まずは近場で少し年上の方にお会いしました。
人柄はとても良い方ですが、年齢の割に年収面が気になり終了しました。
今までの交際は、トキメキ重視で相手を選んでいましたが、結婚となると「今」だけを見ていてはダメだということも、教えて頂きました。
何回かお見合い、交際を繰り返すの中で自分の中で分かってきた事がありました。
・結婚観の質問をした時に、ふわぁっとした答えしか出来ない人
・私からの質問に、逆質問してこない人
・質問に答えてもそれについての感想は言わず、別の質問をしてくる人
は、コミュニケーションが取りにくいと感じました。
また、逆に
・仮交際中に距離のつめ方が早い人
・2回目のデートで手を繋ごうとしてくる人
・スキンシップはしたがるのに、結婚観の話題は出来ない人
は、交際がとても苦しかったです。
悩んでいる私にYumiさんは「嫌なら断っていいんだよ?」「なんでお断りしないの?」と言われました。
しかし当時の私は、
『こんなに自分を思ってくれる人は他にいないんじゃないか?』
『そんなに私の事を好きでいてくれているんだ』
と、相手の行為を無理やりプラスに考えようとしていたのです。
「そんなにツライなら、交際を止めていい」と言っているのにも関わらず、終了しようとしないSさん。
そこで「彼とのデート1週間だけ休んでみたら?」と提案しました。
1週間、会う事も連絡もお休みしてそれでも彼がいいと思うか、自分の気持ちを確認する様言われました。
すると、連絡を取らなかった期間中、自分の気持ちが驚くほど軽くなった事に気づきました。
彼との連絡やデートが、どれほど自分にストレスになっていたのか、そこで初めて気づきました。
自分が無理している事に気づけない方、というのは婚活の現場には沢山います。
特に相手が良い方だと、「こんないい人なのに、なんで好きになれないんだろう?」「私の頑張りが足りないから、相手の良さに気づけないんだ」など。
我慢する事が頑張る事ではないので、ツライ時はまず相談です!
逆に「価値観が合わない」とお断りされる事がありました。
自分では楽しく話せて、違和感など全く感じなかったので、なんで??と悩みました。
ただ、活動期間が長くなると、自分も同じ様な言い回しでお断りしていました。
特に顔や体形など身体的な理由でお断りする場合、「価値観」という言い方をしています。
断り・断られる事で自分に置き換えて考えられる様になりました。
活動が2年経った頃には、自分の中で変化を感じました。
良くも悪くも、相手の細かい所が気にならなくなってきたのです。
最初の頃は、結婚観についてどう聞いていいのか分からず、交際中もモヤモヤしていましたが、この2年で男性から積極的に聞いてくる事はないということに気付きました。
だったら、私から聞くしかありません。
分からない事、知りたい事は待っていても教えてくれず、自分から聞いていかないと進まない。
入会面談の時に、Yumiさんが教えてくれていたのに、2年経ってその意味にようやく気づく事が出来ました。
婚活を通じてSさんが成長を感じたタイミングで、運命の出会いがありました。
以前にお申込みを貰っていましたが、年下なのにバツイチだった事を理由にお断りしました。
会ってみてからでも・・・・という気持ちで、再申し込みしてみました。
実際お会いしてみると、背も大きく迫力のある方ですが、話すととても優しく穏やかな人。
なおさら、何で離婚したんだろうと気になりました。
交際になり、初回のデートで離婚についてすぐに聞いてみました。
離婚理由は彼ばかりに非があるわけではなく、また、彼の口からも「もっと話合いが出来ていれば・・・」との言葉に安心出来ました。
逆に、こういう経験のある人の方が「会話」の大事さに気づけるのでは?と思えました。
お互い仕事が多忙の為、1ヶ月に2回のペースでしか会えませんでしたが、ほぼ丸1日のデートが多かったので、回数は特に気になりませんでした。
また、金銭感覚についての話も、世間話の中で自然に確認が出来ました。
ブランド品などの高い買い物はしないけれど、趣味のキャンプ道具は色々揃えたいタイプ。
でも邪魔になるものはメルカリで売っている、現金よりもカードでポイントも貯める派など。
真剣交際に入る前に、ある程度の話まで出来ていました。
私があまりにもストレートに聞くので、「それなら自分も!」彼も積極的に条件の確認をしてくれる様になりました。
そのやりとりの中で、「もし結婚したら・・・・」という話に、自然になっていた様な気がします。
なんと、お見合いから1ヶ月で真剣交際に進みました。
Yumiさんから真剣交際チェックリストを渡され、彼にも見せたら「え、すごい!」と驚いていました。
彼の相談所はゆるい雰囲気で、特に具体的なフォローがないと言っていました。
お金のさらに細かい所や、当人同士だと聞きにくい条件も、チェックリストとして渡されるととても話がしやすく、1個ずつ確認しながら話し合いました。
ちょうどその頃、静岡にも緊急事態宣言が発令され、1ヶ月間会えない期間があったそうですが、特に何の問題もなくオンラインでコミュニケーションを取っていかれたそうです。
コロナが少し落ち着いた頃お互いの気持ちを確認し、両家の挨拶も済ませ、成婚退会の手続きとなりました。
皆さんの成婚エピソードを読んで、決まる時はあっという間だとは知っていましたが、実際に成婚が決まった今、縁がある人とは驚くほどスムーズに決まっていくものでした。
「結婚はいずれ自然に・・・」と思っていたら、その半年後にコロナ禍になってしまったので、あのタイミングで活動して本当に良かったです。
エンマレッジさんの活動は、安心感しかありませんでした。
駆け引きが苦手で、不器用な自分が安心して、いつでも気軽に相談出来ました。
また、私の悩みのほとんどは、ツライなど弱音を吐く事が多かったのですが、Yumiさんは「頑張れ」とも「それは我がままだよ」とも言いませんでした。
厳しい事は言わずに、問題を整理しながら解決方法を示してくれ、自分で答えを出す様に導いてくれました。
同じIBJ/BIUのシステムを使っていても、相談所によってサポートの仕方が全然違うと、彼も含め、お会いした方達にも感じた事です。
私は自分の選択が間違っていなかったこと、エンマレッジさんのお世話になれて本当に良かったです。
ありがとうございました。
2年以上の活動で心が折れてしまわないか心配でしたが、「活動中、退会を考えた事は1度もなかった」「活動を通じて、自分が成長出来た」と言ってくださった事もとても嬉しかったです。
いつまでもお2人仲良くお幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜