47歳女性会員Aさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は富士宮在住、49歳(婚歴有)
活動期間4年、(内 交際期間6ヶ月)お互い婚歴有同士の成婚退会です。
中学生のお子さんがいるAさん。
入会のきっかけは、子供が大きくなるにつれ、これからの事を相談出来る相手が欲しかったこと。
また子供に依存しない人生を送るには、私自身が自分の将来をちゃんと考えなければいけない、と思うようになりました。
会社の同僚のご兄弟がエンマレッジの会員さんだった事で「地元の相談所ならエンマレッジがいいよ」と勧められました。
入会当時は、まだお子さんも小学生。
再婚するなら、思春期を迎える前の方がいいと、活動をスタートしました。
バツイチ、子持ち、40over。
条件でいえば、かなり難しいと自分でもわかります。
実際、仕事・家事・子育てに加え、子供の習い事や送迎当番など慌しい毎日の中に、プラスお見合いと、時間のやり繰りには相当苦労しました。
また、せっかく交際になっても、デートする時間が中々調整がつかず、中途半端に終わってしまう事も多く、気力、体力ともにわずか3ヶ月で限界がきてしまいました。
わずか3ヶ月で長く休会してしまったAさんですが、実はお見合いの申し込みは相当な数、届いていました。
途中、退会も考えた様ですが「お申し込みがなければ退会するのも仕方がないけれど、時間のやりくりだけなら、このチャンスを無駄にするのはもったいないよ」と励まし、ゆっくりでいいから、マイペースに進める事を提案しました。
半年程お休みした後、ようやく時間が空いたタイミングで、活動再スタートになりました。
休み休みの活動でしたが、4年の間で20回以上のお見合いをしました。
Yumiさんから2~3回会ってみると自然に答えが出るよ、と言われていましたが、確かに平均3~4回の交際で終わる事が多かったです。
お見合いは体力・気力ともにかなりのエネルギーがいりました。
基本的にお会いする方はみんな良い人ばかりなのですが、どこかで「頑張って好きになろう」「こんな条件がいい人なのに、なんで気持ちが上向かないんだろう?」と、無理をしていた部分もあったと思います。
Aさんの場合はお子さんもいるので、自分の好みだけではなく、お子さんやご両親にも祝福してもらえる相手を考えるので余計に慎重になります。
中々全てを満たすお相手が現れず、退会を考えていた時でした。
年末にYumiさんに退会の連絡しなきゃと思っていたのですが、うっかり忘れてしまい新年を迎えてしまいました。
そんなお正月に、お申込みが1通届きました。
それが、今回結婚の決まった彼です。
プロフィールを見た瞬間、「会ってみたい」とすぐにそう感じました。
お見合いの時から話が弾み、気が付けば2時間以上。
終わった時にはぐったり疲れましたが、話が盛り上がった故の疲れであり、ぜひもう1度会いたいと思えました。
話す・聞くのバランスが丁度よく、初めてお会いした方なのに自然に会話が出来て、今までのお見合いでは感じた事のない不思議な時間でした。
他の方の成婚エピソードでも『退会を考えていた時に、最後にしたお見合いが成婚相手だった』というのがよくあります。
偶然なのか、それとも肩の力が抜けたからリラックスして楽しめたのか?
今回もそんな不思議なご縁となります。
初回はカフェでお茶をしました。
いつもなら会って30分ほどで帰りたくなっていたのに、彼にはそれを感じませんでした。
また、それ以降のデートでは色んな所に誘ってくれるので、毎回観光している様な楽しさも加わり、忙しい毎日の中でも彼との交際が生活のハリになっていると感じました。
3回目のデートでは「いつも遊んでばかりのデートだけど、ちゃんと考えて交際しているからね」と言ってくれ、彼も私との交際を真剣に考えてくれているとわかり、とても嬉しかったです。
交際報告も「交際が順調」「毎週の様に会えている」「楽しい」など、Aさんからは初めて聞く言葉ばかり。
ただ、お互いバツイチ同士という事や、中学生になったお子さんの気持ちも早めに確認した方がいいとアドバイスしました。
Yumiさんから、離婚の理由や、同居、住まいなどについて、ちゃんと話し合ってくる様言われました。
また、子供にも何て話したらいいのか分からず、まだ伝えていなかったのですが、彼が真剣に向き合ってくれている事が分かったタイミングで話をする事にしました。
その時は「ふ~ん」という対応でしたが、交際して数ヶ月経った時、子供に初めて彼を紹介しました。
中学生になって大人の事情も少しわかりかけてきたせいか、彼に会う事があまり乗り気ではない様子。
また、反抗期もあって、彼に対する反応もイマイチ。
彼の事を嫌っているわけでも、私の再婚を嫌がっているわけでもないのですが、あまり面白く感じていないのは伝わってきました。
彼は「また3人で会おうよ」と言ってくれるのですが、子供は「お母さんだけで行ってくればいい」というスタンスで、正直、今後どうすればいいのか分からず困ってしまいました。
こればかりは強引に話を進めるわけにもいかず、時間を掛けて理解してもらうしかありません。
また、彼にも今の状況を説明した上で、みんなが幸せになる方法を一緒に考えてもらえる様、相談する事をすすめました。
彼は教育関係の仕事をしているせいか、今回の子供の反応にはさほど驚く様子もなく、大きく受け止めてくれました。
他の方だったら不満を感じたり不安になったりするのに、彼には安心して任せられると、私の心は決まっていました。
その後も、何度か会う機会を作っては彼と子供で話す時間をとったり、両親から子供に本音を聞いてもらったりと、少しづつですが理解してもらえる様にもなりました。
お子さんの事以外には特に不安に思う事はなく、お2人の中では成婚退会の意思は固まっていました。
近くにご両親もお住まいなので、お子さんも祖父母の家を行ったり来たりしているそう。
結婚してもお子さんが居づらい空間にならない様、ご両親から心強い応援ももらえたそうです。
お互いバツイチ同士なので、結婚に対しては柔軟に考えていこうと話はまとまりました。
何なら、週末婚でもいいかなと思っています。
子供に我慢させたり、彼に無理をさせるのは本望ではないので、ゆっくり時間をかけて家族になっていければいいなと思っています。
その後、お子さんもお母さんの再婚を応援しているという言葉が聞け、安心して成婚退会の手続きになりました。
結婚相談所での活動は、自分には合わないと思っていたけれど、活動にルールや期限がある事が結果、今回のご縁に繋がったと感じています。
「話をちゃんと進めないと!」という後押しが、良かったと思います。
また、Yumiさんには困った時にはいつも相談させて頂きました。
交際を進める、断るの判断基準を明確に示してくれ、次への進め方、その際に聞くべきことなど。
アドバイスは忠実に実行し、交際状況も毎回報告しました。
自分ひとりで婚活するのは、婚歴のある私でも不安で、つい相手の反応を待ってしまうと思います。
Yumiさんからは
「結婚して、生活が大きく変わるのは女性。その分、聞きたい事や不安に思う事はいっぱいあるはず。だったら、自分からどんどん聞いていかないと。待っていたって、欲しい情報は手に入らないわよ?」
と言われ、本当にその通りだと思いました。
4年間という長い活動期間でしたが、Aさんが真剣にやり始めたのは正味1年程度。
長い期間でしたが、本当にお疲れさまでした!
そして、Aさんにとってこれからが幸せな時間になるよう、応援しています。
お幸せにね~♪
美味しいお菓子もありがとうございました。