コンスタントにお見合いの申し込みは来ているKちゃん(♀)ですが
中々、これだ!と思える人には出会えず・・・・。
初めは意気揚々と、お相手探しに精を出していたのですが
慣れてくると、どうしても中たるみの時期がきます。
また仕事が忙しくなったり、家族の問題が出てきたり・・・
「今、何だか積極的に婚活したいって気持ちになれなくて」
「中々いい人もいないし・・・・・」
そんな悩みを口する機会が増えてきました。
彼女の場合、自分がお申し込みをした人とはお見合いが組めないというのも
原因の1つかもしれません。
でも、Kちゃんの年齢で(もう40歳目前)休憩している暇はないよ?
「このまま独身でもいいのかな・・・って思いはじめてます」
私は、女性がどうしても結婚しなければいけないとは思っていないの。
結婚だけが幸せじゃないし、仕事にやりがいを持って生きていくのも素晴らしいと思う。
でも、Kちゃんの場合だとお姉さん2人は東京に嫁がれて、
今後もし両親が倒れたら必然的に、アナタが頼りにされると思うの。
「確かに、今実家にいるの私だけなんですよね・・・・・」
これでアナタが結婚していたら、3姉妹で協力しましょうとも言えるけど
実家にいる以上、負担はかなり大きいと思うよ。
1人でご両親をお風呂に入れたり、夜中にトイレの始末したりできる?
「絶対無理です・・・・・・」
今、ここで弱気になって休憩していたら、条件はもっと厳しくなるし
やっと自由になった頃には、今度は自分の介護の心配をする事になるよ?
それでも、本当に独身でいたいって思う?
それを聞いた途端
「・・・・・絶対それは嫌です!!」
「親の介護はもちろん、自分自身の介護問題まで考えていませんでした」
「落ち込んでいる暇なんかないですよね!」
そう言って、男性2人とのお見合いを了承し帰っていきました。
私は決して脅かしているわけではありません。
ただ、1人で生きていくという選択は、決して楽な道ではなく
「今が辛いから逃避したい」というだけで選んで欲しくないのです。
婚活もマラソンと同じで、疲れたといって休憩してしまったら
次に走り出すのには、相当な覚悟がいります。
また1度休憩してしまうと、またすぐに休みたくなってしまうものです。
特に30代の女性にとっては、その休憩時間がとても貴重なモノだったと
後から悔やんでも取り戻しようがありません。
例え、前ほどのスピードは落ちたとしても、1歩でも2歩でも前を向いて進んでいきましょう
歩き続けている限り、ゴールは必ず近づいているのですから