静岡市37歳男性会員Oさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は静岡市、31歳の方。
活動期間7ヶ月(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
静岡市で教員のお仕事をしているOさん。
真面目で顔立ちも整った好青年で、今まで良い出会いがなかったというのが信じられませんでした。
以前、結婚を前提にお付き合いした方もいましたが、仕事で帰りが遅い自分とは時間の感覚が合わず、お別れしました。
その後は、教職員組合や市のイベントにも参加しましたが、最初の印象はよくても、段々と気が合わない部分が見つかり、恋愛とは違う婚活の難しさを痛感しました。
結婚はしたいけれど、誰でもいいわけではなく。
だからといって、そこまで難しい条件を言っているわけでもありません。
ただ、一緒にいて穏やかでいられる女性を探していたそうです。
結婚相談所の入会を検討していましたが、知識もなく費用も掛かるので、最初は躊躇していました。
そんな時、「入会に迷った結果40代ではじめるくらいなら、今じゃないの!?」と、同僚が背中を押してくれました。
確かに、年齢を重ねるごとに出会いの機会も減っていくこと、学生時代も30人のクラスで、いいと思えた人は1人か2人だったこと。
結婚相談所の様な大勢人がいる場所の方が、効率もよく結果も早くでるのではと思い直し、地元で評判のいいエンマレッジさんに入会を決めました。
実は、大手の相談所と比較した際に、活動のしやすさを検討しました。
お写真の公開や、プロフィールの変更に細かくオプション費用が掛かる所や、解約時に違約金がかかる所も多い中、
エンマレッジさんは細かい費用が掛からない事や、いつでも相談出来る所が自分には有難いなと思いました。
色々と比較した結果、選んで頂けたのは有難いことです。
プロフィールの写真もおすすめのスタジオで撮影し、とてもよい写真が撮れました。
当初、自分の経歴でどの程度お見合いが組めるのか不安でしたが、多くの女性からお申込みも頂け、「ここだったら、やっていけそう!」と手応えを感じました。
事前にYumiさんから、活動の心構えを聞いていました。
会ってみないとわからない、話してみての相性だから、プロフィールの印象だけで判断しないようにと。
お会いしてみて、仰る通りだと思いました。
プロフィールでは、趣味も似ていて気が合いそうだと思っても、お見合いではその話が全く盛り上がらない事もありました。
遠方の方で県外でもお嫁にいけるとPR文に書いてありましたが、交際中お相手は1度も静岡市に来てくれませんでした。
コロナ禍なので仕方ないと思いましたが、相手との温度差も感じました。
ただ、お見合いがとても順調に組めていたので、終わった事は気にせず次に進む事を考える様にしました。
仕事柄人と話す事には慣れているので、基本は聞き役に徹し、お相手の話を掘り下げたり、相手が楽しく話せる様心掛けていました。
おかげ様で2人に1人は交際に繋がったこと、お相手からのお申込みの方が交際に繋がりやすいことが分かりました。
人気のある会員さんなので、ご自分からは4人ほどしかお申込みはせず、後は全て女性からのお申込みでした。
お見合いや交際の中で、お相手に意識していたのは「一緒にいて穏やかでいられる人」。
怒ったり、感情的になる方よりも、のんびりとした居心地の良さをお互いに感じられるのが理想なので、2~3回会う中で自然に答えが出ました。
交際終了になっても、特に落ち込むことはなく納得が出来ていました。
お見合いしていたのはほんの4ヶ月間ですが、かなりのスケジュールで大変だったと記憶しています。
静岡県内はもちろん、規制が解除された時には連日、東京・名古屋にも足を運んでいました。
正直、肉体的にはかなり疲れていました。
また、気持ちも少し切れかけてきたところに、1通のお申込みを頂きました。
同じ静岡市に住む女性でしたが、プロフィールを見た時にあまりピンときませんでした。
また、6歳も年下だったので話が合うだろうか、という不安もありましたが、遠征する事に疲れていたこともあり、同じ市内だからという理由で会ってみる事にしました。
何の期待もしないお見合いが、運命の出会いに変わっていきます。
彼女に初めて会った時、とても「清らかな人」だと感じました。
明るく優しい雰囲気で、話し方もしっかりとし、とても6歳下とは思えない女性でした。
お写真よりも可愛らしく、特に横顔がとても綺麗だなと思いました。
迷わずに交際を希望し、初回のデートも早めに約束出来ました。
彼女の理想とする結婚は「喧嘩になっても、すぐに仲直り出来る関係」と話してくれ、自分の考えと近いことがわかり嬉しかったです。
その後、週1のペースでお会いしながら、色々な話をしました。
結婚後の仕事の仕方について、家事・育児の考え方など、結婚観の話はもちろん、今までお互いがどういう生活をし、どんな経験をしてきたかなど。
自然に敬語も抜け、歳の差を感じないほど対等な目線で話が出来る内に、真剣交際の話も出来ました。
お二人の交際はとても順調に進んでいました。
彼女との関係を先に進めたい、と思えた理由は、自分に対する思いやりを感じたことでした。
例えば、
・デート代やガソリン代など任せきりにせず、気にかけてくれるところ
・長距離の運転を労わってくれたり、飲み物を用意してくれる気づかいなど
今までの方はお礼は言ってくれましたが、負担を背負ってくれる様子はありませんでした。
彼女への気持ちが膨らむ中で、自分が嫌われないか、上手くいかなかったらどうしよう、という漠然とした不安がありました。
真剣交際にも進み、不安に思うことなど1つもない筈なのに、どこか自信のないOさん。
それは、子供時代に辛い経験をした影響もあった様です。
真剣交際後も順調に交際が進み、両親の挨拶の日程も決め、いよいよプロポーズも間近の時でした。
彼女から「成婚退会はするけれど、その前に同棲したり、泊りで旅行に行ってみたい」と言われ、不安になってしまいました。
自分は、「成婚退会=結婚」だと思っていましたが、彼女の中で「同棲」を経験したあと、もしうまくいかないなら結婚しない、という選択があったという事にショックを受けてしまいました。
思わず「それだと、結婚しない可能性もあるってことだよね?」「自分も不安になってきた」と言ってしまい、プロポーズの予定でしたが、雰囲気が悪いまま解散となりました。
モヤモヤした気持ちを整理したくて、Yumiさんに相談しました。
Yumiさんから、
「でも彼女、結婚しない可能性があるなんて、言っていないよね?」
「苗字や住まいなど生活環境が変わることに、不安を感じて出た言葉じゃないの。」
と言われ、ハッとしました。
「彼女を安心させるどころか、自分まで不安になったなんて、頼りがいがないと思われちゃうよ。」
と注意されました。
でも、確かにYumiさんのいう通りでした。
子供時代に人間関係に苦労し、誰にも相談できず悩んだ経験があったので、不安に思う事は隠さずに、相手に伝えた方がいいと思っていました。しかし、
「もうOさんは子供じゃないんだから、不安を伝えるだけじゃだめ、自分で解決しないと。」
「どうすれば、彼女に安心してもらえるか考えよう。」
と言っていただき、手遅れになる前に、彼女と話し合ってくるようアドバイスも貰いました。
そして、今の自分の気持ちを伝え「プロポーズ」する事を約束しました。
その後、お二人できちんとお話が出来たこと。
彼女も自分の発言から、Oさんがショックを受けていた事に心を痛めていた事や、やはり不安な気持ちから言ってしまった言葉であり、結婚しない選択があるわけではない事も分かりました。
お互いの弱さも理解出来、改めて、2人でしっかり支え合いながら進もうという話になったそうです。
本当によかったです。
エンマレッジさんでは、7ヶ月間という短い期間でしたが、色々な地域、お仕事の方と出会えたのがとても有難かったです。
性格的に内気な所があり、人との付き合い方に不安もありましたが、エンマレッジさんは、その不安も全て相談出来たので、気持ち的にはとても楽でいられました。
特に、彼女との最後のやりとりの際には、厳しいことも言われましたが、自分を分かった上で言ってくれた言葉で、信用していたのでとても有難いと思いました。
今までありがとうございました。
自分の辛い経験から、今の仕事を目指すきっかけになったと話してくれたOさん。
人の痛みがわかる優しい先生です。
仕事柄、相談される事はあっても、中々相談しにくいかな?と思っていましたが、いつも丁寧に報告も頂き、電話でもよくお話出来ました。
そのかいあって、良いご縁に繋がり私も嬉しいです。
いつまでも、お二人仲良くお幸せにね~