40代の女性会員に、14才年上の「年収3000万」の男性からお申し込みがあった。
彼女は入会面談で
「仕事はこれ以上続けたくないので、年収の高い男性を希望」との事。
年齢は特にこだわらないとの事だったので、彼女にとっては悪い話じゃない。
いや、こんな年収の方とはそうはいないので、かなりのBigチャンス
迷う事なく、すぐ「お見合い受諾」の返事。
40代には見えない、スレンダー美人の彼女だったのですんなり「交際」になった。
彼女にも、「よ!玉の輿ガンバレ~」と励ましメールを送ったりしながら交際の行方を見守る事に。
毎週の様にデートを重ねていると報告を受けたけれど、どうやら3000万の彼は都内の一等地にビルを持っていて、その家賃収入が年収とのこと。
そんな話も彼女にしている様なので、かなり相手も真剣なんじゃないの?
玉の輿夫人も、まんざら冗談でもなくなってきたかも!?
よかったじゃない~条件通りの方に出会えて
そう、喜びを共有しようと思ったのに、何故か彼女は浮かない顔。
・・・・・あれれ?ちがうの?何か不安に思う事でもあった?
「いえ、彼はいつも私の都合を優先してくれるので不安はないです。」
そうなの?
そのわりに全然楽しそうに見えないけど??
「実は・・・・」
実は??
「・・・・・・彼と一緒にいてもつまらないんですよ。」
えーーーーーー??
ツマラナイって、、、どういうコト??
「彼、不動産収入で十分食べていけるから、仕事をしていないんです。」
「それが、、毎日かなり暇らしくて・・・」
「何もしなくてもお金が入ってくるから、夢とか目標とかがなくて話が退屈でつまらないです。」
でも、高収入が条件だったんじゃないの?
「お金も時間も、ただ消費するだけの結婚生活ってどうなんだろうって、考えちゃいます。」
もしかして、、、、別れたいと思ってるの??
「ホントにホントに悩んでいて、究極の選択なんですよね。。。。」
彼女にとっては2度とないチャンスなので、早急に答えを出すのではなく、
時間を掛けて後悔しない様にね?とアドバイスしました。
それから1週間後。
彼女からあっけなく「交際終了」の連絡が。
「やっぱり、結婚はお金だけじゃないですね(笑)」
「年収は多くなくても、目標を持って一緒に頑張れる相手を探したいです」
「あと、、、仕事も続けようって思いました!」
お金に不自由しない生活は誰でも憧れますが、何でも簡単に手に入ってしまうと意外にあっけないもの。
それよりも、努力したり我慢するコトで「手に入れた喜び」を分かち合える相手を探したい。
今回のコトで、彼女の結婚相手に対する条件が180度変わりましたが、その明るい表情を見ていると、出した結論に後悔はなさそうです。