島田市在住、31歳女性会員Nさんが、成婚退会の手続きに来てくれました。
お相手は33歳静岡市在住のMさん、同じくエンマレッジ会員さん。
交際期間5ヶ月間(内、交際期間3ヶ月)で成婚退会です。
入会のきっかけは、先に入会していたお姉さんの付き添いで来られた事でした。
姉から不安なので一緒に来て欲しいと、エンマレッジさんにお話を聞きに伺いました。
私は入会を検討していなかったのですが、お話を聞いているうちに、お会いする前から相手の経歴が分かること。
マッチングアプリとは違い、公的書類の提出や交際期限やルールがしっかりしていること。
何よりも、結婚という目的があって活動されている方ばかり、というのがとても魅力に感じました。
1人で婚活するよりも、仲人さんがついていてくれる方が自分には合っていると思い入会を決めました。
姉妹揃っての入会でしたが、お姉さん思いのとても優しい女性です。
話した感じは落ち着いた印象なので、大人しいタイプに見られがちですが、芯はとてもしっかりしています。
あまり器用なタイプではないとの事なので、フォローのある相談所での活動を希望されました。
先に活動していた姉からも「結構、年上からもお申し込みがくるよ」と聞いていましたが、やはり40代からのお申込みも多かった印象です。
私の希望は、静岡県中部・年齢±5まで。
趣味やPR文から、アウトドア派・アクティブに行動する方は自分に合わないと思っていました。
ご本人もいう様に、積極的すぎる方やアクティブに行動する方よりも、インドアで落ち着いた印象の方を選んでお見合いを受けていたそうです。
しかし・・・
何人かの方とお会いしましたが、私と似たタイプの男性は、お見合いでも大人しく会話に困ってしまいました。
お互いあまり話さないので、途中で何度も沈黙になり無言の時間が続く事も多かったです。
話も膨らめられない為、話すネタが途中で切れてしまいました。
お見合いをしていく中で、写真では大人しそうでも会ってみるとよく話してくれる方もいたり。
申し込みをもらったのに、あまり質問もなく興味なさそうな対応の方もいました。
Yumiさんからも「プロフィールの印象は、自分が作り上げたイメージだよ」と言われた通り、実際にお会いしてみると印象は随分違いました。
話した時の雰囲気や、まず結婚に譲れない条件を確認してから、交際に進むか決める様にしました。
私の譲れない条件は、「転勤があるか」「長期の出張があるか」です。
結婚しても1人の時間が多いのは嫌だったので、お見合いでは必ず聞く様にしていました。
自分の結婚相手のイメージ(条件)が、わりとハッキリしていたNさん。
どんなに好条件の人でも、静岡を離れる可能性のある方とのご縁は希望されませんでした。
入会から2ヶ月後、同じエンマレッジ会員のMさんとのお見合いが決まりました。
年齢・住所・写真の印象は、自分の理想条件に近いと思いました。
ただ、趣味が【マラソン】【ワイン】というのが、ストイックな人なのかも?と心配でしたが、それ以外の点はとても期待してお見合いに向かいました。
実際お会いしてみると、とても穏やかで優しく話をしていても楽しく感じました。
雰囲気もどことなく似ている気がして、迷わず交際を希望しました。
交際になってからも穏やかな雰囲気や優しい人柄は変わらず、このまま順調に交際出来ればいいなと思っていました。
Mさんとの交際を進展する前に、Nさんには事前にアドバイスする事がありました。
婚活において丁寧すぎる言葉遣いは、距離を感じるので早めに直した方がいいよ、ということ。
Nさんからの報告は、いつも丁寧な言葉ですが、丁寧すぎるあまり本音がよくわかりませんでした。
嬉しいのか、迷惑なのか、有難いのか、遠慮したいのか?
ビジネスではそういう表現をする事もありますが、婚活の場においては相手も困惑します。
Mさんは年齢も近いのだから、早目に敬語はやめる様に伝えました。
Yumiさんから指摘された、かしこまった言葉は癖になっていた所でした。
Mさんとは少しづつ距離を縮めていければと考えていました。
その後も頻繁にお会いする事が出来、ご家族の話や仕事の話。
結婚後に住みたい地域など、結婚観についての話も少しづつ出来るようになりました。
お相手のMさんからも、Nさんとの交際が楽しい。
長時間一緒にいても疲れず、結婚観のお話もスムーズに出来ていると報告がありました。
しかし、私が最初に伝えていた敬語に関して、未だNさんが抜けていないこと。
それが理由で、彼自身が2人の関係に壁があると相談がありました。
再度Yumiさんから、ご指摘を受けました。
2歳年上という事で失礼のないように、という気持ちから、敬語を止めるタイミングを完全に見失っていました。
逆に、Mさんに嫌な思いをさせていたのは申し訳ないと感じ、次回からは意識して敬語を使わずにいたら、以前よりも2人の関係が近づいた気がしました。
ほんの少しの意識で、空気感がこんなにも変わる事に驚きました。
帰り際、彼から真剣交際のお申込みを頂き、お受けする事にしました。
結婚相談所で活動している方の中には、相手との距離の詰め方が分からない人が結構います。
人に弱みや悩みを相談出来ない、誰に対しても一定の距離を保ってしまう、人の話を聞くのは好きだけど、話すのが苦手などなど。
聞いてみると、「自分をさらけ出して、拒否されるのが怖い」と答える方が多かったです。
丁寧に対応していれば嫌われる事はないですが、本音で向き合ってくれる信頼感は生まれません。
結婚相手を探すのであれば、自分からも一歩近づく努力が必要なのです。
真剣交際に入ってから、まだ確認出来ていないポイントがいくつかありました。
まず、彼に対して信頼感は生まれましたが、恋愛感情かと言われるとよく分かりません。
下の名前で呼んだり、敬語が抜けたのもつい最近の事です。
真剣交際の前は条件を優先に話してきましたが、その後は恋愛感情が芽生えるかを意識して会っていきました。
結婚の条件は十分に話し合えていたので、そこからは恋人同士の様なデートが多かったです。
手を繋いだり、2人の距離を近づけてみたりとスキンシップを取っていく中で、さらにお互いの気持ちが高まっていきました。
早目にお互いの親に挨拶に行く時期なども話し合えて、プロポーズをして頂く運びになりました。
婚活を終えた今、エンマレッジでの活動について伺ってみました。
自分からテキパキ動けるタイプではないので、期限やルールがあるのは決断のいいきっかけになりました。
また、毎回交際状況の報告をし、Yumiさんから後押しももらえるので「早く判断しないと」という意識になれたと思います。
特に、敬語以外にも私のLINE文章の長さも指摘頂いたのはとても有難かったです。
言葉ではうまく伝えられず、溢れた感情がそのまま文章の長さになってしまい、時として重い内容になってしまう事がありました。
その際、Yumiさんから「相手が送ってきた文章の長さと、同じ分量で送るのが丁度いいよ」と教えて頂きました。
そこからは意識して、伝えたい内容や熱量も合わせられる様になりました。
また、河原崎さんには、お見合いの立ち合いや日程調整なども素早く対応して頂き、満足のいった活動になりました。
お二人の成婚退会の時期は、お写真の洋服からも分かる通り少し前のおはなし。
先日、無事入籍されたとの連絡も頂きとても喜んでおります。
いつまでもお二人仲良く、お幸せにね!
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