前回のブログでご紹介した、成婚カップルは実は男女共にワタシの会員さん。
※以外にエンマレッジ同士の成婚率高し??
通常だと、交際中の報告は月1回と決まっていますが
彼等の場合、月に3~4回は連絡取っていた気がします。
なぜかというと、3月の震災の影響があったからです。
それまでは、交際は順調に進んでいたのですが、
ある時男性側から
「彼女とはもう駄目かもしれないです」
そんな弱気な声で相談がありました。
彼の話によると
彼女が津波の映像に、かなりショックを受けている。
彼の家が海に近く、将来同居を希望されても住みたくないとの事。
結婚を意識してのお付き合いの中で
新居の候補地や子育ての環境、親の介護問題など
相手の生活環境は当然、条件の1つになります。
特に彼は長男なので、すぐに同居はないにしろ
全くないとも言い切れないところもあり、
彼女の中では、彼の実家の場所は重大な要素だったのです。
そんな時、あのショッキングな津波の映像・・・・
彼女の中で、結婚に待った!がかかってしまったのです。
彼の話だけでは、彼女の本心もわからずで
本当に津波のせいで嫌なのか?
もしかしたら、同居を嫌がる理由なのかもしれないし。
たとえ津波のせいだったとしても、いつくるかわからない東海地震のせいで、
関係が破談になるのも、何だかスッキリしないし・・・・・
困ったっ
とりあえず、彼女に聞いてみることにしました。
「彼の親の面倒を見たくないワケじゃないです」
「両親を大事にしたい気持ちもわかるし、私も同じです」
ただ、これから子供を生み、育てていく中で
ちょっとした地震のたびに、津波に怯える生活をしたくないとの事。
せめて、海の側じゃなかったら
こんなにも悩まずにいたのに。。。と彼女も辛そう。
今の段階では、良い返事が出来るかわからないとの事でした。
この様なケースは彼女のワガママとか、
努力して直せるモノではないだけに、とても難しい問題です。
日を改め、もう1度彼に連絡をとってみました。
そこで私が彼に伝えたのは、彼女との結婚を望むのなら
自分の要求ばかりでは先に進まないという事
相手の要望にも応えられる男性になりなさいと。
今の彼の要望は・・・
・結婚後は、実家のそばでマンションを借りたい
・ゆくゆくは同居の可能性も検討して欲しい。
この2つを同時にかなえるのは難しい。
どれか1つにすればいいのです。
◎実家の側にいたいなら、海より離れた山側に住めばいい。
◎同居希望なら、自分達で家を建てそこに親を招けばいい。
こうすればお互いが1つずつ自分の要望をかなえ、
相手の要望も受け入れた事になります。
すると、彼も
「自分の両親も交えて、もう1度話し合ってみます」
「彼女の気持ちも大事に考えます」
とのお返事でした。
どうなってしまうのか・・・・しばらく様子を見ることになりました。
つづく