32歳女性会員Hさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は浜松市在住、同じ歳の32歳。
活動期間1年(内、交際期間4ヶ月)で成婚退会です。
29歳から婚活をスタートさせたHさん。
大手結婚相談所で3年間活動されていましたが、良い結果にならなかった様です。
大手という事で安心をし、他を調べずに入会を決めましたが、私には合いませんでした。
悩みを相談しても、共感はしてくれても具体的にどこをどう直すべきなのか、はっきり言ってくれず、友達に相談しているのと変わりがないと感じてしまいました。
又、知らない間に担当仲人さんが変わっていました。
新しい担当さんが誰かとも連絡がない事に信頼感をなくし退会。
今度は自分に合った相談所をしっかり探そうと、静岡の相談所のホームページやブログをひととおり見ました。
エンマレッジさんの成婚エピソードがどこよりも具体的で、私と似た性格の方が、どんな風に活動しているのか、よく分かりました。
今回は、母も一緒に入会面談に伺いました。
Yumiさんはブログのイメージ通り、明るくて話しやすい仲人さんでした。
通常、他社の面談では良い事(入会を勧めるような)を言ってきましたが、入会前から注意点もはっきり言ってくれて信用出来る方だと思いました。
帰り際、母と二人で「ここがいいね!」と即決しました。
大手相談所には大手の良さ、地元相談所には地元の良さがあります。
仲人1人しかいないエンマレッジでは、担当が変わる事はないので、私と相性がよければ活動しやすいと思います。
前の相談所では、仮交際には進めても真剣交際に進むことはありませんでした。
1回会って終了、フェードアウトしてしまう事ばかりでした。
その事を相談しても「次頑張りましょう」という返事しか来ず、途方に暮れていました。
エンマレッジさんでは、まずいっぱい相談しようと決めました。Yumiさんも、
「困った事があったら、すぐ相談してね。」
「電話してもいいですか?なんて確認しなくていいから、すぐ連絡して。」
そんな風に言ってもらえたのが、とても心強かったです。
積極的に頑張ろう、まずは3回以上のデートを目標にしました。
異性とのお付き合いに慣れていないHさん。
プレミアムコースでの活動を希望されていましたが、当時は満席の為、スタンダードコースでの活動でした。
Yumiさんから、「今回は、自分が会いたい人に申し込んでいくやり方にしたら?」とアドバイスされました。
そのほうが相手に対してのイメージもよく、テンションも上がりやすいこと。
今までとは逆の立場で見直してみる様、言われました。
確かに、申し込まれた方とのお見合いは、数をこなす内に作業になっていた気がしました。
申し込んで成立した人の方が、プロフィールもより丁寧に読んでいたこと。
お洒落にも少し気合が入りました。
実際にお会いしてみると、やはり会わないと分からない点がいくつかありました。
皆さん、基本丁寧に話をしてくれる、礼儀正しい方ばかりでした。
ただ、姿勢や所作が気になる方、遅刻ではないけれど、時間ギリギリに来られる方。
一方的に自己紹介をはじめ、一切口をはさめなかった方など・・・・。
プロフィールの印象は私が勝手に抱いたイメージだった事に、改めて気づくことが出来ました。
以前は、ほとんどお申込みしなかったと話すHさん。
今回は、かなり積極的にお申込みをされ、15回のお見合いのうち6人の方と交際成立しました。
その中の一人に、気になった相手もいた様です。
見た目がとてもタイプの方でした。
条件も良く、エスコートも上手なとても素敵な人で、ポーっとなっていました。
しかしデート中に、他のお見合いや交際相手の話を聞かされ、ショックでしたが嫌われたくない思いから我慢していました。
結婚観の話題も自然にそらされてしまう為、それ以上深く聞くことができません。
もうすぐ交際期限3ヶ月というのに、話は何も進展しておらず、次回のデートも映画に決まりました。
それをYumiさんに言うと、「映画じゃなくて、2人で今後の話をするのが先でしょ?」と注意されました。
勇気を出して交際期限の話もしたところ、「もう1週間待って」「あと3日待って」と、返事を延ばそうとしてきました。
Yumiさんにも「本当に彼と先に進みたいの?」と問われ、彼の取ってきた行動・発言に、私への思いやりが一切ない事を指摘されました。
本当は分かっていたのに、気づかないフリをしていたのです。
恋愛経験の無さから、見た目の良さ・ドキドキ感に重きを置いてしまった結果だと反省しました。
今回の事をきっかけに、再度プレミアムコースへの変更をお願いしました。
恋愛に慣れていないHさんは、嫌われる事を極端に怖がっていました。
本命ではない相手でも、良い顔をしてしまうので相手をその気にさせてしまう事も多かったです。
プレミアムコースに変更後、最初の面談で「相手に合わせにいく必要はない」とYumiさんに言われました。
「今までHさんがやっていた事は、相手に好かれる行動ではなく、ただ顔色を伺っていただけだよ。」
「自分の価値を下げるような行動はやめて、追いかけてもらえる様にしなきゃ!」
その言葉に、ハッとしました。本当にその通りでした。
本当は嫌なのに、嫌われたくないから「いいよ」と言ってしまう癖。
婚活だけじゃなく、職場でも友人にもそうでした。
こんな事を指摘されたのは初めてで、厳しい言葉でしたが、私を思って言ってくれた温かい言葉でした。
そこから嫌なものは嫌だと、心を偽らずに話をするよう心掛けました。
運命の出会いは、1ヶ月後のことでした。
無理せず自然にいられる相手がよいと、お見合いを申し込んだ相手は、同じ歳の少しシャイな雰囲気の方でした。
休みの過ごし方、育ってきた環境が似ているなと思いました。
お会いした時も、初めてとは思えないほど、言葉が自然にあふれました。
気が付けばあっという間の1時間で、無理なく、心から次も会いたいと思いました。
最初の頃は2週間に1度のデートでしたので、会えない期間はLINEで連絡をとりあいました。
彼から「頻度はどれくらいが丁度いいですか?」と聞かれたのも初めてで、気遣いの出来る方だなと思いました。
Yumiさんからも、LINEするなら意味のある内容にした方がいいと、一問一答形式を提案するようアドバイスされ、彼からも「それはいいですね!」と前向きな返事がきました。
最初は簡単な質問ですが、気になったワードには少し長文を送ったり、丁寧な返事がきたり。
これをきっかけに、沢山話が出来ました。
無理に結婚観の話題を出さなくても、自然な会話の中でお互いの意見を言い合っていました。
4回目のデートで私から「これからの交際をどう考える?」と聞いてみると、「僕はHさんの事、素敵な人だと思っています。真剣交際に進みましょう」と言ってくれました。
彼との交際でHさんが、どんどん自信がついてきたのがよく分かりました。
嫌われたくないという思いから、彼ならそんな事で嫌いにはならない、に変わったのだと思います。
真剣交際チェックリストも、ほぼ完成していました。
私の中で何となくですが、もうすぐプロポーズされるかも・・・と予感もありました。
実は、前回のデートの時、雑談でしたが、「私、横浜の景色の良いところでプロポーズされるのが夢なの」と答えていたからです。
近い内に、横浜に行こうとお誘いがあるのだと思っていました。
そんな時、静岡でのデート帰りに、彼が夜景を見にいこうと山の展望台に車を止めました。
すると、突然のプロポーズ。
「え?今?」
普段着にジーンズ姿、お化粧も崩れた状態で、正直、嬉しさよりも戸惑いが大きく、頭が真っ白になってしまいました。
先週「プロポーズは横浜がいい」て言ったのに、ショックというかガッカリした気持ちの方が上回っていました。
ただ、その場で「OK」と言ってしまいました。
家に帰っても、素直に喜べずモヤモヤ。
彼のプロポーズの言葉も思い出せない、この気持ちをYumiさんに相談したくお電話しました。
冷静に話しているつもりでしたが、いつのまにか泣いてしまいました。
Yumiさんも「さすがに、こればかりはその場で彼にダメ出しできないよね」と言ってくれ、「彼がどう思うか分からないけれど、私からお相手相談所に事情を話してみるよ。」と言ってくれました。
その際、婚約指輪も彼から「欲しい?」と聞かれ、遠慮して欲しいと言えなかった事を正直にいうと。
「それは彼が気遣いがないわね」
「欲しい?じゃなく、渡したいけど受け取ってくれる?って聞かなきゃ。」
遠慮せずに話せていると思っていましたが、まだまだでした。
でも、今日の事を彼がどう感じてくれるのか、反応を知りたくて、後のことはYumiさんにお任せしました。
翌日、お相手仲人さんには一連の流れを説明し、彼の真意を確認してもらいました。
実はその日はプロポーズする予定ではなかったのですが、その場の雰囲気で言葉にしてしまったそう。
Hさんが横浜でして欲しい、という事も聞いていたのに、先走ってしまった事を謝罪されました。
だったらもう1度仕切り直して、横浜でお願いしますと、具体的に彼女の希望を説明しました。
今度はお相手仲人さんも、指輪の事も含め、しっかりお話してくれた様です。
Yumiさんから、もう1度2人でしっかり話し合っておいで、と言ってもらえました。
彼も心から謝罪をしてくれ、改めて段取りをしっかり組みプロポーズしたいと言ってくれました。
相談所から言われて渋々という感じではなく、前向きにとらえてくれたのが伝わってきました。
彼には申し訳なかったけれど、この一件で、さらに2人の距離が近くなった気がしました。
横浜のロイヤルパークホテル70階のフレンチレストランでプロポーズされました。
「色々あったけれど、最初にプロポーズした気持ちと変わっていません。結婚してください」
「はい、喜んで。」
今までの活動が一気に蘇ってきました。
素を出してもいいんだ、1つ1つ全部受け止めてくれる彼に感謝しかありません。
何の迷いもなく、退会の日を迎えることができました。
エンマレッジでの活動を振り返ってもらいました。
前の相談所で3年、エンマレッジさんで1年、長い婚活になってしまいました。
人間関係に自信がなく、異性との交際にも慣れていない私が、色々な方と出会い学ぶ事がとても多かったです。
辛い事もありましたが、やめたい、あきらめたいと思った事はありませんでした。
特にエンマレッジさんでの活動は、受け身ではなく、自分から幸せを掴みにいく方法を教えてもらいました。
「自分の気持ちを素直に伝える」ことが大事だと、いつも私に言ってくれました。
最初の頃は、良い顔をする癖が抜けず、相手を誤解させてしまう事もありました。
本音をいわないのに、心の中では不満に思ったり、もっと早く決断できたはずの交際もありました。
彼は根が楽観的で、前向きな言葉で返してくれます。
彼の前では素直でいられる、格好悪い自分も見せられたのだと思います。
エンマレッジさんは、本当に手厚いフォローをしてくれます。
夜中に電話しても、ちゃんと言葉を返してくれ、共感だけじゃなく、進む方向も示してくれました。
Yumiさんは愛を持って寄り添ってくれる仲人さんなので、相談をしたい、フォローをしっかりして欲しい方にはピッタリだと思います。
他の相談所を知っているので、余計そう思います。
このブログを読んでくださる方に、最後まであきらめずに頑張って欲しいと思っています。
Hさんも元々このブログを熱心に読んでくれた会員さん。
いつか、自分もこのブログで紹介されたいと思ってくれていた様です。
2つ合わせると4年近い活動でしたが、それでもまだ32歳。
色々な経験をした上で、最良の方を引き当てたのですから、後悔のない活動だったそうです。
いつまでもお二人仲良くお幸せにね~
美味しいお菓子もありがとう〜