牧之原市在住、34歳女性会員Uさんが成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は袋井市の40歳。
活動期間7ヶ月(内、交際期間3ヶ月半)で成婚退会です。
結婚相談所は、今回2回目の挑戦でした。
20代の時、親から「そろそろ結婚も考えなさい」と強く勧められ、某結婚相談所へ入会しました。
自主的に始めた活動ではなかったので、あまり真剣に活動していませんでした。
申し込まれたお見合いを、3ヶ月に1度受ける程度で交際に繋がる事はありません。
相談所の仲人さんへ相談や報告などもしないまま、気が付けば5年ほど経っていました。
『自主的に入会したわけじゃない』ことを言い訳にしていましたが、30歳を過ぎた頃になるとお申込みの数が減ってきている事を実感していました。
当時の私は、”結婚を目的”とした出会いに、不自然さを感じていたのかもしれません。
本当はもっと自然に出会って、恋をして、その先に結婚というルートを求めていたのだと思います。
そうこうしている内に、知人の紹介で知り合った方と交際に発展、結婚相談所は退会しました。
お互いに良い年齢だったので、当然、将来を考えた交際だと私は思っていました。
しかし交際1年を過ぎても、一向に結婚の話に進む事はありませんでした。
彼から「まだ、結婚は考えられない」と言われた時、結婚相談所での活動を再び考える様になりました。
Uさんの様に、結婚を目的とした相談所に抵抗を感じる女性も多いのですが、だからといって、自分との将来を何も考えてくれない人との交際も嫌だといいます。
結婚を考えていない方との交際で、気持ちに変化があった様です。
母からエンマレッジさんの記事を渡され、ホームページから皆さんの成婚エピソードを拝見しました。
今回は積極的に活動する事を考えていたので、「相談できる仲人さん」が必要でした。
面談の時には既に決意は固まっていたので、不安はなく、前向きな気持ちで入会をお願いしました。
熱心ではなかったとはいえ、5年近くも活動されていたので、活動の流れはしっかり理解されていました。
Uさんからも「今回は、自分としっかり向き合っていきたい」と、強い決心を感じました。
以前の相談所では、プロフィール写真はスナップ写真でよいと言われていました。
安くていい、とその時は思っていましたが、今回、エンマレッジさんに紹介された写真の出来栄えにビックリしました。
「プロに撮ってもらうとは、こんなにも違うんだ」
この年齢でお申込みが来るのか不安でしたが、20代の時よりも沢山のお申込みを頂くことが出来ました。
結婚相談所も会社によって、考え方やルールが違う事も改めて分かりました。
写真の重要性もそうですが、複数交際の有無や、交際の仕方まで、前とは色々な事が違っていました。
以前の所は、複数交際が認められず、もう1度会ってみたいと気軽にお返事できませんでした。
こちらでは、同時に何人でもお見合い・交際が出来るので、自分で納得して答えが出せました。
もちろん、複数交際にもエンマレッジ流のルールがあり、長期化しない様に、確認すべき点や会話のポイントなどもアドバイスしてくれました。
お見合いの時には良い印象を持っても、いざ交際になると、中々時間を合わせてもらえない方もいました。
複数の方と同時に交際出来た事で、この人に時間を掛けても仕方ない、という判断も出来ました。
交際が順調に進んだ方も出来ました。
愛知県の方でしたが頻繁に会えていたし、LINEも毎日やりとりしていました。
しかし3ヶ月近く会っていても、彼から将来の話を振ってくれる事はほとんどありませんでした。
私が結婚観の話を振ると、すぐに話題を変えてしまい、自分のしたい話(趣味)ばかりしてきました。
Yumiさんに相談すると、
「結婚相談所で知り合っているのに、結婚観の話題をしてこない人は、意識が低いか、もしくは、わざと避けているかのどっちかだと思う。」
「どちらにしても、あまりいい相手じゃないよね。」
本当にその通りだと思いました。
高い交通費を払って愛知県まで出向き、趣味の話をして帰ってくる交際に、モヤモヤした思いを感じていたタイミングで、1通のお申込みが届きました。
通常、3ヶ月近く交際している方には、新しいお見合いはおすすめしていないのですが、事情を分かった上でお見合いが成立しました。
彼の出現で彼女の婚活は大きく動きだしました。
悩んでいた時期なので、気分転換程度でお見合いを受けてみました。
お会いしてみたら、心に壁がなく話しやすく、そして私の話も丁寧に聞いてくれる人でした。
スムーズに会話が出来る事が新鮮で、同時に今のお相手とは交際終了の決心が固まりました。
前回の交際で反省した私は、初回のデートで結婚観の話題を出そうと心に決めていました。
聞きたいこと、確認したい事を一通り話したあと、彼から驚きの言葉が出てきました。
「実は今、資格の勉強で忙しい」
「友人との時間も大事にしたい」
交際が始まったばかりの相手に言う言葉なのか、と耳を疑いました。
「もしかして、この人も時間を無駄にするの?」
内心、イラっとしたのを覚えています。
資格の勉強は知り合ったタイミングもあるので仕方ないとして。
友人との時間を大事にしたいは、交際期間中の話なのか、結婚後の話なのかをしっかり確認した方がいいとアドバイスしました。
Yumiさんに言われた通り、彼の言葉をマイナスに受け取ってしまいましたが、言葉の意味をしっかり確認した方が良いと思いました。
忙しいと言っていましたが、その後も順調にお会い出来ていたし、彼からも積極的に誘ってくれました。
ご飯を食べに行ったり、ドライブしたり、隣で彼を見ているといつも笑顔の人でした。
会話の中で感じる、人への思いやりや気遣いの様子からも、最初の発言も「友人との時間を優先したい」という意味ではなかった事に気づきました。
前の交際相手は、彼の話が中心で「聞いて、聞いて」というばかりで、私に興味があったのかすら分かりませんでした。
彼は積極的なタイプではありませんが、私の事を知ろうとしてくれる、一緒にいて心穏やかにいられる人だと感じました。
私としては、真剣交際に進みたい気持ちでいましたが、彼がどう考えているのか、何に迷われているのか分かりませんでした。
Uさんの報告から、彼が自分の仲人さんと連絡を取っていない様だと聞いていました。
もしかすると彼も積極的に行動したくても、交際の進め方が分からないのかもしれません。
お相手相談所にも状況を伝え、真剣交際の後押しをお願いしました。
同時に、交際は男性が進めるルールじゃない事、思っている事は本人に直接伝えないと、結婚しても話し合いができない夫婦になるよ、とお話しました。
本当にその通りで、もっと突っ込んで聞ければいいのに・・・・。
しかし、いざとなると勇気が出ず、悔しく思った時もありました。
Yumiさんのサポートのおかげで、真剣交際に進む事ができましたが、ここからは2人で相談しながら決めていく必要があるのだと強く意識しました。
当初彼が話していた試験も近くなり、ゆっくりお会いする時間は減りましたが、その中でも他愛のない話をする時間を作ってくれたのはとても嬉しかったです。
また試験が終わるタイミングで、彼が結婚相談所の登録更新を迎えるとのことでした。
次回会う時には、今後の事をある程度しっかり話しておきたい、という申し出がありドキッとしました。
私自身は真剣交際に進んだ時点で、ある程度気持ちが固まっていました。
お会いした際に、プロポーズはまた改めてするけれど、自分の気持ちは固まっていること。
一緒に成婚退会して欲しいと言われ、喜んでお受けする事にしました。
後半は怒涛のスピードで話がまとまりましたが、更新のタイミングに背中を押されたのも良いきっかけです。
7ヶ月での活動期間を振り返ってもらいました。
結婚相談所に入会したのに、何の報告も相談もしないのなら自分一人で活動しているのと変わりません。
今回、2つの相談所、プライベートでの交際を経験し、私にはサポートしてくれる人が必要だった事が、はっきりと分かりました。
Yumiさんから頂いたアドバイスも、自分でも気づいていましたが、あえて気づかないフリをしていた部分でもありました。
毎回の交際報告は、自分の気持ちを整理したり、決断する良いきっかけになりました。
河原崎さんには毎回お見合いに立ち会って頂き、とても感謝しています。
お見合いに慣れていても、初対面の方とはどうしても緊張しますが、お顔を見るたびに安心感がありました。
お二人の温かいサポートをいただき、本当にありがとうございました。
婚活歴は長くても、気持ちが入っていない活動は意味がありません。
結婚願望がなかったUさんには、この過程が必要だったのかもしれませんね。
いつまでも、お二人仲良くお幸せにね~