浜松市在住、34歳女性会員Aさんが成婚退会の手続きにきてくれました。
お相手は37歳、浜松市。
活動期間2ヶ月半(内、交際期間2ヶ月)で成婚退会です。
入会のきっかけは、どなたかの(?)Twitterのつぶやきだったそう。
今まで、あまり結婚したいと思う事がなく、趣味に仕事に、楽しく生活していました。
34歳になった時「婚活の35歳の壁」の記事を見つけ、「今は楽しいけれど、この生活が一生続くわけでもないし、このままじゃまずいかも!」と急に不安になってきました。
そこから、婚活の情報を集める様になりました。
実は、今までほとんど婚活はした事はなく、合コン・マッチングアプリも経験がありません。
Twitterで「静岡ならエンマレッジが良い」というのを見かけ、HPで皆さんの体験談も読みました。
複数の連盟にも加盟していたり、IBJでは賞も取っていたので、まずはお話だけでも聞いてみようと面談の申し込みをしました。
1つ不安だったのが、今すぐに結婚したいワケではなく、しなきゃ!という切羽詰まった意識でもないこと。
自分の相場も価値も分からないまま、初めていいのかな?と思っていました。
あと・・・・オタクな趣味があり、それを許容してくれる男性が本当にいるのかな?と不安もいっぱいでした。
オタク趣味のある女性と聞くと、偏ったイメージ像が湧いてきますが、面談にあらわれたのはとても可愛らしい女性でした。
お肌も透き通る様に白く、目もクリっとしていて、とてもチャーミング。
お話をしても明るくて気さくな性格で、コミュニケーション能力も高く、「オタク」な雰囲気は1ミリも感じません。
今の時代、男女問わずアニメ・漫画・ゲームはみんな大好きで、偏見を持つ方の方が少ないくらいで、プロフィールにも明記すればいいし、全く気にすることないよ?と伝えましたが、
「でもYumiさん、量が半端ないんですよ。引くくらい、持ってます。」
・・・・・・結構なコレクターだったようです。
初めてみなければわからない、という事で1歩進んでみる事になりました。
自分の市場価値が分からない状態でしたが、思っていた以上にお申込みを頂きました。
途中で、お断りするのが申し訳ないと思うくらいの数で、時間が取れれば会ってみたい方もいましたが、泣く泣くお断りしました。
35歳の誕生日まで残り3ヶ月だった事もあり、3ヶ月間は全力で休みなしで活動するつもりでした。
その為最初の1ヶ月は、1日に2人×週末休み(4週)=8回のお見合いスケジュールを組みました。
今回、結婚の決まったお相手はその8人の中で、唯一、婚歴のある男性でした。
当初、お相手に望む条件は「年齢」「家が近い人」「初婚」と思っていました。
ただ、面談の時Yumiさんに「40歳過ぎている男性で、本当に初婚だけでいいの?」と言われた事が頭にあり、「確かに、1度誰かに選ばれているというのは、魅力のある証拠」と思い直ししました。
彼のプロフィールの文章が、定型文ではない自分の言葉でしっかり書かれており、人の好さと爽やかでとても好印象だった事を覚えています。
読んでもらう相手の事を考えて書いているのか、自分本位の文章なのか、お見合い受諾の参考にしました。
とにかく、人気の高い会員さんだったので、どなたのお見合いを受けるのか相当悩まれたと思いますが、決断は驚くほどサッパリしたものでした。
結婚の決まった彼は、7人目のお見合い相手でしたが、それ以外の方とは仮交際にもしませんでした。
もちろん、面談の時に「仮交際」の仕組みは聞いていましたが、私は”試しにもう1回会う”が出来ないタイプで、逆にハードルが高く感じました。
気持ちが乗らないともう1回会いたいと思えず、無理をすると活動が嫌になってしまうと思い、全員お断りしました。
特に注意もされずに、見守ってくれたのが有難かったです。
仲人の私としてはAさんの性格も分かっていたので、その結論で問題ないと思っていましたし、これだけ人気もあるし、全然大丈夫だと思っていました。
それだけに、唯一、婚歴有の男性に「交際希望」と言われた時には、ビックリしました。
プロフィールの印象が良かったので、会うのが楽しみでしたが、実際の彼も、背が高くスマートで素敵な人でした。
育った環境、昔行っていたお店、なんと自宅の距離も15分という共通点の多さから話が弾み、気がつけば2時間経過。
お見合い予定時間を1時間以上オーバーするほど、話が盛り上がりました。
過去のお見合いとは段違いで楽しかったのですが、1度結婚されているし、彼のスキルの高さなのかもしれません。
私と相性が良いのか分からず不安でしたが、初めて「交際希望」を出しました。
エンマレッジの会員さんには、初回のデートから「結婚観」についての話題を出す様にアドバイスしていますが、Aさんにも特に婚歴の事は、最初に聞いておくよう伝えました。
1番気になっていた離婚理由は、初回のデートでストレートに聞いてみました。
彼も最初にきちんと話したかった様で、離婚理由はもちろん、子供について、貯金・資産運用の話、食べ物の好みや家族について、結婚後の仕事についてなど。
5時間半くらい、ずっと2人でお話していました。
やっぱり凄く話しやすくて、彼の笑った顔・笑ってない時の顔、色んな表情が見れました。
不安に思う部分がどんどん解消され、不思議なくらい気持ちも前に進んでいきました。
2回目のデート前に、Yumiさんから「彼が、交際について仲人さんからどういう説明を聞いているか、確認した方がいいよ」と言われていました。
彼にも聞いたところ「交際の紙を渡されたけど、あまり読んでいなかった」と言っていました。
私の相談所では、「交際3ヶ月」がルールだと伝えると、「僕は期間よりも、回数で考えているから大丈夫だよ」と言ってもらえました。
2時間近く、お互いの考え方も話し合え、特に大きな問題も見つかりませんでした。
そんな順調な交際のAさんから、ある時相談の電話がありました。
オタク趣味について、それをいつ告白しようかというものでした。
実は、彼女昔から「乙女ゲーム」が大好き!
プレミアム版を買っているほど熱狂的で、所有数も段ボールで数ケースになるほど。
カミングアウトしなきゃいけない程、重大な秘密でもないですが、お相手が乙女ゲーにどんな印象を持っているか今の段階ではわかりません。
結婚後も続けたいのか、膨大なコレクションをどうしていきたいのか、によっても話は変わるのでオタク趣味を小出しにしつつ、タイミングを見ながら伝える様アドバイスしました。
3回目のデートでは、少し遠出をしデートを楽しみました。
イルミネーションを見たり、急な寄り道も一緒に楽しめ、一緒にいるのがとても楽だなと思えました。
前回のアドバイス通り、私のディープなオタク趣味についてサラッと話してみましたが、あまり会話に乗り気ではなさそうなので、積極的に伝えない方向でいこうと決めました(笑)
お見合いの時から、彼のことはいいなと思っていましたが、自分もいつ断られるか分からないので、気持ちを押し付けるのはやめようと思っていました。
彼の主導で、交際が進展出来ればいいなと思っていたところ、4回目のデートで「告白」。
真剣交際に進めたのが、すごく嬉しかったです!
Yumiさんから真剣交際チェックリストを頂きましたが、殆どの内容は確認済み。
お金の話も、彼から貯金額・運用の話や実際の通帳まで見せてもらえ、何の心配もありません。
デートを重ねる中で、お互いの自宅にも招待しました。
彼の部屋は綺麗に片付けされ、生活感もありとても好印象でした。
私の部屋は狭い事もあって、「物が多いね」と言われました(笑)
実はその時、例のオタクコレクションも見つかってしまいましたが、笑って許してもらえました。
薄々勘づいていた様です(笑)
これでお互い何の隠し事もなく安心出来たところで、プロポーズしてもらえました。
結婚したいか分からない、と思って始めた婚活ですが、終わってみれば2ヶ月ちょっと。
自分でも驚くくらいの展開です。
エンマレッジの活動について、感想を頂きました。
中途半端な気持ちではじめた活動だったので、もっと厳しく言われるのかな、お断りしたら叱られるのかなと思っていましたが、Yumiさんからは何も注意されませんでした。
「どんな結論を出してもいいけど、報告だけはきちんとしてね」と言われていたので、毎回の交際状況や、何に迷っているかなどはきちんと伝えましたが、いつも私の気持ちに寄り添ってもらえました。
ほとんどのお見合いに交際希望を出さなかった時も、乙女ゲームの告白の時も、迷った時にはすぐにお電話して相談していました。
「自分の気持ちに迷いがないなら、お断りに悩まなくていい」と言ってくれた事や、「乙女ゲームも深刻にいう話でもない」と言ってもらえたので、自分の感覚で話す事が出来ました。
退会月が、ちょうど私の35歳の誕生日になります。
入籍も誕生日にする予定です。
短い期間でしたが、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
わずか2ヶ月半の活動でしたが、とても充実した活動期間だった様です。
初めてなのに、何から何まで決断に迷いがなく、素晴らしいです!
美味しいお菓子もありがとうございます。
後日、入籍のご連絡もいただきました。
人妻になりました?というメッセージとともに。