41歳男性会員Aさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は愛知県在住、35歳の方。
活動期間4ヶ月(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
マスコミにお勤めのAさんは、幅広い人脈をお持ちでしたが、休みも不規則で時間に追われる日々の中、結婚まで考えられる出会いがなかったそうです。
仕事柄出会いの数も多く、お付き合いした方もいましたが、自分の生活サイクルとお相手の結婚イメージが一致しないまま、40代を迎えてしまいました。
知人が都内で大手の結婚相談所に勤務しており、結婚相談所の裏話も聞いていました。
その時、「静岡県で評判がいいのは、エンマレッジさんだよ」と教えてくれました。
1度お話だけでもと、無料面談をお願いしましたが・・・・・。
自分の不規則な生活で、ルールや期限のある結婚相談所で果たして活動できるだろうか?
仕事優先で、プライベートが二の次だった生活を変えることが出来るのか?
結婚相談所がしっかりしたシステムなのは分かっていましたが、個人情報の心配や写真掲載にも不安があったこと。
あと・・・・どうしても、自然な出会いに拘ってしまい、入会の決断は出来ませんでした。
しかし面談から半年経ってもコロナの勢いは増すばかりで、自粛期間も長期化が予想出来たので「動くなら、今かもしれない」と思い立ち、改めてエンマレッジさんにご連絡しました。
写真掲載に関しては、女性からのお申込みを期待していないので、非公開にし、積極的に自分からお申込みをしていくスタイルにしました。
背もスラっと高く、イケメンで、さらに高年収・高学歴なAさん。
普段から色々な方と話す機会も多いので、コミュニケーションも抜群に上手な方でした。
それでも『結婚相手』となると話は別、Aさんの場合、出会いがないのではなく、彼が求める女性にまだ出会えていない様でした。
結婚相談所=結婚が出来ずに困っている人が入会する場所、という考えがあったのだと思います。
しかし、登録されている女性のプロフィールを見て、ビックリしました。
女性もハイスペックな方達ばかりで、綺麗な人が多く、自分の経歴に見合った人を探す所なのだと思いました。
あまり深く考えず写真の印象や、PR文を読んで印象の良さそうな方にお申込みしましたが、軒並み反応は鈍かったです。
最初にお会い出来た方は、お写真通り綺麗な人でしたが、実際に話した雰囲気や立ち振る舞いなどは少しギャップがありました。
面談の時にYumiさんが話された、「プロフィールの印象は、自分が作り出したイメージに過ぎない」という言葉が腑に落ちました。
ただお見合いの段階ではそれ以外の情報がない為、結婚相手へのイメージをしっかり持った上でお会いしないと、活動が長期化するなと感じました。
今回の活動で、恋愛は1つハマれば成立しますが、結婚は10年先・20年先のビジョン、信頼関係、好きな顔(綺麗・可愛いではない)など、複合した要素を調整していくものだと思いました。
Aさんはお写真を公開していなくても、十分引きのある経歴なので、特に活動の心配もしていませんでした。
運命の出会いも早く、入会から1ヶ月経った頃です。
今回、結婚が決まった彼女は、お見合い5人目の人。
まず、プロフィール写真とプライベートのお写真がとても魅力的な方でした。
相手の希望年齢も40代と書かれてあったのも、安心して申込み出来ました。
1番期待値の高い相手でしたが、正直、話はあまり弾みませんでした。
手応えは全く感じず、自分に興味を持ってもらえなかったという印象で、断られるだろうと思っていましたので、「交際成立」の連絡はとても意外でした。
初回のデートで、彼女から「静岡市を見てみたいので、伺いますね」と言ってくれたのはとても嬉しかったです。
誠実に自分と向き合おうとしてくれた事、だったら自分の考えもしっかりまとめておこうと思いました。
お昼から夜まで、静岡を案内しながらお互いの結婚に対する考え方の話が出来ました。
彼女からは専業主婦が希望という事、自分からは静岡への移住に抵抗はないかという事。
お互いにそれは問題ないという事になり、さらに育った環境・生活スタイルなど、長時間にわたり色々な話をしました。
その中で彼女がとても魅力的な女性だとわかり、きっと自分以外にもライバルがいるのでは?と不安な気持ちにもなりました。
まだ初回のデートでしたが、真剣交際も視野に入れて向き合っていきたいと思いました。
社交的で行動力のあるAさんですが、思慮深く慎重な面もあるので、初回で「真剣交際」のワードが出てきた事にとても驚きました。
彼の本気度が、とても伝わってきました。
2回目デートでは、今度は自分が名古屋に出向きました。
また、ここでも長時間デートとなり、彼女から「なぜ、今まで結婚に至らなかったのか?」という質問を受けました。
正直に答え、逆の質問を彼女にしましたが、お互いがあまり人には言いたくない部分を話せた事で、また一歩距離が近くなった気がしました。
会えば会うほど彼女への気持ちが増していき、彼女の他の交際相手に比べ、自分が優位であるのかも分からず、この時はとても不安な気持ちでいました。
彼女から直接他にも交際相手がいる、と聞いたわけではないのですが、こんなに魅力的な方ならライバルはいるだろう!という想像に悩まれていました。
だったら、3回目のデート終了後に、お相手相談所に気持ちの確認をしますと伝えました。
Yumiさんにそう言われましたが、3回目も静岡に来てくれたので、やはり自分の気持ちははっきり伝える事にしました。
ただ、結論は急がないし他にも交際相手がいるなら、結論が出るまで待ちますと伝えたところ、他に交際相手はいないと言ってくれました。
また、彼女も前向きに考えているからこそ、静岡市に来ている事も話してくれ、その場で真剣交際の返事をもらう事が出来ました。
その後、真剣交際チェックリストを頂き、大抵の話は出来ていましたが、お金の話については再度話し合いをしました。
自分からは聞きにくい内容も、リスト化してある事で1つずつ書き込みながら確認。
専業主婦希望の彼女は、結婚後の生活費やお金の分担に不安があった様でしたが、事前にしっかり話が出来、不安が解消されたと話してくれました。
親への挨拶の日程や、成婚退会の時期までイメージも出来、トントン拍子に話が進んでいきました。
蔓延防止措置になりそうな時期だった事もあって、親への挨拶の日程も早目に設定でき、お互いの家族にも喜んでもらえました。
プロポーズは特別な演出はせず、富士山が綺麗に見える場所でしました。
彼女が受けてくれるのは分かっていましたが、やはり緊張するもので、この1週間は仕事も手につかない程でした(笑)
4ヶ月間という短い期間でしたが、エンマレッジでの活動を振り返っていただきました。
最初から長く活動するつもりはなく、半年以内に決めようと考えていました。
今まで長い交際が多く、十分相手を知った上でも結婚には至りませんでしたが、ここではわずか3ヶ月で決める事が出来たのは、お互いが同じ意識でスタートラインに立っていたからだと思います。
出会いの目的から、1回1回のデートまで、無駄な時間が一切ないのがとても良かったです。
Yumiさんからも、「交際は毎回報告をいれてくださいね」と言われ、それがいい意味でプレッシャーになったと思います。
報告する事で今の交際の進展具合や、自分の気持ちの整理、次回会った時に確認したい事が明確になりました。
条件だけで結婚を決めたわけではなく、初回でしっかり心を奪われ、誰にも渡したくないという気持ちにもなり、恋愛結婚に近い感覚で活動出来た事をとても感謝しています。
お仕事を終えて家に帰っても、次の仕事の準備でゆっくりする時間がほぼ無いと言っていたAさんが、彼女との連絡は毎日とっていたそう。
「今までの交際で、毎日連絡をしたのは彼女が初めて。こんな事、2度と出来ません」
と、笑っていたのがとてもお幸せそうでした。
いつまでも、お二人仲良くお幸せにね~